オーテクの開放型エントリー「ATH-AD500X」は高コスパヘッドホンだった!

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今日はこんな記事です

「アートモニター」と並ぶオーディオテクニカの主力シリーズが「エアーダイナミック」というオープンエアー型のシリーズです。そのエアーダイナミック末弟の「AYH-AD500X」は、上位モデルの思想を継承しつつも、実売1万前後というハイコスパなのが最高のヘッドホンです。

昨日に引き続き、レビュー記事です。最近は、とくに前段に書くネタがありません(笑)

オーテクの開放型 エアーダイナミックシリーズ

日本最大(?)のヘッドホンメーカー・オーディオテクニカ(オーテク)の代表的シリーズに「エアーダイナミック」シリーズがあります。

ATH-AD2000X

「エアーダイナミック」シリーズは現在のオーテクでは数少ないオープンエアー型のシリーズで、密閉型のシリーズ「アートモニター」と人気を二分しています。

現在のラインナップは、最上位機「ATH-AD2000X」を筆頭に、エントリーモデルの「ATH-AD500X」まで、5機種を揃えています。

https://www.audio-technica.co.jp/series/air-dynamic

エントリーモデルのAD500Xを買う

半年くらい前の話ですが、1万円分あった市のプレミアム商品券を使い切りたく、近所のそこそこ大きい某家電量販店・Y電機[1]ヘッドホンはわりかし品揃えが良かったのでにて試聴機を色々聴き比べてみました。

ソニー、パナソニック、JVCなど、いろいろなメーカーの1万円くらいのを視聴した結果、オーディオテクニカのヘッドホンに勝るのは無かったのです。

AKG Q701でオープンエアー型に慣れきってしまっていたため、ソニーやJVCの密閉型は音のコモリがどうしても気になります。パナはデザインは良いけど音がスカスカ。

オーテクの1万前後の試聴機は、エアーダイナミックの「ATH-AD500X」、アートモニター「ATH-A500Z」、DJ向けで在庫処分だった「ATH-PRO500MK2」の3機種でした。

ウォークマンとXperiaを持っていって視聴した結果、A500Zはおとなしい鳴りっぷりでいかにもモニター的な鳴り方でした。個人的には大人しすぎるというか、暗めのトーンが気に入らずボツ。

PRO500MK2はDJ向けとあって低音がズンドコ来る感じで気持ちは良いがそれゆえに聞き疲れしそうな感じだったのと、側圧の強さが気になり、こちらもボツ。

さて、残ったのは、AD500X

聴いてみると、シャキッとした元気な音。ややエッジが強めにも思えますが、おとなしめの音よりは聴いてて楽しいかな?と思ったのでAD500Xをチョイスしました。

エントリーモデルのATH-AD500Xは「CCAWボイスコイルφ53mmドライバー」を搭載し、ケーブルは「高弾性TPEシース採用のOFC導体片出しコード」が採用されています。市場価格は1万円前後で、1万を切る価格で手に入る価格帯のヘッドホンです。

https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-AD500X

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/y-kojima/item/2804312/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

高級感と軽快感を両立

デザインはエアーダイナミックらしく、非常に開放的なデザインでエネルギッシュです。

ハウジングはアルミ製ハニカムパンチングケースで、高級感があります。

イヤパッドは安物ヘッドホンによくあるウレタン素材ではなく、起毛素材が採用されワンランク上のヘッドホンなんだぞ!ということをアピールしているかのようです。起毛素材なので夏場の蒸れもそれほど気になりません。

オーテクの上級ヘッドホンではおなじみの「3Dウィングサポート」が採用されているため、装着感も良好です。ハウジングがかなり軽量なので、冗談抜きで軽快です。メガネの僕でも長時間つけてても違和感ありません。まさにエアーダイナミックを名乗るだけはあります。

製造国は上位モデルと違い、中国でした。

元気すぎる?

さて、気になる音質ですが、個人的には元気すぎる音なのかなぁ、と思いました。

傾向としてはドンシャリです。とはいえ、中域の引っ込み具合もそれほど強くなく、全体的にバランスが取れた感じに仕上がっています。

パワフルな音なのでポップスやロック、アニソンは聴いてて楽しいのですが、元気すぎて長時間の視聴だと耳が疲れちゃうのが欠点です。個人的には、Q701とは対極的な位置にいると思います。この暴れるほどのパワフルさは上位機種へ行けば行くほど落ち着いていくようです。

また、Q701は能率が悪いので充分な音質で聞くにはアンプが必要でしたが、AD500Xはポータブル機やPCの直挿しでも十分音量が取れ音質も安定しています。スマホオンリーで気軽に聞きたい時などにはちょうどいいです。ただし、音漏れは当然するので外での使用には向いていません。

1万円クラスで最強のヘッドホン

ATH-AD500Xは実売1万円のクラスでは最強レベルと言ってしまってもいいくらいには音のバランスが良く、パフォーマンスの高いモデルなのではないでしょうか。

ポップスやアニソンをメインで聞く人なら、一つの選択肢として大いにありでしょう。

逆に元気すぎちゃうので、クラシックやジャズでリラックス・・・という方面だと違和感が出てしまいます。そういうのがメインならば迷わずAKGを選ぶのがベターでしょう。

とはいえ、1万円クラスではこれを超える機種はたしかに少ないですが、もう1万円ほど足してしまえばもっといい選択肢はあります。Amazonでゼンハイザーのプリンを選ぶこともできますしね。

残念ながら、その後STAXのイヤースピーカーの音を聴いてしまったので、もうこれはお腹いっぱいかな?

近いうちに新たなユーザーのもとで次の活躍があるかもしれないですね。期待したいです。


https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/y-kojima/item/2804312/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

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脚注

脚注
1ヘッドホンはわりかし品揃えが良かったので