ZJ485系のバリエーション
アキア→プラスアップの「ZJゲージ」485系300番台は、ベーシックな国鉄色の他、多彩なカラーバリエーションが展開されました。
第1段で登場したのは国鉄色と“ひたち色”で、以前私がボックスで購入したものです。その後も増備が続いて、ダブリをドナドナした結果、国鉄色11両とひたち色8両が”てつぱら鉄道Zゲージ車両センター”に所属しています(笑)
その次に出たのはネコパブから出た雑誌『ZJゲージ完全マニュアル2006』に付録して封入された九州のレッドエクスプレス。雑誌の付録ということもあってタマ数が少なくレアな存在のようです。
そしてこの雑誌には第2弾の製品化が予告されており、第2弾も発売されました。第2弾は「白鳥カラー」「かがやき・きらめき」「スーパー雷鳥」の3種で、1ボックスに動力車1両・パワーパックが必ず入るという改善もなされています。
先述の雑誌には第3弾として”ボンネット車”、第4弾の”パノラマ車”も計画されていたようですが、ついには幻となってしまいました。その後はバリ展追加をせず、既存製品のブラッシュアップ(セット化やパンタの金属化)とレールの拡充に力を注いでいました。
金型は更にテラネッツに引き継がれ、車輪の改良がなされた489系白山色が登場しています。
上沼垂色
このブログ、執筆までかなり遅れているのでもう数ヶ月前のことですが(笑)、大須のポポンデッタに第2弾の“白鳥カラー”1編成とレール・パワーパックのセットが売られているのを見て、買ってしまいました。
「白鳥」用に用いられた編成は、JR東日本の上沼垂(現在の新潟車両センター)に配属されたため、一般的には“上沼垂色”と呼ばれています。
塗装のムラも少なく、全体的な出来は第1弾のときとそんなに大差ない感じです。
浅草のロクハンへ持ち込みましたが、なかなか様になっていると思います。デフォルトでは脱線頻発しますが、車輪の小径化をすればこのロクハンのレイアウトも余裕で走れるようになるとのことなので今度先頭車の小径化にチャレンジしたいところです。
レールと電池式パワーパック
第2弾に封入されたレールとパワーパックは第1弾とは異なるもので、互換性はありません。
レールは簡素ながら道床付となり、曲線のみです。10本でエンドレスが組めます。
電池式(単4電池3本)のパワーパックはかなり小型で、スピード調整などの高度な機能はついていないものの、1編成を走らすのには充分な感じでした。
手のひらで収まるのがZゲージの魅力。今はない存在ですが、中古でも比較的簡単に手が入り、しかも安いのでZゲージを始めるのにもちょうどいいです。Zゲージの敷居を一気に落としてくれたという点で、ZJシリーズの意味合いは大きかったといえますね。
余談ですが、ボンネット車はついに今年ロクハンから製品化されることになりました。
[鉄道模型]六半 A900-1 ロクハン Zゲージ総合カタログ 価格:1,243円 |