【レビュー】充電中でも使えるダイソーの1100円Qi充電器「ラウンドワイヤレスチャージャー」は買い!?

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。
充電中にスマホ操作ができない従来のワイヤレス充電器のデメリットを覆すワイヤレス充電器が、ダイソーから出ました。最新スマホで試してみました。

「Qi充電」のデメリット、それは充電中に使用できないこと

iPhoneが採用したことでここ数年で対応機種が広まりつつあるスマートフォンのワイヤレス充電規格「Qi」に対応したモデルが増えてきました。それによって、Qi規格に対応したワイヤレス充電器が多くのメーカーから発売され、ノーブランド品も多々あるので、そのバリエーションも数え切れないほどになっています。

先日発売のダイソーオリジナルの1,100円ワイヤレス充電器

昔は対応機種が少なく高価だったワイヤレス充電器も、普及が進んで低価格化が進んできました。その流れは100円ショップチェーンにもすでに来ていて、2年前にキャンドゥが先陣を切ってからすぐにダイソーが迎え撃つ展開になったのもまだ昨日のことのようです。
先日も、ダイソーで10W出力に対応した1,100円の新モデルが投入されています。

今までに出ている従来のワイヤレス充電器は、平型のプレート状のものが主流でした。ワイヤレス充電の最大のメリットはケーブル不要で手軽に充電できることであり、ケーブルを使わないことで本体USB端子の劣化や故障を最低限に抑制できるようになっています。

その反面、従来のワイヤレス充電器では、充電中や給電中にスマホを操作することは想定されていませんでした。いちいち時間の確認や通知の確認のために充電が途切れることもあり、バッテリーへも負担がかかるし不便でした。充電中にスマホが使えないことを嫌って有線充電にこだわっている人も(僕を含めて)まだまだ多いかと思います。

ワイヤレス充電中にスマホ操作ができるようなワイヤレス充電スタンドもあるにはありましたが、比較的高いモデルが多かったように思えます。ですが、ついにダイソーで1100円(税込)のワイヤレス充電スタンド「ラウンドワイヤレスチャージャー」が登場しました。

主なスペック

  • サイズ:W11cm✕H12.5cm✕D1.5cm
  • 重量:83g
  • 定格入力:5V1.5A
  • 最大出力:5W
  • 付属品:USBケーブル(Type-C・約100cm)
  • 発売元:MAKER株式会社

基本的にQiに対応しているスマホで使えますが、最大出力が5Wなので、モデル(とくにAndroid)によっては充電速度が低速になったり満足に充電できないかもしれません。

充電中も使用できる3wayタイプ

このラウンドワイヤレスチャージャーは、持ち運びにも配慮して3wayの使い方ができるようになっています。折り畳んだ状態では従来のワイヤレス充電器と同様に平置きで充電が可能です。

USB端子側にあるスタンドボタンを押すと、中心の充電部が立ち上がる仕組みになっています。さらにこの充電部の高さを調整することも可能で、この充電部の高さに応じて横置きまたは縦置きでの充電にも対応しています。

横置きは動画視聴中の充電に最適で、縦置きにすることでブラウジングやLINEなど普通のスマホ操作をしながらの充電ができるようになっています。

ケース装着状態でも充電はできるように作られていますが、厚み5mm以上のケースや、金属製のケース、磁気のあるケースを装着時には充電ができません。

チャージャーへの給電はUSB端子でおこなうかたちで、Type-C端子が採用されています。1mくらいのType-Cケーブルが付属していて、出力5V2A以上のACアダプターに接続する前提となっています。

AQUOS R7でワイヤレス充電を試す

今回は最新スマートフォン「AQUOS R7」でワイヤレス充電を試してみました。AQUOSのフラグシップシリーズ「Rシリーズ」では「R3」でいったんQi充電が採用されましたが、「R5G」と「R6」ではQi充電機能は見送られました。今回の「R7」でワイヤレス充電が復活したかたちになります。

AQUOS R7はスマホの中では重い部類に入るため、ソフトクリアケース装着状態で縦置きした時にわりと充電部が後ろに倒れてしまいます。高さ調整のアジャスターが細くて薄いので耐久性がちょっと不安です。

ただしく置いたところ、正常にワイヤレス充電が開始され、消灯画面でも「ワイヤレス充電中」とステータス表示されます。AQUOSではインテリジェントチャージ機能により画面を点灯させると充電を止めてダイレクト給電に移行するので、操作中も充電したいときはインテリジェントチャージ機能をオフにする必要があります

充電速度は低速充電時と同じくらいのペースで、満充電には何時間もかかります。ラウンドワイヤレスチャージャーの出力が低いだけでなく、AQUOS R7のバッテリーは5000mAhと高用量ということもあり、充電に時間がかかるのです。
そもそもラウンドワイヤレスチャージャーがType-Cで給電していますので、持ち運ぶときはわざわざこのチャージャーを持ち歩かず有線充電したほうが圧倒的にスマートだし早い気がするのです・・・。

もう一つ気になったのが、縦置きで充電中に画面がうまくタップできなくなったり、充電が途切れたりする現象があったことです。

就寝中とか、のんびりと充電すればいい環境なら充電も使えるかもしれませんが、それ以外では微妙。Androidスマホの充電端子がType-Cになり端子の劣化や故障のリスクが大幅に減ったことで、ハイエンドモデルではあまり充電効果を感じられないかもしれません。

まとめ:”充電がおまけで付いてくる”スマホスタンド

というわけで、簡単ではあるのですが「ラウンドワイヤレスチャージャー」を触ってみました。

個人的には、横置きも縦置きもできてコンパクトに持ち歩けるという点で、スマホスタンドとして有効だな、と感じました。あくまで充電機能は一応できるよ、というくらいのオマケと捉えたほうが良いのかな、と思います。

今までワイヤレス充電を敬遠してきた人たちにも、ぜひ一度使ってみて欲しいと思います。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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