どうも、みずにゃんです。
ダイソーに2WAYタイプのBluetoothマウスが2種登場!
ダイソーのマウスに新種登場です。個人的には嬉しい、Bluetooth方式と2.4GHzレシーバー方式のハイブリッド(2WAY)で出てきたのですから。
今回、この新しいダイソーのBluetoothマウスを2種実際に使ってみました。普段遣いにしているエレコムの静音Bluetoothマウスとも比較しているので最後までチェックしてほしいです。
770円 カチカチ音がしないワイヤレス静音マウス
まずは、770円(税込)のマウスから。「カチカチ音がしないワイヤレス静音マウス」とパッケージに記載があり、静音であることを謳ったモデル。モデル名(表示デバイス名)は「SC-Mouse1585」です。
最近のダイソーのマウスは無線系は外部ブランド(エコラなど)の製品が目立っていましたが、今回はダイソー専売のオリジナルモデルでの登場です。
リチウムイオンバッテリーを内蔵した充電式で、別売りのUSB microBケーブルで充電して使います。乾電池のストックが要らなくなるのは楽ですが、外出先で充電切れを起こした場合はモバイルバッテリーが無いとちょっと使いづらいかも。
充電式になったことで今までの薄型モデルよりも薄くなっているように感じますし、持ち運びはしやすそうです。
裏側にBluetoothと2.4GHz(レシーバー方式)の切り替えスイッチがあり、レシーバーの格納スペースも設けられています。
読み取り方式が青色LEDだったり、DPIの切り替えが可能だったりと、後述する550円のモデルと比較して機能面が強化されています。
薄型設計のため握りやすさは劣りますが、以前の薄型と比べるとサイズがコンパクトになっているので以前よりは握りにくさを感じず、あまりストレスは感じません。
550円 Bluetooth・無線両用マウス
対して550円(税込)のモデルは、オーソドックスなスタイリングで、電池も単4乾電池2本とオーソドックスな仕様です。モデル名(表示デバイス名)は「BT5.0 Mouse」です。こちらもダイソーオリジナル製品。パッケージでは静音性は謳われていません。
切替スイッチは入っておらず、レシーバーをPCなどに抜き差しすることで通信方式を変える仕組み。電源スイッチもなく、一定時間放置でスリープモードに入り、いずれかのボタンを押すことで電源が復帰します。
読み取り方式が赤色LED光学式であったりDPIが固定だったりとスペックは落とされていますが、その分価格も税込みベースで220円安い設定です。
標準的なスタイルで握りやすいかと思いきや、サイズが小柄で僕の手には余ってしまい、握りやすさはいま一歩といったところ。女性や子供など、小柄な手の方にはフィットするかもしれません。
エレコム SHELLPHA Five M-SH20BBSK
今回比較用として、常用しているエレコムの静音Bluetoothマウス(現行製品)も並べてみます。
「SHELLPHA Five M-SH20BBSK」は「生活空間に溶け込む」をコンセプトに作られたモデルで、手に馴染む大柄でエルゴノミックなデザインが特徴です。
単3電池1本で動き、2台接続できるマルチペアリング機能やBlue LED方式を採用し多機能ですが、家電量販店で購入しても2,000円台というリーズナブルなプライスに抑えてあるのが魅力です。
同形状でレシーバータイプのモデルもラインナップされています(マウスとしての性能は同一)
もともとは有線マウスを使っていたのですが、いかんせんUSB-CしかないMacBook Proで使うのに毎回ハブやアダプターを噛ますのが煩わしく感じて割と最近で買ったやつです。レシーバータイプも別で購入して、こちらはレッツノートで使っています。
スペック比較表
ダイソー 770円静音マウス SC-Mouse1585 | ダイソー 550円2WAYマウス BT5.0 Mouse | エレコム SHELLPHA Five M-SH20BBSK | |
---|---|---|---|
Bluetoothバージョン | 5.0 | 5.0 | 5.0 Class2 |
周波数 | 2.4GHz | 2.4GHz | 2.4GHz |
DPI | 800・1200・1600 切替式 | 1000 | 2000 |
作動範囲 | 8m | 8m | 最長10m |
使用電池 | 内蔵充電池 USB microB充電 充電時間20分 | 単4乾電池 2本 | 単3乾電池 1本 |
販売価格 | 770円 | 550円 | (参考) 直販:3,680円 Amazon:2,423円 ヨドバシ:2,660円 (ともに2024/06/15 14時の価格) メーカー定価は6,556円 |
気になる使い勝手をチェック!
