【2024/11/07】一部内容に誤りがありましたので、訂正いたしました。
(訂正内容)
・一般道路を外部接続できるMODは「Unlimited Outside Connections Revisited 1.1」ではなく「81 Tiles 2」でしたため、記載を正しい内容に修正しました。
・「Cross The Line」の機能は「81 Tiles 2」に内包されて必要なくなったため、「Cross The Line」の記載を削除して、「81 Tiles 2」の項目を加筆しています。

どうも、みずにゃんです。
今から(いまさら?)はじめる、Cities:Skylinesの世界

最近、またまた「Cities:Skylines」に再度時間を費やしてしまい、ブログもそうだけど他のこともなかなか捗らない日々が続いています(笑)
一度ハマりだすと、もうやめられないとまらない、です(笑)

現行作品の「Cities:Skylines II」がリリースされて1年が経ちました。しかしながら安定したプレイや遊べる要素の観点ではまだまだ「II」は製品レベルには達してはいないようです。
起動安定性(≒要求スペックが下がる)やDLCでの改善は、来年2025年秋頃を見込まれている、との噂まであります。
「II」でも独自のコミュニティからMODなどを入れることができますが、まだまだ数は少なく、ジオラマプレイのようなMODを使ったプレイには不足過ぎます。
旧作の「Cities:Skylines」(以下、「CSL1」)は、長年のアップデートで完成されており、Steamワークショップで公開されているMODやアセットも出尽くしていると言っていいほど充実していることから、プレイヤーは想像ほどは減ってはいないようです。
10月に入ってSteamのコミュニティで「まだCSL1をプレイしている人はいるか?」とのスレッドが立ち、このスレッドでリアルタイムでCSL2よりもCSL1のほうがプレイヤーが多いとのデータも出ています。
開発元のParadoxもこのことは察知していて、実はつい先日、新しいクリエイターズパック3種が追加DLCとしてリリースされ、CSL1ユーザーへのフォローも続いています。
Paradoxによれば、CSL1のコンテンツ開発やサポート業務は現在、別会社が外注で行っているそうで、ParadoxはCSL2の改良に集中しているとのことです。
日本のプレイヤーはCSL2への移行が早いのか、XでもだんだんとCSL2プレイヤーが主流になりつつあります。個人的には、CSL1の最新情報がなかなか日本語で出てこなくなってきて、ちょっと困惑しています。いいよねえ、CSL2用にハイエンドなゲーミングPCを変えるお金のある人は・・・
ということで、CSL1をまだまだ遊ぶ人もいるはずだし、これから来るだろうSteamの秋セール(ブラックフライデーなど)で買ってみようかと思う方、まだまだいるはず。(執筆中にセールが始まってしまった・・・笑)
そこで今回は、Cities:Skylinesでこれは最強だ、というMODを厳選して紹介してみたいと思います。最新バージョンでも動くものなので、これからプレイする方の参考になるかと思います。
「Harmony2」のような前提MOD(MODを動かすためのMOD)については掲載してません。Steamワークショップの各MODの概要ページに必須MODが掲載されているので、概要を読んでご使用ください。
この記事は、Steam版(Windows・macOS)でプレイすることを前提とした記事です。
コンシューマー版(PS4・XBOX・Switch)ではそもそもMOD・アセットの追加に対応していません。「CSL1」はMODプレイに醍醐味があるため、CSL1がプレイできる環境のPCでプレイすることを強くオススメします。
MODをひとつでも有効化すると、Steamの実績は進められなくなります(とくに実害はありません)
気になる場合は、Steamの実績ロックを解除させるMODもあるので、お好みで導入してください。
「81 Tiles 2」
CSL1はゲームシステム上、81マス分のマップが広がっていますが、バニラではそのうちの9マスしか都市開発を行うことができません。
このMODはその開発エリアの制限をなくし、25マス~最大81マスの都市開発を可能にするMODです。

機能はそれだけではなく、わりと鬱陶しい、電線や水道管の敷設を省略できる機能をもち、電線を引かずとも電力供給を行えるようになります。景観上のメリットだけでなく、ゲームの軽量化にも繋がります。
また、高速道路だけではなく一般道路を外部接続させることもできます。「Unlimited Outside Connections Revisited 1.1」(後述)との併用がおすすめ。
エリア外にProppableな建物を設置する機能を持ちます。エリア外ではGrowbableな建物は建てられませんが、RICOの建物はエリア内と同じように建てることができ、問題なく機能もします。悪影響の大きい汚染系の施設や、外部接続と市内路線の乗換駅の設置などをエリア外に置くと効率良くなります。

ジオラマプレイでは必須のMODです。
25タイル外の開発を行うと、表示が崩れたり、一部のMODで不具合を起こしたりなど、正常なプレイを進めることができなくなる恐れがありますのでご注意ください(初代の81 Tilesよりはだいぶ不具合は減っているようですが・・・)
「Network Multitool」
バニラの機能だけで道路や線路などのネットワークを敷くと、線形や勾配が不自然になることが多々あります。これは線を引く段階で一定間隔で「ノード」が生成されるためで、「Network Multitool」はそのノードを加減させたりして線形を改善していくためのツールです。


