東海地方で2つ目のららぽーと「ららぽーと愛知東郷」は、愛知県東郷町の丘陵地にあるショッピングモール。この記事では、電車やバスで「ららぽーと愛知東郷」へ行くルートや乗り方を解説しています。「ららぽーと愛知東郷」へ行かれる際は、必ず事前にチェックしておいてくださいね。
東海地区で2店舗目「ららぽーと愛知東郷」
2020年9月にオープンした、愛知県東郷町にある「ららぽーと愛知東郷」は、「みなとアクルス」に続く愛知県・東海地方で2つ目のららぽーとで、平和堂などを核テナントとして、201店舗が軒を連ねる大型ショッピングモールです。
平和堂やダイソー、エディオンなどおなじみのチェーン店から、愛知県初となるショップまで、幅広い業種が集まり、子供から大人まで一日中楽しめそうなモールになっています。
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/togo/index2.html
ららぽーと愛知東郷は丘陵地に立地している関係で、鉄道の駅から遠く、公共交通機関で行くには、バスでのアクセスが必要です。どの系統に乗ったらいいのか、わからない人もいるかと思います。
そこで、忘備録として「ららぽーと愛知東郷」への行き方をまとめてみました。
今春からバスルートが拡充!
ららぽーと開業時にはまだ整備中だったバスロータリーが整備されたことで、この春より、ららぽーと方面へのバスルートが拡充され、以下のバスがららぽーと内のバスロータリーに発着します。
- 名鉄バス25系統(日進駅〜知立駅)「ららぽーと愛知東郷」新設
- 徳重駅からの直行バス
- 藤田医科大学病院から直行の「東郷・藤田バス」(平日限定)
- 東郷町コミュニティバス「じゅんかい君」各ルート
従来の「赤池〜豊田市」の名鉄バスが最大のメインルートであることは変わりありませんが、上記バスの新設で三河方面や名古屋市南東部からのアクセスが改善しています。
名古屋方面からの最寄り駅は「赤池駅」
「ららぽーと愛知東郷」は緑豊かな和合地区にあります。
和合地区へは、名鉄バスの「赤池〜豊田市」の系統が通っており、この路線の「和合西口」がららぽーと愛知東郷の最寄りバス停です。
名古屋市内の主要駅からの最寄り駅は「赤池駅」です。
赤池・豊田市経由(名鉄バス)での行き方
名古屋方面から
名古屋方面からは、地下鉄鶴舞線の赤池方面の電車に乗車し、「赤池駅」まで行きます。全ての電車が赤池まで行くので、どの電車に乗ってもOKです。
赤池駅に付いたら、後ろの階段を上がり、1番出口へ出ます。1番出口を出ると、目の前にバスロータリー(右手にマクドナルド)が見えるはずです。このロータリーの一番奥、①のりばからのバスに乗車します。
名鉄バスの以下の系統に乗車してください。バス前面または側面で系統番号を確認できます。
- 51 新屋経由「豊田市」行き
- 52 「三好」行き
- 53 衣が原経由「豊田市」行き
同じ乗り場から⑮「イオン三好店アイモール前」行きも出ていますが、この系統は「和合西口」へは行きません(時刻表にもららぽーとへ行かないと記載があります)
「和合西口」で下車したら、交差点で道路を渡り、立体駐車場脇にある入口より入ってください。立体駐車場の中を突っ切り、突き当りで右へ曲がるとエレベーターがあります。4階まで上がると、本館2階へ入れます(バス停からの所要約5分)
豊田方面から
豊田・岡崎・高蔵寺・東濃方面からは、名鉄「豊田市駅」または愛環「新豊田駅」で下車して、豊田市駅前から名鉄バスの「赤池駅」行きに乗車します。
- 51 新屋経由「赤池駅」行き
- 53 衣が原経由「赤池駅」行き
50番と52番は三好止まりなので「和合西口」へは行きません。
降りるバス停は同じく「和合西口」です。
東郷町内から「じゅんかい君」で行く
東郷町のコミュニティバス「じゅんかい君」の各ルートが「ららぽーと愛知東郷」に乗り入れています。運賃は100円(障害者は無料)で交通系ICカードも利用可能。本数が少ないので時刻表を事前に確認しておくことをおすすめします。
北ルートは日進駅からも乗車できますが、名古屋方面からは、赤池駅で電車の運賃が変わってしまう(名鉄の初乗りが加算されてしまう)ので、素直に赤池駅からバスに乗車することをおすすめします。また日進駅からは下記の名鉄バスも出ています。
知立駅・日進駅から行く(名鉄バス)
名鉄バスの25系統(知立駅〜日進駅)が「ららぽーと愛知東郷」に乗り入れしています。乗車方法は、赤池〜豊田市の名鉄バスと同様で、交通系ICカードが利用可能。
知立駅から乗車できるので、三河(刈谷、岡崎、豊橋など)方面からのアクセスに便利です。
同じく知立〜日進を結ぶ23系統はららぽーとへは乗り入れしません。
徳重駅から行く(直行バス)
地下鉄徳重駅から直通のバスが運行されています。運賃は250円(子ども・障害者130円)で、現金のみ(交通系ICカード利用不可)です。
1時間に1本で、名古屋市南東部や桜通線沿線からのアクセスに便利です。
豊明方面から行く(直行・平日のみ)
藤田医科大学病院から直行バス「東郷・藤田医大バス」が出ています。運賃は300円(子ども・障害者150円)で、交通系ICカードOK、平日限定で6往復の運行です。時間さえ合えば前後駅方面から乗り継げます(運行は名鉄バス)
ただし、ららぽーとへのアクセスと言うよりは、東郷方面から病院へのアクセスに重きをおいた路線であり、土日祝は運行されないので注意が必要です。
運賃はいくら?
