LGの2画面フラッグシップ「V60 ThinQ 5G(L-51A)」を買っちゃった(前編)

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今日はこんな記事です

G8X ThinQを導入して一ヶ月しますが、ドコモ回線での利用にちょっと問題がありました。そのタイミングで後継モデル「V60 ThinQ 5G」の未使用品が値下がりしたので、購入しました。同じLGの2画面スマホでコンセプトも同じですが、この2モデルは何が違うのか、気になったので見てみました。

“2画面スマホ”の歴史

1ヶ月前に購入した「G8X ThinQ」というスマホは、いわゆる”2画面スマホ”とか”折りたたみスマホ”というカテゴライズに属しています。

2画面スマホの源流をたどると、その源流はまさかのソニーのタブレットで、Sony Tablet Pでした。スペックの低さや当時のAndroidの完成度の低さがネックになり売れませんでした。
続いて、NECがドコモから初の2画面スマホとしてN-05Eをリリース。こちらもスペックの低さが引っ張ってしまい、売れず。

それから数年時は経ち、2018年。またもドコモから中国ZTE製のM Z-01Kが登場。スペックもハイエンドとなり、メインスマホとしても活躍できるスペックになったのですが、その矢先にZTEが米国の圧力を受けてしまい、失速。

LGがG8X ThinQを出したのは、その”M”が出た翌年の末。Mでできなかった同時操作を実現し、定価も抑えたことで人気モデルに。

その後継として去年出たのが「V60 ThinQ 5G」で、コンセプトのそのままに、画面の大型化と5Gへの対応が図られました。しかし定価がG8Xの2倍以上に膨らんだ(他社ハイエンド並みになった)ことで、人気は出なかったようです。

秋にはミドルモデルとして5G対応でデザイン性を高めた「VELVET L-52A」が登場。結果として、このVELVETが日本で正式展開された最後のLGスマホとなってしまいました。

G8Xで感じた不満点

話がそれちゃいましたが、G8X ThinQを1ヶ月ドコモ回線(ahamo)で使用していました。G8Xの使い勝手は最高で、スマホとしての完成度は100点満点だと思ってます。

しかし、G8X ThinQはソフトバンク専売端末だったことから、対応BANDがソフトバンク向けとなっています。ドコモ回線ではプラチナバンドを掴むことができません。

通常の使用で、安定してドコモ回線を掴めてはいるし音声通話も非VoLTEながらそこそこクリアですけど、それでも2度ほど急に4Gエリア内で圏外になってしまうことが2度ほどありました。
また、テザリングを入れると正常に電波を掴まなくなる問題も確認できました。どうやら、SB系以外のSIMを入れるとうまくテザリングが動作しないようなのです。

前者はともかく、テザリングが使えないのは死活問題。端末の初期化を含め対応策を考えていたところ、ある一報が耳に入ってきたのです。

イオシスがドコモ版「V60 ThinQ 5G L-51A」の未使用品を値下げする、とのニュースでした。

未使用品を購入

売れなかっただけあってか、最近になって未使用品のヤフオク・メルカリでの相場が急に崩れだし、74,800円で出していたイオシスさんでも一気に2万円下げの54,000円にプライスダウン。
家電量販店を中心に、3Gからの乗り換えで一括0円・1円の施策が取られている関係かもしれません。

5月末、30台ほど入荷して値下げすると、なんと1日ほどで即完売。週明けの今月頭に再補充がかかり、こちらも完売という勢いです。

最初はG8X買ったばかりだし、と指を咥えつつもスルーしていました(笑)。ですが、4万円の中古で買ったG8Xのテザリングで悩まされていた僕にとって、5Gでドコモのお墨付き未使用品が5.5万というは魅力的な価格です。6ヶ月保証付いてますし。

悩むならG8Xから移行してしまえ、と思った頃にはイオシスで2度完売した後でした・・・。

・・・と思ってたら、少量がまた補充にかかったので、即確保しました。この補充分も未使用品2個のみだったようなので、当日中に捌けてしまったみたいです。

トータルの完成度はG8Xと大差なし?

元箱はG8Xと同じ作りです。

付属品は、Dual Screen(充電アダプター付)、SIMピン。G8Xで付属の単体使用向けのケースは入っていません。テレビ機能も省かれたのでアンテナケーブルもなくなりました。

質感はなんとG8Xのほうが高いです。G8Xでは本体裏側の出っ張りが一切ないことが好感持てます。その点V60はカメラ部の盛り上がりがあり、ドコモ5Gロゴが入ってしまっている点がマイナス。

Dual Screenも、G8Xのほうが梨地で、V60が凸凹の表現なので、G8Xのほうが高級感があります。また、開口部が広いG8Xはつけ外しが容易ですが、V60の開口部はカメラ部のみのため、最初のうちは外すときにコツが要ります(ただし、慣れの問題)
あと、Dual Screenの端子が統一されていないのは残念に思います(使い回せない)

気になったのが、Dual Screenの充電アダプターの外れやすさ。iPhone12のMagsafeやApple Watchの充電器のように磁力で付きますが、その磁力が弱く、外れやすいです。G8Xも外れやすいです。古いMacBookのような強力な感じが良かったです。
テーブルやスタンドの上であれば無問題かもですが、枕元とかだと不意に外れて朝起きたときにバッテリー残量で青ざめることもあるかもしれません。確実に充電するなら本体を外した上でケーブル直をおすすめします

画面は6.4→6.8のサイズアップ。有機ELなので発色が美しく、動画もクリアです。体感以上に画面は大きく感じますが、手に持ったときのボディサイズはそれほどの差を感じませんでした。フィーリングはいい感じです。

使い勝手はG8Xと全く同じです。ゲームをしながらSNSができたり、マップを見ながらバスの時刻を調べたり、といろいろできます。つまり、超絶快適。

ワイドモードに関しては、有志の方が「WideMode for LG」というアプリを出していて、これを使えば多くの非対応アプリでもワイドモードにできます(ヤフオクやピグパーティなど使用できないアプリもあり)


まだいろいろ書きたいことはあれど、これ以上書いていると長くなっちゃいそうなので、次回の記事に譲ることにします(後編も見てね)

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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