【レビュー】AAC対応!ダイソーの新1,100円完全ワイヤレスイヤホンを聴く

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みずにゃん

ダイソーから、1,100円の完全ワイヤレスイヤホン(フルワイヤレスイヤホン)の第2弾が登場!今回はSBCの他にAACにも対応し、使い勝手が向上しているのだとか。今回は早く手に入れられたので、早速聴いてみました!

ダイソーの1,100円完全ワイヤレスイヤホンに早くも第2弾が登場!

今春に出たダイソーの1,100円完全ワイヤレスイヤホンは、ものすごい話題となり、一時は品薄になるなどしてなかなか手に入らなかった思い出があります。
僕も入手が完全に出遅れてしまい、レビュー記事は波に乗せることができませんでした・・・。

今回、Twitterのフォロワー様から“ダイソーにAAC対応の完全ワイヤレスイヤホンが出ています!”との情報を受けて、ダイソーに急行。今回は近所の店舗に潤沢に置いてあって、助かりました。

ということで、ダイソーの1,100円の完全ワイヤレスイヤホンの第2段として、“AAC対応”のモデルが追加されました!

AACとは?

AACは音楽コーデックの一つで、とくにAppleがよく採用しているコーデックです。Bluetoothの世界では、一般的にSBC、AAC、aptX、aptX HD/LDACがコーデックとして採用されていますが、後者になればなるほど音質は上がります。

これまでにレビューしてきた安価なフルワイヤレスイヤホンであるダイソー1,100円完全ワイヤレスイヤホン、XiaomiのBasic2、サンドラッグで買ったBT7-TWSはSBCのみの対応です。一方で、DENON AH-GC30はaptX HDに対応しハイレゾ音源対応ですがその点高価です。

今回のダイソーの新完全ワイヤレスイヤホンは、AAC対応なので、iPhoneやiPadなどのApple端末ではAACコーデックでの接続となり、SBCのみのイヤホンに比べて音がいいかも、です。めちゃ期待が上がりますね(笑)

サイズは大きいが、使い勝手も大きく向上

今回のダイソーの1,100円新フルワイヤレスイヤホンは、ダイソーオリジナル製品ではなく、株式会社ラティーノ・エコラ事業部の商品です。同社はBluetoothスピーカーやワイヤレスマウスのラインナップではもうすでにおなじみとなっているメーカーさん。今後は無線機器を中心に勝負を仕掛けていくものと思われます。

パッケージには「TWSイヤホン1」と書かれていて、「2」以降の展開も期待できるようになっています。すでに企画中なのかもしれませんね。

中身は本体、ケース、充電ケーブル、取り扱い説明書。

本体のサイズは第1段に比べると大きくなってしまいましたが、ケースが正方形に近く、他のアイテムと判別がつきやすくなっているような気がします。

取り扱い説明書は100円ショップの製品とは思えないくらいに丁寧に記載されていて、わかりやすい解説なのに好感が湧きます。

イヤホン本体は、ボタンが一つ付いています。このボタンを押すことで再生コントロールや、ハンズフリー通話、そしてSiriやグーグルアシスタントの音声アシスタントの起動も可能になり、多機能になっています。

ペアリングも使い勝手が向上。ケースから取り出すだけで電源がオンになりペアリングが自動的に始まる仕組みとなっています。第1弾のダイソーオリジナルと比べて、使い勝手が非常に良くなっているのが特徴のひとつともいえます。

充電ケーブルはmicroBタイプで、おそらくですが他社のmicroBケーブルでも問題なく充電できるものと思われます。バッテリーはカタログスペック連続再生6時間で、これまでの激安イヤホンでは長い方となっていますね。

気になるAACコーデックの音は?

今回は、AACに対応しているiPhone SE(第2世代)と、いつものV60 ThinQ 5Gで試しました。どちらの端末でもAACコーデックでの接続が可能になっています。

V60 ThinQ 5Gの開発者向けオプションでも、コーデックがAACになっていることが確認できた

音は正直なところ、う〜ん、といった感じです。第1弾のダイソーオリジナルと比べると低域のゴリ押しはなくなったのですが、強ドンシャリサウンドなのでこもり具合が強く、ザラザラモコモコとしたチープな音立ちです。なんかアクリル板一枚挟んで聴いているかのような印象さえも受けます。

個人的には透明感が不足していると思います。BT7-TWSでもここまでモヤッとした音じゃないので、BT7-TWSが買える環境なら、BT7-TWSのチョイスのほうが良さげかな、と思います。なんかAACの恩恵は残念ながら薄いかな、と思いました。
ひょっとして、エージングで化けるのでしょうか?

2端末で聴いてて思ったのですが、V60 ThinQ 5Gのほうがパワフルで安定した音作りをしているな、と思いました。余談ですが・・・。

音は残念だったが確実に進化はしている

AAC対応だっただけに音質に期待しちゃったのですが、個人的にはまだ第1弾のダイソーオリジナルのパワフルなサウンドの方が好みでした。もうちょっと透明感や解像度が欲しかったところです。

とはいえ、カタログスペックでのAACへの対応や、使い勝手の向上については、1,100円とは思えない進化ぶりで、個人的に驚かされました。ラティーノさんのフルワイヤレスイヤホンにはまだ続編があるような商品タイトルなので、ぜひとも「2」以降に期待したいな、と思っています。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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