ダイソーから、新モデルのワイヤレスマウスが登場!今回は550円でバッテリーを内蔵、充電できるタイプの製品です。マットブラックの高い質感と、乾電池を必要としないことで実現できた軽量ボディ、実用できるレベルの反応性など、従来のモデルよりも大幅に進化していました!
ダイソーマウスに充電式が仲間入り
約10日ぶりにダイソーの定期パトロールをしていると、新種の550円ワイヤレスマウスを発見しました。しかも今回はダイソーで販売されているマウスでは初の充電式(バッテリー内蔵)となり、しかもマウスでは初(?)のダイソーブランドではない商品となりました。
実はこの商品、以前からワッツ・ミーツでは先行で販売されていたもので(下記Twitterからの情報)、ワッツで販売されているのと同じものが販路拡大でダイソーでも取り扱いになったのだと思われます。
これまでダイソーで各種マウスをレビューし続けてきた僕にとって、これは買ってレビューするしかない!という結論になり、早速買って試してみました。
USB充電で最長2ヶ月持続
まずはスペックを見てみましょう。
- センサー方式:LED光学式
- インターフェース:USB-Aレシーバータイプ 無線2.4GHz
- DPI(分解能):1000・1200・1600から選択可能
- 対応機種:WindowsとMacに対応
- 充電式(バッテリー内蔵)
- 付属品:充電ケーブル(USB microB・20cm)
- 充電池の充電回数:約150回
- フル充電から使用可能期間:約1〜2ヶ月
- 輸入発売元:株式会社ラティーノ エコラ事業部
このワイヤレスマウスの特徴は、バッテリーを内蔵し、USB経由で充電することで使用可能である点です。
充電式の最大のメリットは、これまでのように乾電池を保管・携帯する必要がないことであり、乾電池を使用しないことでマウス本体の軽量化にもつながる利点もあります。
フル充電で1〜2ヶ月持つと記載されているので、充電回数が150回と考えると、何年も余裕で使い続けることができる感じですね(もちろん他の部分が壊れなければ、の話ですが・・・)
このワイヤレスマウスの発売元である株式会社ラティーノは、100円ショップ各社に家電小物を提供している会社です。先日レビューしたダイソーで販売されているBluetoothスピーカー各種もこの会社の製品です。
本体はダイソーの初代300円ワイヤレスマウスの鏡面タイプに近い形状で、ホールド感は今一歩です。マットブラックでシンプルに仕上げられており、質感が安っぽくないのが個人的に良いと思っています。マットな仕上がりのおかげで指紋などが目立ちにくい点が嬉しいですね。
その反面、付属品の充電ケーブルは端子を見て、なんじゃこりゃ!?と思いました。ちゃんと充電はできたので使用に支障はないのですが、もう少し検品に気を付けてほしいです。本体端子はmicroBタイプなのでもっと長いケーブルを使いたいときはケーブルだけ別に用意してあげられます。
本体裏側にはレシーバーを収納するスペースも設けられています。ちゃんとお問合せ先が記載されているので、パッケージを捨てていても安心です(?)
キャンドゥで技適なしマウスを売っぱらって逃げ切ったどこぞの会社も見習ってほしいものです。
最新Macでも問題なく動作
M1 MacBook AirにUSB-A変換アダプターを使用して接続してみたところ、すぐ反応しました。最新Macでも正常に動作するとみて問題はないでしょう。
DPIの変更も正常に効いています。
LED光学式ですが、マウスパッド上以外でも普通に反応していて、メーカー製の市販品(エレコムやバッファロー等)と比較しても遜色ない反応性となっています。
パッケージに「カチカチ音がしない」と記載してあるとおり、クリック音は想像以上に静音でした。しっかりとしたクリック感はありますが、カチカチとした耳障りな音が本当にしません。
この静音性だけでも充分価値があると思います。
スクロールホイールの回転音も、他のマウスに比べて静かです。この静かさなら、オフィスでの使用にも向いていると思います。
500円クラスでは最高の完成度
今回の550円充電式ワイヤレスマウスは、これまでのダイソーのマウスの中でも最高の完成度だと思います。300円の初代は初期不良率も高くてまだまだだったし、BluetoothマウスはDPIの低さからPCでの使用は耐えられないレベルでした。ですが、今回のワイヤレスマウスは実用性が高く、常用できる仕上がりになっています。
1000円以下の無線マウスを新品でお探しであれば、これからはこの充電式ワイヤレスマウス一択にしてもいいくらいだと思います。
お近くのダイソーに置いてあったら、ぜひ試してみてくださいね。