どうも、みずにゃんです。
ジャンク品をネタにお話しするのは、超久々かもしれません。
PC歴20年の僕が手にした、初のレッツノート
パソコン歴の長い僕ですが、パナソニックのレッツノートだけは、所有したことはおろか、社用パソコン等としても使う機会は全くありませんでした。
レッツノートはビジネスマンがよく使うイメージがあるにはあるのですが、はっきりと使っている人を見たのも、大学の教員くらい。いろいろな職場を見てきて、富士通・東芝(Dynabook)・デル・HP・レノボはいくらでも見るのに、レッツノートはなかなか見ないのですよね。不思議です。
もちろん大口の顧客はいるのでしょう、中古パソコンの世界ではときどき見かけるのがレッツノート。高品質でブランド製品の地位を築いているだけに、他社製品と比べたら高価です。パソコン買い換えの候補にときどき候補浮上はしますし、今年は3回くらいレッツノートに後ろ髪を引かれていたのですが、ご縁がある、というほどまではなかなかなりませんでした。
ある日、大須の某パソコンショップで見かけたのが、今回紹介する「Let’s note SZ6」という12インチモバイルノートです。
ジャンク品で、4,980円の値札。CPUが第7世代Core i5と若干古めですが、それ以外は遜色ないスペック。サブ機にはピッタリのサイズ感と価格ということで衝動買いしてきたのです。
レッツノートを手にするのは、本当にこれが初です(笑)
衝撃の超軽量ボディ
僕が手にした個体は「アジアモデル」というやつです。パナソニック製品ですから、ワールドワイドな顧客も多いらしいのですが、国外のアジア諸国での使用でも日本国内と同等仕様で、修理保守サポートも受けられるのがアジアモデルとのこと。中身は通常のSZ6と変わらないみたいです。
なんといっても軽さには驚きます。ビジネスマンがいろいろな場で使う前提のものですから、やはり軽さは正義。他社のように極限まで薄くする、耐久力を落とす、でもないのにここまで軽く作れるのか、とちょっとビックリです。
ビジネスモデルですから保守性の確保も必須。レッツノートは全機種バッテリー交換が可能で、予備バッテリーがあればコンセントに悩まされずに済むようになっていますし、そのおかげで本体もロングライフ。その他のパーツも少ない工程で交換修理ができる設計になっているみたいです。
あらゆる環境に対応させるためでしょう、有線LANやD-subのポートも標準装備。デザインもボンネット天面や円形トラックパッドなど、レッツノートの“伝統“をもれなく受け継いでいます。
スペックはvProに対応したCore i5 7300U、RAMは8GB、SSDは256GB、Windows10 Proと基本をしっかり押さえています。液晶は12.1インチ、1920×1200でノングレア。CPUの古さは否めないですが、実際使ってみても日常使いには充分問題ない処理能力に感じます。
外付けか、交換修理か
ジャンクだった理由は、キーボードの一部キーが動作しないからです。
とりあえず、レッツノート関係なく前々から気になっていたThinkPad USBキーボードを購入。軽いしトラックポイント付きだし、打鍵感もThinkPadそのものなので、家で使うサブ機としては、もうこれで充分な感じもしてきます。
とはいえ、この軽さを活かして外でも使いたいもの。さすがに外付けキーボードを持ち出すのは煩わしいので、キーボード交換もチャレンジしてみたいのです。レッツノートはキーボード交換が簡単ですし、交換用パーツも容易に手に入ります。4千円くらいなので安いんですよね。
いずれは、キーボード交換修理もやってみるつもりです(ブログネタにもなるので)
延命化
世代の古いモデルですが、ISOをいじくってWindows11 Pro(23H2)へアップグレードしました。とくに不具合なく動いていますし、動作が重くなることも感じていません。
せっかく長く使えるコンセプトのPCですから、少しでも長く使えるようにしたいですからね。
マイクロソフトが公式対応としていない環境へのWindows11のインストールは、自己責任にてお願いいたします。万が一不具合や損害が生じても、当ブログはその責を負いません。
日本で作れば、世界は越えられない
レッツノートというパソコンは、日本が持てる技術力とサービス精神の賜物なんだなぁ、と改めて思います。
他社では実現できないことを、パナソニックだから実現してくれるわけです。
だからこそ、あれだけ高価でもレッツノートを支持する層がいる。
コストパフォーマンスばかり言われてしまう世の中でも、高価でも高品質なものを作る、という姿勢を貫き通せるパナソニックに拍手です。
また、キーボード交換とかいろいろ弄っていけたら、と思ってます。 みず