オールドヘッドホン!PIONEER SE-205【終・ATH-T200ドライバー移植編】

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【重要なお知らせ】
いつもてつぱら!を見ていただきありがとうございます。ブログ開始から5年、皆様の応援は継続のエネルギーとなりました。感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました。突然のご連絡となり誠に申し訳ありませんが、この度、重要なお知らせは何もありません。

音質がほどほどに楽しめるドライバーはないか?

先日からシリーズ記事でお送りしていますパイオニアSE-205の改造ですが、先に結論を言ってしまうと、今回が最終回になります(笑)

前回はオーテクのATH-EQ300Mをまるまるブチ込んでみたのですが、EQ300Mのもともとのポテンシャルが低かったために、満足できる音質にはなりませんでした。

▼それより前のSE-200の記事

https://asobu.blog/archives/3385

https://asobu.blog/archives/3374

 

今回の改造は、改造前のインピーダンス8Ωのスピーカーユニットと比較してまずまずの良質に聞けるようにすることを第一に考えていました。高音質であればQ701とかATH-AD500Xとか普通にいいのを既に所持しているわけで、そこそこ聞けるようにすればいいかな、と思ってます。

究極を求めるのであれば、ソニーMDR-CD900STのドライバーの分売を買って取り付けるのが安くかつ高音質でしょうけど、それはまぁ最後の手段として考えとくことにしときます(笑)

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71065/

 

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ATH-T200を移植しよう!

常用していないストックのヘッドホンを探しました。ここで白羽の矢が立ったのが、オーテクのATH-T200です。

ATH-T200はとてもオーソドックスな耳覆いタイプのヘッドホンです。Tシリーズは40mmドライバーを搭載した耳覆い式ヘッドホンのエントリーモデルの系統です。当時実売2~3千円で販売されていたようです。

https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=1454

このATH-T200は以前イトケン様より流れてきたものですが、イヤパッドがボロボロだったため常用せずストックしてました。数千円の安ヘッドホンにイヤパッドを新しく用意するのもなんだか気が引けるので。

中身は生きているので、このATH-T200のドライバーを持ってくることにしました。
EQ300Mよりはドライバーも大きいし、もうちょっとマシな音が出ることを期待して。

ATH-T200のドライバーの移植

ATH-T200をネジを外して分解していくと、ドライバーの裏側ががはんだ付けされている状態で姿を表します。

一旦はんだ付けを外し、ケーブルを本体から引き抜いたら、マイナスドライバー等でドライバーを取り外します。振動板本体はドライバーケースに収まっている状態なので、振動板を傷つける心配はあまりしなくても大丈夫かと思います。


取り外したドライバーはこんな感じ。


取り外したドライバーをSE-205に入れます。上写真のポジションで、ゴム系接着剤で固定させます。はんだ付けを忘れずに。

こう見てると、ATH-T200の40mmのドライバーでさえも、SE-200からすればかなり小さく見えてしまうのですね。SE-205に最初から入ってるスピーカーユニットは70mm径のようですしね。

ATH-T200はY字型の両出しケーブルなので、L、Rどちらもケーブルは渡り線用の穴から出しました。ちょっと不格好にはなりましたが、実用には支障ないでしょう。

気になる音質は?

ATH-EQ300Mのときよりは充分音が出るようになりました。自宅のオーディオシステムであれば、音量さえ取ればギリギリいけるかな?という感じの音です。ウォークマン等のポータブル機器だと音量が取れず低音がスカスカで実用レベルとまでは行きませんでした。

SE-M555Vドライバーで起きた一部の音が出ない問題も発生せず、自宅で聞くならば実用レベルに達したと思います。

ATH-T200はもともと低音が強めの味付けらしいのですが、なにせSE-200のハウジングがでかすぎるためにSE-205に入れたときは低音不足を感じてしまうのはやはりドライバー径とハウジングサイズが不一致だからと言わざるを得ないでしょう。とはいえ、音量さえ取れば必要十分な量にはなるかと感じます。SE-205に入れたことで、逆に高音よりの味付けとなった印象です。

低音は量が減ったぶん落ち着きが出てそこそこ上品な鳴り方をしています。高音は刺激的で、ややサ行の刺さりはありますが、思ったよりはザラつきが気にならず、こちらもそこそこな鳴り方です。解像度は安いヘッドホンなだけに期待通りイマイチ。とはいえ実売2〜3千円だったと考えると悪くはないです。

鑑賞用途だとうーん、って感じかもしれませんが、ATH-T200はあくまでAVヘッドホン。テレビやゲーム機に繋いで楽しむなら、まぁアリなんじゃないでしょうか。


ということで、デフォルトの状態より音質が良くなったかは正直わかりませんでしたが、実用に耐えうるヘッドホンになったので、SE-205改造はここでひとまず終わりとします。

お金に余裕が出てきたらCD900STのドライバーに交換してみたいですが、いつになることやら(笑)

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★鉄道模型の所有状況は随時更新しています。

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https://asobu.blog/audio





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https://peing.net/ja/mc313_8507


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