お待たせしました。今日は久々の鉄道模型ネタです。
鶴舞線の歴史=3000形の歴史
名古屋市交通局の地下鉄鶴舞線は1977年に伏見~八事で開業した路線です。その後の延伸で西は上小田井、東は赤池まで伸び、上小田井から先は犬山線、赤池から先は豊田線と名鉄の路線と接続。犬山線の犬山、豊田線の豊田市まで相互直通運転がなされています。
最初の開業時に導入されたのが3000形でした。3000形は交通局では初の20m車・新造冷房車・ステンレス車で、セミステンレス車体となっています。開業当初は4両で登場しましたが、その後上小田井延伸開業の際に6両へ組成変更がなされています。
老朽化に伴い後継車のN3000形が2011年より導入されはじめたため、3000形は2012年より順次廃止となっていますが、現在でも6編成が残り現役で活躍しています。3000形が見られるのも、あと数年といったところでしょうか。
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久々の交通局の鉄コレ
40年以上にわたり活躍している3000形のNゲージが初めて鉄コレで登場しました。
名古屋市交通局の車両が鉄コレで出るのは2012年に出た市電1400型以来7年ぶりで、事業者限定でないオープンパッケージでは初です。地下鉄では東山線の黄電以来10年以上の間があります。また、現役車両が出るのも初です。
プロトタイプは4次車の3123Hで、ドア横の鶴舞線ステッカーが5本線からシンボルマークに切り替えられた後の現在の姿で再現されています。ただし、鶴舞線ステッカーは印刷が潰れてしまってます・・・。
前面はどこか東急とか東武っぽい顔立ちですよね。そういや、昔のGMキットのオマケパーツで3000形を組んだ方も結構いらっしゃるのでは?
床下はグレー成形で、抵抗制御の装置がズラッと並んでいます。
赤い車両との中で
残念ながら他の鶴舞線車両(3050形・N3000形)は持ってないので、直通先の名鉄車両と共演です。
赤い車両に囲まれて走る銀の車両は際立って見えますね。
鶴舞線を走る車両ですと、群馬のペーパーキットメーカー・パーミルさんからN3000形と名鉄100系が出ていたかと思います。今度3050形も発売予定となっているので、興味ある方は作ってみてはいかがでしょうか?
余談ですが、パーミルさんの3050形キットは中間に3000形を2両繋げた3159Hも再現できるデカールが収録されているようです。なかなかやりますな(笑)
あ、言い忘れてましたがこの3000形で、なすのぞみずほ車両センター(笑)の所属車両が500両を突破しました!
そういう意味でも記念すべき車両となりました。
[鉄道模型]トミーテック (N) 鉄道コレクション 名古屋市交通局鶴舞線3000形 6両セット 価格:7,290円 |