バス運賃は以下の通り(いずれも片道・大人運賃)
- 赤池〜和合西口:250円
- 豊田市〜和合西口:590円
- 日進駅〜ららぽーと愛知東郷:230円
- 知立駅〜ららぽーと愛知東郷:570円
- 徳重駅〜ららぽーと愛知東郷:250円
- 藤田医科大学病院〜ららぽーと愛知東郷:300円
- じゅんかい君各コース:100円
ご自宅の最寄りからバス乗換駅までの運賃はジョルダン乗換案内などでお調べください。
徳重からの直通バスを除き、manacaなどの交通系ICカードに対応しています。(他の対応カード:TOICA・Suica・ICOCA・Kitaca・SUGOCA・PASMO・PiTaPa・nimoca・はやかけん。モバイルSuica・PASMOも利用可)
バス各線と地下鉄については障害者手帳提示で半額です(名鉄バスは10円未満切り上げ・地下鉄は10円未満切り捨て)
バスの乗車方法
路線バスに不慣れな若い人たちも結構いるはず。スムーズに乗車する方法を記載しておきます。
現金で乗る場合
乗車の際に整理券を取る
両替が必要なときは、停車中に運転手横の両替機で両替する
前方の運賃表示機で運賃を確認(番号は整理券に記載)
乗車前にバス停の運賃表で事前確認をしておくとスムーズです。
下車時に整理券と運賃を運賃箱に投入する
運賃箱はお釣りが出ないので、事前に両替をしておくとスムーズです。障害者手帳等は入金前に運転手に提示します。
交通系ICカードで乗車する場合
乗車時に入口のIC読み取り機にタッチ
「ピッ」となるまでタッチしてください。残高が0でも乗車はできます。エラーが起きる際は運転手に申し出ます。
チャージが必要なときは、停車中にチャージする
停車中に運転手に申し出てチャージしてください。乗車前に駅の券売機やコンビニ等でチャージしておくことを強くおすすめします。
下車時に運賃箱のリーダーにタッチ
運賃箱にあるIC読み取り機にタッチして下車します。障害者手帳等はタッチ前に運転手に提示します。
バスの頻度はどれくらい?
赤池駅から行く場合、「和合西口」を通る系統はデータイムはおおむね15分に1本のペースで出ています。豊田市方面からは、平日で1時間あたり3〜4本、土休日で2本程度出ています。
バスの遅延をできるだけ抑えるために
一部のバス路線はららぽーと愛知東郷アクセス専用の路線ではなく、地元住民の方が生活路線として利用されています。そのため、バスが遅延し周辺住民の生活にできるだけ支障が出ないよう、以下の配慮を行いましょう。
- バスの乗車に際しては、事前に乗車方法や運賃を確認しておくことが大切です。不慣れな若い人たちが下車時にスムーズに下車できず、バスが大幅に遅延することが他の路線でもよくあります。遅延を少しでも抑えられるよう、事前準備はしっかりと。
- 現金の両替、ICカードへのチャージは下車前にあらかじめ行うこと。とくにICカードのチャージはバス乗車前に駅の券売機やコンビニ等でチャージしておくことを強くおすすめいたします。