【鉄道模型をはじめよう!】#11(番外編)2019年のNゲージ動向

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今日はこんな記事です

鉄道模型をこれからスタートしようと思っている方へ読んでいただきたい「鉄道模型をはじめよう!」の連載を再開しました。前回から1年が経ってしまいましたので、今回は去年、2019年のNゲージの動向を振り返り、簡単にですが解説したいと思います。

「鉄道模型をはじめよう!」連載再開

旧ブログからの記事移転が一段落ついてきましたので、1年ほど休載していました鉄道模型ビギナーさんへ贈る「鉄道模型をはじめよう!」シリーズの連載を再開しようと思います。

過去に連載として公開した全10回の続きを、シーズン2ということにしてお話を続けていきたいと思います。

これから鉄道模型を始めようかと思われている方は、過去公開しましたシーズン1をまず先にご覧ください。

今日のテーマと今後の更新予定

「鉄道模型をはじめよう」の連載は、過去の連載と同様、月2~3のペースで更新していこうと思っています。

今日は、前回から1年空きましたので、特別編として、去年2019年のNゲージ業界の動向を解説したいと思います。

■今後の更新予定

【第1章 鉄道模型のABC】

#01 鉄道模型と鉄道玩具(おもちゃ)の違いって?
#02 鉄道模型にはどんなスケールがあるの?
#03 鉄道模型の楽しみ方

【第2章 Nゲージを始めてみよう】

#04 Nゲージのメーカーたち
#05 Nゲージのレールについて
#06 パワーパック(コントローラー)について
#07 スターターセットから始めよう!(走行に必要なものは?)

#08 Nゲージはどこで買うの?

#09 実際に走らせてみよう!

#10 鉄道模型はメンテナンスが命!

#11 2019年のNゲージ動向 ←今日ココ

#12 Nゲージのカプラーについて

#13 鉄道コレクションの遊び方

#14 レイアウト(ジオラマ) 基礎編

#15 レンタルレイアウトへ行こう!

#16 レイアウト(ジオラマ) ミニジオラマを作ってみよう!

以下、企画中・・・。

意欲的な新製品が続々

■各社の動向

2019年は新製品に恵まれた年となりました。

ここ数年TOMIXや鉄コレといったトミーテック勢から、これまで同社で製品化されてなかった車両が続々と製品化されています。去年はJR西日本の定番車両で新快速を中心に活躍する223系2000番代が製品化されトピックとなりました。その完成度も高く、売れ行きは好調です。同じくJR西日本の車両では、関空特急「はるか」用の281系もついに登場し、バリ展でキティ塗装まで続々と出す勢いっぷりです。TOMIXでは、KATOなど他社が先行するもココ最近再販がなされていない車両が多いことは特筆に値します。

https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98327.html

KATOからも積極的な製品化が行われました。なかでも、JR四国2000系は製品化発表時から大きな話題となり、発売後即メーカー完売する勢いとなっています。また、 285系や313系50000番台などリニューアル再生産も積極的に行われています。

https://www.katomodels.com/product/n/jrs_2000

マイクロエースやグリーンマックスは発売済の形式のバリエーション展開が中心です。ただしGMは関東私鉄などの新型車両を製品化するなど、話題車種の新規追加にも力を入れています。また、GMでは前面方向幕の点灯が標準装備となり、京急を皮切りに、順次リニューアルが進んでいます。

その他では、ポポンデッタがJR九州305系で電車に参入。度重なる延期や初期不具合があったのが悔やまれるところです。

https://popondetta.com/maker/?p=261

■ラッピング車両や豪華列車が登場

去年は各社”限定品”を銘打った製品が数多く登場しました。とくに、ラッピング車両は既存製品のバリ展で済むため、各社から続々と製品化されました。E233系0番台の記念ラッピングのように複数社で競作となったものまで登場しています。

なかでもラッピング車両に力を入れていたのがグリーンマックスです。阪神や京急を中心に私鉄車両のラッピング車両が多かったのが印象に残っています。

京急セガトレインもそのひとつ。とくに京急はリラックマやすみっコぐらしなどラッピング車が豊富だ

その一方で、クルーズトレインなどの豪華列車や観光列車の製品化にも恵まれました。とりわけ「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」はTOMIXとKATOの競作となり「四季島」「ななつ星」では先行していたKATOが後攻に。蓋を開けてみれば、先行したTOMIXはプログレッシブグレードの力を発揮して内装やライトギミックなど細部まで凝った作りに、後発に回ったKATOは外観をビシッと決めてきてコストパフォマンスの高い製品に仕上げてきて、予想通り両者ハイレベルなクオリティになっています。

瑞風はTOMIX(左)とKATOがここ数年ではハイレベルな競作となった

レイアウト関連も充実

2019年は、レイアウト関連もまた充実しました。

TOMIXからは、高架関連のアイテムが更に充実。京急蒲田のような立体要塞までも、ついにNゲージの世界でも手軽に楽しめるようになったのです。

https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/3260.html

一方のKATOでは、貨物駅を手軽に再現できるプレートセットが発売。これまでありそうでなかった貨物駅をお座敷レイアウトでもすぐ再現できるようになったのは、ぜひとも歓迎したいところです。

https://www.katomodels.com/product/n/freight_depot

新製品だけではありません。TOMIXの黎明期からある既存ストラクチャーや、グリーンマックスのストラクチャーキットも次々とリニューアル再生産がなされました。

今年こそNゲージをはじめよう

ということで、2019年の動向を簡単ですが解説しました。

今年も注目製品が数々登場するものと思われます。

みずほちゃん
みずほちゃん

今年こそNゲージをはじめてみませんか?

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