どうも、みずにゃんです。
今日は読者の皆様お待ちかね(?)、久々のダイソー製品レビューをお送りしたいと思います。
USB端子付きの1,100円コンセントタップが出た
今回、ダイソー店頭で税込1,100円(本体価格1,000円)の「USB2コンセントタップコード」を発見しました。ググってみても紹介している人は見つからなかったしダイソーネットストアでも未掲載だったため、おそらく出たばかりの新商品ではないかと思います。
この「USB2コンセントタップコード」は通常のACコンセントが2口と、充電専用のUSB端子(USB-A)が2ポートがオールインワンになったコンセントタップです。
ダイソーではコード無し(プラグ直付けタイプ)のUSBコンセントタップが550円で販売されていますが、今回レビューする「USB2コンセントタップコード」は1mのコードが付いています。
550円USBコンセントタップのレビューはこちら
一見、550円のUSBコンセントタップとの違いは単にコードの有り無しだけに見えるのですが、USBの最大出力が2.4Aから3.1A(1ポート最大3A)に出力アップしていて、iPhoneとiPadを同時に充電したり、2台のスマホを同時に高速充電することが今まで以上に容易になっているのです。タップ全体での容量は最大1400Wでどちらも同じです。
【ダイソーのUSBコンセントタップの機能比較】
1,100円 2USBコンセントタップコード | 550円 USBコンセントタップ | |
---|---|---|
ACコンセント | 2口 | 2口 |
USBポート | USB-A 2ポート | USB-A 2ポート |
USBポート最大出力 | 3.1A 1ポート最大3Aまで対応 | 2.4A |
コード | 1m | 無し(プラグ直付) |
合計使用量 | 最大1400W | 最大1400W |
このコンセントタップは550円のと同様にダイソーオリジナルパッケージになっていますが、本体には100円ショップでおなじみの「株式会社ラティーノ」の表記がありました。550円のタイプはパッケージ違いでキャンドゥでも販売されているので、同じスペックのがパッケージ違いでキャンドゥにもそのうち並ぶかもしれませんね。
550円USBコンセントタップの不満点が解消!
550円のUSBコンセントタップをレビューした際に挙げた最大の不満点は「壁コンセントに挿した時にACコンセントが実質的に1口使えなくなる」ことでした。
それが今回コード付きのスタイルとなったことで解消されました。壁コンセントに挿してもACコンセントが2口使える構造になっています。プラグは耐トラッキング絶縁カバーがあり、可動式で使い勝手は良いです。
ACコンセントは間隔に余裕のある作りで、ACアダプターを2つ挿してもギリギリ干渉しないくらいでした。ただしACアダプターによってはUSB端子を塞いでしまうのもあります。そういう場合は延長コード等で対処してください。
ACコンセントはシャッターが無いのでホコリの混入には注意が必要です。あと、実際に抜き差ししてみたところ、わりと硬くて少し力を要します。ちょっと過剰な硬さと感じます。
USB端子のほうは抜き差しが適度な硬さになっています。手持ちのAndroidの充電環境はすべてUSB-Cに統一してしまっているので高スペックのAndroidスマホでの高速充電ができるかまでは未確認ですが、iPhoneについては正常に充電できていることは確認できています。
可能ならUSB-Cタイプモデルが欲しい
従来のと比較して値段は倍増になってしまうのですが、従来の使い勝手の悪さが無くなってUSBの出力もアップしているので、価格差以上に快適さを体感できるのではないでしょうか。
1つだけ欲を言うならば、PD対応じゃなくてもいいのでUSB-C端子のモデルがあると良いな、と。スマホの充電でUSB-Cのアダプターを使っている人もかなり増えていると思いますし、需要は高いかと思います。
実は去年秋に「PD対応」と謳ったUSB-C端子付きのコンセントタップ(コード付)がダイソーで出ていたりするのですが、このコンセントタップは複数のレビュアーから「PD対応じゃないぞコレ!」とボロクソに言われいつの間にか店頭から姿を消しているのですよね。1口だけでいいのでUSB-C端子が欲しかった。
1,100円という価格はナシか?
物価高騰もあるし仕方ないと思えば仕方ない部分もあるでしょうけど、1,100円のUSBコンセントタップは買いか?と言われたら答えはNOです。
そもそも100円ショップのコンセントタップは信頼性が低いので家電なりスマホなりで使うにはちょっと怖いですやん。
エレコム製のUSBコンセントタップ(USB4ポート・ACコンセント2口)ならばAmazonで2千円以下で買えます。コンセントタップを買うなら断然信頼性のあるエレコム、サンワサプライ、パナソニック等のジャパンブランド製品を購入して日本経済を回してほしいな、と思いながら今日はこれで締めたいと思います。 みず