どうも、みずにゃんです。
最近は100円ショップ製品レビューに頼らないブログ作りを目指して100円ショップ製品レビューを書くのを控えているんですが、今日はたまには、ということでダイソーの1,100円ワイヤレスイヤホン新モデルをご紹介します。
ダイソーから登場した新モデル「TWS002」は女性がターゲット?
ダイソーから多種多様のモデルが出ているイヤホン。今年に入ってからも完全に新しいモデルが数機種発売されていますが、ゴールデンウィーク直前でリリースされた1,100円(税込)の完全ワイヤレスモデル「TWS002」がちょっと気になったので買ってみました。
パッケージはいかにも女性に取ってもらいたそうなデザインをしており、ボディデザインやカラーリングも見た感じ女性好みな感じがします。
ダイソーは1,100円の完全ワイヤレスイヤホンを過去に4モデル販売していて、そのうちの2モデルがダイソーブランド製品です。今回の「TWS002」は品番的に「TWS001」(2021モデル)の続番なのですが、「TWS001」は2年前に出た最初のモデルで、去年出たType-C充電のモデルとは別シリーズのようです。
「TWS001」は男性向けのブラックカラーだったため、ダイソー店舗で取り扱える、もう少し女性よりのホワイトのTWSを出したかったのかもしれません(※ダイソーの300円ショップ・THREEPYではホワイトカラーも取扱あり)
余談ですが、去年出たタッチセンサーType-Cモデルもレビュー後、ホワイトカラーが追加されています。
従来モデルとの主なスペック比較
ダイソー TWS002 (2022) | ダイソー Type-C 2022 | ダイソー TWS001 (2021) | |
---|---|---|---|
カラー | ホワイト | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト(THREEPY限定) |
価格 | 1,100円(税込) | ||
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.0 | |
対応コーデック | SBC | ||
電池持続時間 | 約4時間30分 | 約3時間 | 約4時間 |
ケース持続時間 | 約18時間 | 約12時間 | 約10時間 |
連続待受時間 | 約50時間 | 約90時間 | 約70時間 |
ケースバッテリー容量 | 250mA | 300mA | |
イヤホン充電時間 | 約1時間30分 | 約1時間 | 約1時間30分 |
インピーダンス | 32Ω | 16Ω | 32Ω |
充電端子 | USB Type-C | microUSB | |
ダイソーネットストア 商品リンク | 未出品 | ホワイト | ブラック |
スペック的には、去年モデルよりは下の位置づけです。ただ、スタミナ面ではTWS002のほうが優れており、長時間でも使っていられるよう調整されているみたいですね。
作りも女性好み??
ということで女性向きを意識したパッケージを開封すると、ホワイトカラーのTWSが顔を出します。イヤホン本体はケースに入っておらず充電されていないので、開封時は満充電ではありません。購入後すぐ使いたい人は注意です(7割くらいは残っていることが多いです)
ケースは丸みがあり、触り心地は言葉では表現しにくいのですが、優しいものになっています。TWS001や先代モデルのようなプラスチック素材感が満開のツルツルテカテカでなく、質感は良くなっています。
充電端子はUSB Type-C(USB-C)です。USB-Cケーブルは付属していないので別途購入しましょう。
イヤホン本体も女性向けの作りです。イヤーピースは女性の耳に合わせた小さいサイジングで、メーカー製のイヤーピースで表現するとSS~Sサイズ。耳穴の大きい人にははまりません。
ただ、以前僕が酷評(?)してしまったラティーノ製「完全ワイヤレスイヤホン2」と比べると充電ケースの穴の部分は若干余裕があり、高さが抑えられたイヤーピースならMサイズくらいの大きさのであれば充電してフタもギリ閉じることができる作りです。試しに手元のイヤーピースを付けてみたらケースからの充電も問題なかったです。ラティーノ製の「2」と比べたらはるかにマシになった、といえます。
ソニーのハイブリッドイヤーピースなどのような、高さのあるイヤーピースはケースに入れたときに充電できなくなります。
操作はタッチセンサー方式で、操作方法は取扱説明書にわかりやすく記載があるのでここでは割愛しますが、SiriやGoogleアシスタントにも対応しています。
なお今回のTWS002では「接続しました」などの、日本語音声アナウンスには対応していません。
充電ケース、本体のランプともにステータスを確認しやすい見やすい明るさで、わかりやすい操作性なのは高く評価できます。
ノイズはどうにかならなかったのか・・・
今回もいつもと同じく、AQUOS R7に接続しApple Musicのロスレス音源をストリーミングで聴いてレビュー記事を書いています。
結論から言うと、今回のTWS002はハズレに感じます。というのも、再生楽曲によってはビリビリのノイズ音がかなり目立ってしまい、聞くに堪えないレベルだったからです。
音のバランスは思ったより悪くはなく、若干歯切れの劣りはあるものの、価格帯からすれば十分合格点だと思うだけに、マトモに聴けないほどのノイズが流れ出てしまうことのほうが個人的には問題かな、と感じます。
もちろん低価格帯イヤホンでノイズを極限まで減らせ、というのは酷な話なんですが、TWS001やType-C充電モデル(2022)では実用的に気にならない量だったわけで、TWS002でも技術的には同等の性能も可能かと思うだけに残念なのです。
もっとも、個体差も幅があるはずなのでノイズが気にならない個体もあるでしょうし、あまりにノイズがひどい個体だったら動作不良で返品してもらうしかないです。そこだけは運です・・・。
まとめ:見た目を気にしないなら従来モデルが吉
個人的にはスタミナ面や質感の改善はあれど、去年モデルのType-C充電モデル(2022)は超えられないレベルに感じました。
従来モデルもホワイトカラーが出ていますので、お店の在庫が許す限りはそちらを買われたほうが良いでしょう。価格同じなのに音質もこっち(↓)のほうが圧倒的に上ですし。
ですが、価格に目を瞑ってでも、ちゃんとしたメーカー保証のある、JVCやオーディオテクニカ等の大手ブランド製のTWSを買うのが一番賢い選択肢であることは間違いないですヨ。