
どうも、みずにゃんです。
今回はまちづくりシミュレーションゲーム「Cities:Skylines」に新登場のクリエイターパック(DLC)「Content Creator Pack: Shops of Shibuya」を軽くご紹介します。
クリエイターパックとは?
「Cities: Skylines」のSteam版は、Steamワークショップから「アセット」を導入することでバニラの状態では出てこないリアルな建物やプロップなどを配置することができ、この部分がプレイヤーから高い評価を受けています。
バニラ:「MOD」が適用されていない状態のもの。この記事では、もともと収録されているデータやコンテンツのことを「バニラ」と呼んでいます。
Steamワークショップで配布されるアセットには非常に高クオリティのものを創られる方もいます。
そんな中、ゲーム開発サイドが各国のクリエイターとコラボし、それぞれの国をテーマにした建物やプロップなどをアソートにした、「クリエイターパック」という名のDLCが公式より発売されています。
クリエイターパックは有料ですが公式(Paradox・コロッサルオーダー)が動作確認をしているバニラコンテンツなので、MODやアセットに不安がある人でも安心して導入することができる点が魅力です。
日本向けには、日本風の建物をアソートにした「Modern Japan」と日本の鉄道をアソートにした「Railroads of Japan」が既に販売されていますが、今回新たに「Shops of Shibuya」がリリースされました。
Cities:Skylinesは「2」が出て2年近く経ちますが、初代も日本や中国等のアジア圏ではまだまだプレイヤーが多く、現在でも初代向けの新作アセットを制作している日本人クリエイターを複数確認できます。
僕みたいに初代をずっとプレイし続けてきた人にとっては、「Shops of Shibuya」リリースは朗報だったかもしれません。
気になるクオリティは?
当初のアナウンス通り9月24日に解禁され、日本でも発売されました。Steamでの通常価格は800円。

「Shops of Shibuya」はタイトル名の通り、渋谷の商業施設をモチーフとしたらしい建物や公園などが収録されています。
グローバブルの商業建物がメインですが、これに2種の公園と3種のユニークビルディング(109・ホール・美術館)も収録。
渋谷ということで、SHIBUYA109をモチーフとした建物が入っています。
「Proppable RICO」MODでは「MP26」と検索することでこれらの建物をRICO化が可能です(動作確認済)

細部表現は申し分なく、現実味のあるデザインの建物がほとんどです。これなら、日本風の町並みに使えます。

ただ、バニラでも使われている看板プロップがこのパックの建物でも使用されていて、そのせいで”日本の建物”という印象がかなり薄らいでしまうのは大きな残念ポイント。
もうちょっとオリジナルデザインの看板バリエーションが欲しかったところです。
看板は「Hide it」MODを使うと非表示にできます。
109も雰囲気重視?
109についてはクリエイターの方が作られたアセットの109があるので比べてみました。
スケール感は概ね一緒ですが、リアリティはさすがにアセットのほうがリアルです。
「Shops of Shibuya」の109は各所がデフォルメされていて、側面のデザインは実物と似て非なるものになっています。
(公式が丸パクリしたら大問題でしょうから、この程度のデフォルメは致し方ない気がします)



とはいえ109の特徴的なスタイルはしっかりと再現できていて、雰囲気は申し分無いと思います。
コレは渋谷と関係ない・・・?
「Shops of Shibuya」には109のほか、ユニークビルディングとしてコンサートホールと美術館が収録されています。
これらも渋谷に元のモチーフがあるかと思い画像検索をかけてみたのですが・・・。

結論を言うと、この2つは渋谷と何も縁もない建物のようでした(笑)

コンサートホールは大阪の「ザ・シンフォニーホール」がモデルで間違いないでしょう。
ザ・シンフォニーホールは国内唯一のクラシック専門ホールで、大阪駅から北西に進んだところにあります。
渋谷の建物じゃなくて↓のあたりの建物と並べるほうがリアルですね(笑)
美術館に至っては・・・画像検索でもヒットせず!
おそらくオリジナルデザインの建物でしょう。
でも、リアルにありそうなデザインをしているのでモチーフが何なのか気になるところです(笑)

既存のアセットとセットでどうぞ
ありがたいことに渋谷の主要建物や名所はCities:Skylinesで↓のようにたくさんアセット化されているので、これらのアセットとセットで充分楽しめるかと。
いろいろとツッコミたい点はあれど、800円の価格を考えるなら全然妥当なクオリティだと思います。
ぜひとも購入してクリエイターさんを支援しましょう!

(おわり)


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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