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㈱ベクトル様の新しい作例掲載サイト「Vector Theme Showcase」にて、当ブログの情報を掲載いたしました。Katawaraでこんなブログ作れるんだな、という参考になるだけでも嬉しいです。
一応依頼受付中という体にしてはいるのですが、流石に依頼は来ないと思ってます(苦笑
今年の春にデビューした近鉄の新型名阪特急・80000系「ひのとり」は赤い流線型ボディにハイデッカー構造のプレミアムシート車両が特徴です。この「ひのとり」のNゲージがTOMIXから製品化されましたので、発売日に購入して新旧名阪特急を並べてみました。
新型特急「ひのとり」降臨!
今年の春、近鉄に新たな特急が仲間入りしました。80000系「ひのとり」です。
「ひのとり」は、アーバンライナーに代わる名阪特急用の新しい車両です。赤い流線型の車体デザインとし、先進的でスピード感を表現しつつ、上品さも兼ね備えた車両コンセプトとなっています。その高いデザイン性は一般にも高く評価され、2020年のグッドデザイン賞(ベスト100)や2021年ブルーリボン賞も受賞しています。
「ひのとり」という名称は、先進的でスピード感ある車体フォルム、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインに加え、ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する気品ある車両のイメージを、翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」に重ね合わせて命名しました。
https://www.kintetsu.co.jp/senden/hinotori/about/index.html より
車内設備も充実。全席にバックシェルシートとコンセントを設置。先頭車はアーバンライナー系のデラックスシートからプレミアムシートに格上げ。プレミアムシート車両はハイデッカー構造で眺望を楽しめるよう配慮されています。カフェスペースも付いていて、これまで以上にゆったりくつろげます。
「ひのとり」は今年3月のダイヤ改正で6両編成がデビューし、その後8両編成も導入されました。現在は大半が甲特急(停車駅の少ないタイプ)で運用されており、一部で乙特急(四日市や名張に停車する停車駅の多い系統)の運用もあるようです。「ひのとり」の導入でアーバンライナーが乙特急や伊勢志摩特急に運用が移ることとなり、その玉突きで新塗装化されなかったスナックカーの系統が全廃となる予定となっています。
運行開始とともに発売アナウンス
「ひのとり」は、「しまかぜ」以来の近鉄の目玉の新型とだけあって、注目度の高い車両です。プラレールではいち早く製品化がなされ、すでに発売されています。街づくりゲーム「シティーズスカイライン」でも早くも有志の方が「ひのとり」のアセットを配布されています。
Nゲージでは、TOMIXが運行開始とほぼ同時に製品化のアナウンスを行いました。TOMIXはビスタカー、アーバンライナー(Plus含む)、しまかぜと人気特急車両を製品化してきた実績があることから、今回もTOMIXでは無いかと薄々思ってたら、案の定でした。注目の車両ということもあり、発売前時点ですでにメーカー完売となっています。
製品は最初に登場した6両編成を再現しています。
「ひのとり」の車体色は鮮やかで明るめの生き生きとした色です。個人的には雰囲気が小田急のGSEに近いかなと思いますが、GSEよりも彩度が高めです。
先頭車は先述の通りハイデッカーで、模型では中間車とは異なった趣をしているのが分かりやすいと思います。車内もプレミアムシートの配置をうまく再現できています。
車体の「ひのとり」ロゴ、プレミアムシートロゴは緻密に印刷されていて、好印象です。
動力についてはいつものTOMIXということもあって、とくに問題は感じられません。
赤色の特急はカッコイイ!
近鉄で赤色の特急を導入したのには、最初はかなり驚きました。デザインコンセプト的には小田急GSEが近いかな、と思ったのですが、いざ実車が登場してみると、優雅さを第一に感じられる、近鉄らしいスタイリングだなと思いました。
青い「しまかぜ」もとても優雅でカッコイイですけど、やっぱり特急は赤でなくっちゃな、と思った次第です。
赤い私鉄特急を並べてみました。いずれも眺望を特徴としている車両で、どれもカッコイイなと思います。東の小田急と西の近鉄はデザインレベルが高く、どっちも乗ってみたいですね。コロナが収まった暁には、この「ひのとり」に乗って大阪へ遊びに行きたいものです。
正直言えば、GSEのときも同じことを思いましたが、「ひのとり」のデザイン&スカーレットで名鉄が出せよ、と思ってます。そろそろ名鉄もこれくらいにカッコイイ特急を出してくれないのかなぁ・・・。