Aichi WordPress Meetup #9まであと一週間です。現時点でも多くの方が聞きに来られることになっていて、当日のセッションが非常で楽しみでなりません。
なすのぞみずほのセッションの詳細はコチラAichi WordPress Meetup #9に参加する
EF58の試験塗装
国鉄の旧性能電機機関車の中で、不動の人気を誇るEF58は、「つばめ」に代表されるような昼行のフラッグシップ特急、ブルートレイン、ジョイフルトレイン、荷物列車、さらにはお召列車まで、長年に渡り多種多様な列車を牽引してきました。
そのため、時期や牽引列車によって異なる、多彩なカラーバリエーションが存在し、ゴハチの人気のポイントともなっています。
具体的に言えば、登場時のブドウ色、新性能電機と合わせた青色、「つばめ」「はと」でおなじみの青大将色、夜行列車用のブルートレイン色・・・など。
そのゴハチのカラーバリエーションの中で、ひときわ珍しいのが”試験塗装”とされた以下の4機です。
①4号機・・・緑2号と淡緑3号のツートーンにクリーム2号の帯。フランス国鉄の電機の塗装を参考にしたもの。青大将色のベースとなる。
②16号機・・・青3号に黃1号の帯。黄帯は細め。
③18号機・・・16号機と同じく青3号に黄1号だが、黄帯が16号機より太い。
④31号機・・・青3号の車体と黃かん色(オレンジ)の車体裾。
これらの塗装はのちに登場する青大将色やブルトレ色の色分けの参考になりました。
とりわけ、試験塗装の中では4号機と31号機の人気が高くなっているようです。
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Nゲージ40周年記念製品
■限定品なれど
ゴハチの試験塗装は、Nゲージでは通常のラインナップで発売されたことはなく、マイクロエースとKATOの2社から”限定品”で発売されました。
マイクロエースの試験塗装は鉄道模型コンベンション(JAM)での限定品としてイベント内で販売されたようです。
一方のKATOは2005年の「Nゲージ発売40周年」記念製品として、試験塗装4機をセットにしたものが発売されました。
“限定品”という触れ込みではあるのですが、生産ロット数が多かったのもあってか最近のように”即完売”というところまではならなかったようです。中古相場でプレミアが付くこともなく、某オークションならなんと1万円以下で手に入れられます。
■バラシで16号機ゲット
・・・いつものごとく前置きが長くなってしまいましたが、ある日、某フリマアプリでこのセットを1両単位でバラしたものが未チェックのジャンク品で出ていたので、
どうせ動くでしょw
と勢いでポチってしまったのですw
4号機と31号機はすでに売り切れていて、案の定16号機と18号機が残ってましたが、なぜか安かった16号機にしてみました。
届いたブツを見てみると、ボディは綺麗です。細部は先輪のスポークまで表現されているなど、それまでの旧製品と比べると隔世の感があるように感じます。
動力はフライホイール付きで、さぞ滑らかに動くでしょう。
しかし───────
動力を交換!
あれれ~???動いたり動かなかったりです(T_T)
分解して清掃などを試しましたが、やはり不安定なままです。
これはモーターが原因としか思えないのです。
この世代のフライホイール付EF58のモーターは定番のGM-5が使用されています。KATO製品で、これに近い年代で、同じGM-5モーターの製品といえば・・・。
そうだ・・・2002年発売の313系旧製品はGM-5が採用されています。この3000番台は当鉄道初の動力車で古参です。ちょうど3000番台は去年リニューアルが出て買いましたし、出番が少なくなっていたのは確かです。
今回、この313系からモーターを移植し、EF58 16のモーターを交換する”心臓移植手術”を行うことになったのです。
313系旧製品はフライホイールは採用されていないので、交換前のモーターから外して、313系から移植したモーターへ付け替えました。
・・・というわけで、心臓移植手術は無事成功しました(笑)
交換後はスムーズに動き、快調に走るようになりました。
大阪の各レイアウトでも快調に動く姿が見られて、ホッとしています。
まさか、当鉄道で随一の古参車両がドナーになるとは思いもしませんでした。
今思えば、安かったのはモーターの不調が原因だったのかもしれません(もしこれを知っていて「未チェック」で売っていたとするならば、出品者のやり方はどうかと思うのですが・・・)
まぁ、安く入ったでええや(笑)
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