ほかにも勾配を均等化する機能や、円形の道路を生成する機能、パラレル機能(平行線を引く)など、多機能です。
「Unlimited Outside Connections Revisited 1.1」
CSL1の外部接続はバニラ状態では上限が設定されていますが、これを使うと接続数の上限がなくなります。
外部接続のルートを増やすことで交通量を分散させやすくなります。

鉄道の外部接続を増やすこともできますが、こちらは僕の環境ではエラーが出てしまうため、道路の外部接続を増やすだけにとどめておくのがよいでしょう。
「TM:PE」
これはCSL1の欠点のひとつである、交通処理(例:多車線なのに1つの車線にだけ車が集中して深刻な渋滞が起きる)の問題を緩和してくれる、交通処理ツール。
AI制御を変更することで、特定の道路・車線に集中させないようにすることができます。
このMODは非常に多機能で、
- 歩車分離・矢印信号などの信号機制御の高度化
- 車両規制(マイカー乗り入れ禁止、など)
- 制限速度の変更
- 交差点の横断歩道のオンオフ
- 交差点の車線接続(例:左折専用レーンを作る)
- 駐車禁止
などの機能も備えています。



制限速度など、道路だけでなく鉄道線路などにも一部使える機能を持ち、交通整備プレイをしたい人には欠かせないMODです。
ただし、かなり重たいMODです。とくにAI制御を強くすればするほど、重たくなっていきます。スペックに比較的余裕ある環境でお使いください。
「Move It」
建物・プロップやノードを移動させたり、高さを調整したり複製したりできるツールで、一番最初に入れるべき必須MODのひとつです。
ノード間の線形を調整するのにも使えます。


「Lifecycle Rebalance Revitised」
CSL1の欠点の一つに、市民の寿命があまりランダムでないことで「デスウェーブ」とよばれる大量死の現象がたびたび起き、それにより葬儀施設がパンクして都市機能にまで影響を及ぼす問題があります。
このMODは市民の寿命にバラつきをもたせることで、デスウェーブを回避・緩和させることが可能になっています。
「Train Converter」
地上鉄道用に設定されている車両や駅を、メトロ(地下鉄)やトラム(路面電車)用にコンバートするMODです。
たとえば京阪800系をこのMODでコンバートさせることで、現実のように地下鉄で運用させたり、併用軌道を走らせることができるようになります。


CSL1の仕様で、残念ながら鉄道⇔地下鉄の直通運転はできません。また、コンバート後は地上鉄道で使えなくなるのでご注意を。
「Loading Screen Mod Revisited」
このMODはロード時間を最適化し、MODなしの状態と比較してセーブデータの読み込みを早くする効果があります。安定してプレイするためにも入れておきたいMODになります。
読み込めない(エラーや不足など)アセットをチェックし、レポートで出す機能も付いています。
「Ploppable RICO Revitised」
バニラではRCIO(住宅・商業施設・オフィス・工業施設)はエリアを指定するだけで、好きな建物を建てることができません。
このMODは任意の場所に任意の建物を設置する機能を持つもので、ジオラマプレイでは必須です。

個々の建物設定で施設の詳細を設定でき、「歴史的建造物」に指定しておけば、勝手にアップグレードで建て変わることもありません。

「CSL Map View」
開発中のセーブデータ(都市)を地図にして画像出力できるMODです。
地図を読み込みはゲームとは別に専用のアプリを別で立ち上げるタイプのため、Windows環境でのみ使えます。
日本式の地図記号を任意で割り当てることができるほか、画像ファイルとして保存ができます。

ゲーム上での実用性はとくにないですが、地図を見ているだけで楽しいですし、出力された画像を使ってプレイ時間外でも都市計画が捗ります(笑)
「Skyve」
WindowsOS上で、Steamクライアントやゲームのコンテンツマネージャーを立ち上げることなく、MODやアセットの管理が行えます。
互換性チェックも行えるほか、プレイセットを設定しておけばワンクリックで一括のオンオフが可能になるため、複数データを持っている人やアセット開発をしている人には必須ともいえるMODです。
“諸問題”を封じ込むためのMODたち
CSL1で厄介になりやすい諸問題を無効化するMODをまとめて紹介します。
「Game Anarchy」という統合MODもあるのですが、僕の環境ではうまく動作しなかったため、従来型のもので紹介しておきます。古いMODなので、使用の際は自己責任でどうぞ。
「No Abandonment」
バニラでは地価低下や火災などで廃墟が発生しますが、このMODでは廃墟を一切発生させなくします。
「Pollution,Death,Garbage and Crime Remover Mod」
その名の通り、汚染・騒音、死、ごみ、犯罪者の発生を無効化します。とくに汚染を無効化することで、区画整理の自由度が飛躍的に向上しますし、各種サービスの予算削減効果も生まれます。個々でオンオフも可能。
「No Fires」
火災を発生させなくします。当然ですが、消防署を建てても消防車が出てきません(笑)
MODのご利用は計画的に
“厳選”と言っておきながら、結構な量のMODを紹介してしまいました(笑)
まだこれ以外にもUIを神にするMODとか交通整備プレイに欠かせないMODなどもあったりしますが、そのほかのMODはSteamワークショップでサブスクライブ数の多いものを中心にチェックしてみてください。
最後に、ですがMODは入れれば入れるほどゲームが重たくなり高スペックを要求するようになります(DLCを導入する場合はさらに重たくなります)
MODは使いたい分だけをサブスクライブしましょう! みず


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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