真鍮製のデッキ付カマ!エンドウ・EF57で遊ぶ

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今日はこんな記事です

1年ほど前に、某オークションでエンドウのNゲージ・EF57を落札しました。EF57はデッキ付きのしぶカッコいい茶カマで、KATO製に続き2両目です。屋根が丸く反ってしまう欠点はありますが、全体的なプロポーションは良く実車以上にカッコいいです♪

エンドウのEF57をゲット!

ちょうど一年くらい前のできごとです

ぱらちゃん
ぱらちゃん

ブログ化遅すぎw

ちょうど、中古Nゲージが怒涛の勢いで増備されていた頃です。ぽちやポポンといった実店舗を見に行くだけでなく、某フリマや某オークションまで除く重症ぶりだったのですw

その時狙っていたのは、エンドウのNゲージです。

HOゲージメーカーであるエンドウは、1970年代半ばから80年代はじめにかけてNゲージにも参入していました。HOゲージのノウハウを活かし、真鍮製で製品をリリースするも、Nゲージの小ささでは真鍮製の良さを活かし切ることは難しかったのか、KATOやTomixには勝てず撤退しています。

しかし現在では、新品で手に入らない希少性もあって、比較的高値で取引されているのです。

さて、ある日、某オークションにエンドウのEF57が複数出品されていました。ひとつは、高値ではあるけれど入札多数、しかも状態ははっきり良くない。それに対し、「エンドーのEF57」とタイトルの振られた出品は、状態もわりかし良くて、安いのに誰も入札していない。「エンドー」だから検索に引っかからないのかな(笑)

というわけで、「エンドーのEF57」に入札。誰とも競うことなく落札できました(笑)

しかし、問題はここからです。出品者が「かんたん決済」(ヤフネコパック)の仕組みがわからないと言いはじめ、送料を別に払え、と。何日も送料が確定しない状態が続きましたが、「オークションのヘルプを読んでください」と説得し続け、ようやく仕組みを理解したのか、支払いができるようになりました。

そこからはなんとか無事に発送され、無事受け取ることができました。

悪徳な人ではないのでしょうけど、ちゃんとオークションのヘルプを定期的に読んでほしいですよね。システム変更もしょっちゅうなのでね(;一_一)

少数派に終わったEF57

Wikipediaより引用

国鉄EF57形電気機関車は、東海道本線の優等列車での使用を想定して、戦時中の1940〜1943年にかけて製造された電気機関車です。全15両が製造されました。

EF56形をベースとして、主電動機を強化した設計になっています。これにより別型式のEF57に改められました。2号機以降はパンタグラフの位置も変更されています。

客車の暖房用の蒸気発生装置を備え、別途暖房車が不要となった設計は、当時は画期的だったようです。

運用開始から戦後にかけて東海道線の優等列車で使用されたEF57ですが、より出力の高いEF58に置き換えが進んだ結果、東海道線の運用から外れ、上越線の運用に変更されました。この際、上越線での運用に適した耐寒装備を追加する改造がなされています。しかしこちらも順次EF58に置き換えられていきます。

その後は、宇都宮へ転属。東北線の上野〜黒磯で客車列車(普通列車)を牽引しました。1975年の山陽新幹線全線開通に伴いEF58が宇都宮へ転属してくると、廃車が開始され、1978年に全廃されました。

登場から廃車まで、EF58に逐われる運用・・・なんかちょっと悲しい気持ちになりますね。

■KATOと競作に

EF57のNゲージは引退間際の1978年にKATOとエンドウから発売され、競作となりました。翌年には学研からも発売されています。

エンドウのEF57は、もちろん真鍮製であることが最大の特徴点でした。そのため、定価はKATOや学研と比較して高価でしたが、全体のプロポーションが良く、そこそこ売れたようです。

エンドウEF57の持病”屋根の猫背”

元箱付きで届いたので、保存はしっかりされていたようです。

エンドウのEF57はEF58の足回り(動力ユニット等)に、EF57のボディを載せたものとなっています。EF58では腰高スタイルが気になり全体のバランスが悪かったのですが、EF57では腰高感が抑えられ、プロポーションは良くなっています。それでもKATOよりはやや腰高です。

前面窓にひさしが付いていて、上越線に転属して以降の姿となっています。

左はKATO製

さて、このエンドウEF57の困ったところが、屋根の反りです。もちろん新品時は真っ直ぐなのですが、両端から圧力がかかるためか長年放置していると反ってくるのです。

この個体は、そこまで屋根の反りは進行していない感じでした。ちなみに落札当時もう一つ出品されていたほうはダンゴムシのごとくもっと派手に反っていました(笑)

修正も考えましたが、屋根の反りもエンドウ製品の味だ、と思いそのままにしています。走行には問題ありませんからね。

走らせて楽しめればいい

以前、KATO製のEF57を入線させています。これで、EF57は2両となりました。

今でも、実車と同じように旧客の「つばめ」を牽かせて楽しんでいます。

2019年3月撮影。EF58と重連
同じく2019年3月撮影

新しい車両もカッコいいですけど、古い車両も渋くてイイですね。むしろ古いほうが個人的にはお気に入りだったり・・・w