ここからは気になる使い勝手をチェックしていきましょう。テーブル上で直接と、ダイソーの「低反発マウスパッド」(110円)の上で試してみました。
770円 静音マウス(SC-Mouse1585)
まず、770円の静音マウスから。DPIが3段階から選択可能なこともあり、最高の1600にするとキビキビとマウスカーソルが走ります。マウスパッド上ではわずかに精度低下を感じるものの誤差レベル。スムースに動かせます。
クリック音はとても静かで、ほとんど音がしないと言ってもいいくらいの仕上がり。ただホイールボタンに関してはカチカチとクリック音がします。ボタンの反応もスムースです。
実用性に関しては充分すぎるレベルに感じます。ホールド感は惜しいですが、それ以外は満点をあげてもいいくらいに思うほどには完成度が高かったです。
550円 2WAYマウス(BT5.0 Mouse)
DPIが1000なので比較対象の2機種と比べれば劣る部分があり、はじめのうちはカーソルの遅さに対するストレスが大きかったものの、すぐに慣れてきました。ただ、高精細な画面だったり大画面だったりする環境では移動量が増えて若干つらいかも。光学式とあってか、マウスパッドの上だと少し精度が上がります。
静音は謳われていないのですが、クリック音はかなり静か。ぜんぜん静音で使いやすいです。こちらのほうはホイールボタンも静音化されていて、静音性は3機種の中で最も優れています。クリックの感度も機敏でモタツキはなく、快適。
問題点は、OSを再起動させたときの再ペアリングか。この記事を書いていて1回OSが強制シャットダウンして再起動させたところ、770円マウスでは電源オンオフで復帰したのに対し、このマウスではボタンクリックで復帰せず、再度1からペアリングが必要でした。シャットダウンしない前提の端末(タブレットなど)のほうが向いているかと。
エレコム SHELLPHA Five M-SH20BBSK
握った感じは重たいですが、フィット感は上々です。DPIも2000あることで精度は高いのですが、まれにマウスが反応しなくなるタイミングがあり、思ったよりは快適にならない感じです(毎回10秒くらいで復帰する)
Steam上で動くゲームを終了させた際は、毎回10秒ほど動作が止まります。他のマウスではこんなことないのですが・・・。
マウスパッドよりもテーブル上で直接動かすほうがスムーズに感じました。Blue LED方式の恩恵ですね。
クリック音はカチカチという甲高い音ではなく、大人しめの低い音が出ます。静音設計ですがクリック感が絶妙で、押し心地と静音性のバランスを取るならやはりこれが一番いいです。
【まとめ】確実にクオリティが、メーカー製に追いついてきている
これまでのダイソーはじめ100円ショップ系のワイヤレスマウスは、無線ゆえの遅延や貧弱なボタン設計、古いBluetoothバージョンなどが原因で全体的にモタツキが大きくて、正直まだ大手メーカー製品や有線マウスと比べて遅れている印象がありました。
今回試したダイソーの新モデル2機種は、従来のダイソーマウスから大きく進化していると感じます。Bluetoothバージョンも5.0まで上がって遅延も少なくなり、実用性が改善しているのは明らか。さすがにゲームなど速さを求める用途には厳しいですが、ブラウジング、オフィス系アプリの使用などのホームユースで充分使用できる仕上がりです。
製品クオリティは、メーカー保証がないことを除けば、メーカー製のエントリーグレードを凌ぐくらいの所まで来たと言っても間違いないです。
770円のほうは充電式で持ち運びに優れているため、パソコンバッグに常備して外出先でサクッと使えるため、ビジネス用途でも力を発揮します。
550円の方はシャットダウンを前提とせず、カーソルの移動量をそれほど気にしなくて済むタブレットやスマホとの組み合わせが相性がいいように思えます。安くて買い替えもしやすいのでお子さんが使うマウスとしても最適ですね。
もちろん、毎日長時間使う”相棒”を求めるならば、大手ブランドのエレコムやロジクール、サンワサプライなどでチョイスするのが無難なのは変わりありません。
個人的にはビジネスユーザーの多いレノボのマウスが使い勝手と耐久性を両立していてオススメです。急がないなら、レノボの直販サイトで買うのがコスパの良いマウスを選ぶのに最適な気もしているので、レノボの無線マウスも一度試してみたいものです(有線は新旧2個、めっちゃ愛用してます)
完成度の高くなったダイソーの新しいマウス、試してみる価値ありです! みず
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
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