鉄道模型で必須ではないけどやっぱり欲しくなってくるのが”室内灯”です。そこで、一度挫折した「テープLED自作室内灯」にリベンジしてみました。構造を見直し、前回の試作時に多かった接触不良を改善。その光り具合は!?
一度は挫折
鉄道模型で必須ではないけどやっぱり欲しくなってくるのが“室内灯”です。
レンタルレイアウトへ行って走らせてると他のお客さんが室内灯をフル装備してるのを見ていいなぁと思ったりすることもよくあります。
しかし、模型店で買える室内灯はどれもコストがかかるもので、長編成にしていくとウン千円掛かってしまうのです。ポポンデッタの室内灯なんかも性能はいいのだけれどお値段がすごいものでして(KATO車両用のCタイプが850円、登場予定のAタイプは890円もします)
そこで、以前テープLEDで作れる自作室内灯を試作してみたのですが、
- 光量の面
- 接触の面
の2点がネックとなり、挫折せざるを得ませんでした。
しかし、それから2年が経ち特急車両や客車車両が増えてくると、やっぱり室内灯が欲しくなってしまいます。
そこで、前回の試作をベースとした“改良版”で再チャレンジすることにしたのです。
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構造を変更し再チャレンジ
用意したもの
- テープLED(前回使用したのと同じもの)
- ブリッジダイオード(前回使用したのと同じもの。大須1アメのボントンさんで購入)
- セラミックコンデンサ(必須ではない。チラツキ低減試験用。ボントンさんで購入)
- 燐青銅板(東急ハンズで購入)
- 電子工作用ハンダ(ダイソーで購入)
- はんだごて(ダイソーで購入)
基本となるテープLEDとブリッジダイオードは同じものです。
銅板については錆びてしまったため、純正の集電板でも使用されている燐青銅板を今回用意してみました。
<参考:ブリッジダイオードの価格比較(20個あたり)>[1]※ブログ執筆時点・消費税8%時点での価格です
Amazon | 千石電商 | 大阪日本橋のデジット | 名古屋大須のボントン |
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¥158〜199 | ¥1,000 | ¥1,000 | ¥1,080 |
使用するハンダごてはダイソーで昔購入したものを使っています。1000円くらいするメーカー品も持っていますが、それと性能は変わらず高コスパです。現在は20Wと30Wタイプが500円のようです。
接触構造を変更
今回は集電構造を変更してみました。
KATO車両については、ブリッジダイオードから伸びる燐青銅板を、直接床下集電板に差し込むことにしました。
このやり方なら接触が外れて光らなくなるという問題は起こりにくくなります。
TOMIXのトレーラー車も同様の方法が可能であることが判明したため、同様に燐青銅板を床下の集電ウエイトに接触させています。
同じテープLEDを使用するため、光量はそのままですが、夜景なら問題ないと判断しました。
今度は成功するか?
光量は充分でした!
大須ポポンデッタの夜景モードでテストしてみましたが、光量は充分出ていて問題なし、接触の問題もありませんでした。常点灯にも対応できます。
個人的にチラツキが気になるところですが、個人的に遊ぶだけならこれでも充分かなと思いました。
スプリングタイプも試作予定
現在はKATO車両に対応する集電板タイプのみですが、TOMIX動力車やマイクロ・GM車両向けのスプリングタイプも今後試作の予定です。
完成したら、また報告したいと思います。
脚注
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