どうも、みずにゃんです。
家パソコンの取替計画
今回、家用パソコンの置き換えを検討することにしました。家にはiMacがありますが、やはりデスクトップPCはスペックがいい分使い勝手に劣ります。固定に場所に腰を据えて作業するのは結構負担です。また設置場所の制約があるのも悩みポイント。
それに、MacパソコンはWindowsと比べてできることに限りがあり、普段使用しているHUAWEI MateBookでWindows環境にも慣れたので、フレキシブルに使えるWindowsノートかタブレットを導入しようかと考えるようになりました。
ノートやタブレットにすることで設置場所を固定する必要がなくなり、家中どこでも手軽に使えるようになります。それに外への持ち運びも可能なのでMateBookの予備機・代替機としても運用させることができます。ノートパソコンの性能向上で、デスクトップPCを用意する必然性も今はありません。
Windows11をクリアする第8世代Core以降・RAM8GB以上のスペックで探してみることに。
第8世代Core i5のThinkPadがなんと2万円!
ちょうどこのタイミングで職場の人の私物PCが壊れ買い替えることになりました。スペックや予算の条件も近いため、あわせて探してみることにしました。
いろいろ探しているうちにたどり着いたのは、以前iMacでお世話になっている「Qualit(クオリット)」さんでした。
Qualitとは
「Qualit」は法人向けPCレンタル事業を展開する横河レンタ・リースの個人向け中古PC通販です。
Qualitで販売されるパソコンはすべてレンタル落ちの個体で、法人ユーザーへ大量に納入し契約期間後に返却されたものから状態が良いものを厳選。中古品は一点ものが多い中で、Qualitはビジネスモデル上複数の在庫を用意できることから、他店と比較して安価な価格を実現しています。
そのQualitに「ThinkPad L580」が複数在庫で並んでいました。
スペックは第8世代のCore i5 8250U、RAM8GB(最大32GBまで増設可能)、SSD256GB、フルHD液晶、とスペックは充分。
ランクはバリュー品。動作確認はすべてOKで1年保証付きですが、外観チェックを省略することで価格を抑えたランク付けです。詳細チェックをしてないだけで傷だらけのが届くわけではなく、普通に外観A~Cのいずれかの個体がやってきます。
気になるお値段は・・・
税込20,900円!(在庫処分セール)
他店で同等スペックのPCを買うなら2倍くらい予算が必要。超お買い得!
なので数十分調べているうちにみるみる在庫が減っているので、1台を職場の人へ譲渡する前提で、思い切って2台注文。注文してすぐ、在庫切れ表示になったのでタイミングが際どかったみたいです(笑)
使いやすい!
数日後に届いたThinkPad L580。細かいスレ傷はありB~Cランク程度(良品)ですが、目立つ傷はなく中古品としては上々です。
ただし消耗部品の個体差はどうしてもあります。あとに開けた1台はぱっと見でもわかるくらい黄色い発色をしていました。液晶劣化を含んでいるので両方同じ発色は無理でしたが、グラフィックスドライバーを調整して気にならない程度にしておきました。
バッテリーは両方とも数十回と良好なコンディションでした。
デザインはThinkPadの伝統ともいえるもので、悪く言えばビジネスライク、良く言えば質実剛健。伝統の赤いトラックポイントもちゃんとあります。
MateBook D15と同じく15.6インチなのですが狭いベゼルで薄型のMateBookとは異なり、大きく重いボディ。2kgもありますが数値ほどの重量感は意外にも感じないのが不思議。
でも、ビジネスで使えるということは、それだけ信頼性や使い勝手がいい証。それを最も感じさせてくれるのが、キーボード。
テンキーがあるにも関わらずゆったりとしたキー幅で、安定したタイピングができます。キーの沈み方も快適そのもので、底打ち感もありません。タイムラグも少なく長時間の打鍵にも耐えられる設計です。MateBookのフルサイズキーも良いのですがMateBookは底打ち感があり、ThinkPad L580のほうがずっと快適に文字が打てます。
ThinkPadの象徴でもある赤いトラックポイントは使ってません。もともとMacBookからの流れでトラックパッド慣れしているし、職場のデスクではマウスを繋いでしまうから、実は使うタイミングがあんまりないんです。トラックポイントでカーソルを動かすと俊敏すぎて、トラックポイント基準でカーソル速度を変えてしまうと今度はマウスで使ったときに速さが足りず・・・的な感じ。
ディズプレイは15.6インチ・ノングレアのフルHD解像度。色再現はあまりいいとは言えないものの、普段遣いするなら全然充分です。ロック解除をしたあと、暗い表示になってしまうのが難点ではあります。
普段遣いに充分すぎる処理能力
ThinkPad L580はスペック的にはスタンダードな構成。ストレージがM.2 NVMeタイプの256GB SSDにカスタマイズされていることもあり、処理速度に不満を覚えることは全くありません。L580はM.2スロットが2つあり、LTEモジュールを使わなければ2つM.2 SSDを接続できる上、SATA HDDも増設可能。
ボディが大きい分拡張性が高いのは高ポイントに感じます。
接続端子も使い勝手が良く、USB-C充電なのは大きい。MateBookと充電器を融通できるのもThinkPad L580を選んだ理由の一つです。
4コア8スレッドのCore i5 8250Uはビジネス用途でのマルチタスクには遜色なく使えるCPUです。MateBook D15に積まれたRyzen7 3700Uよりは若干スコアが落ちるものの、誤差と感じられるくらいの速度です。
快適すぎて持ち歩いちゃう!
家に据え置こうと思って多少大きいのをチョイスしたはずが、使い勝手が秀逸すぎて、ついつい持ち歩いてしまっています。
データ移行を一通りやって落ち着いてきたので、2台で日替わり週替りでローテを組むか、棲み分けする使い方にするか、考え直したいところです。
もう1台は初期セットアップだけ済ませ、協議の上で予定通り譲渡の流れになりました。喜んでもらえてなによりです。
自分にとっても、譲渡先にとっても、いい買い物でした。(おわり)