2万円でお釣りが来るフルサイズ!?EOS 5D(初代) 購入!

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今日はこんな記事です

キヤノンの初代EOS 5Dは、フルサイズの世界をアマチュアへ切り開いたパイオニアとして人気がありました。そんなEOS 5Dも中古相場が値下がりしてついに2万円を切ってくれたので、購入。フルサイズの世界を、少額のお小遣いで実現できたので、遊んでみます。

登場から13年、いまや”日本最安フルサイズ”

ココ最近のカメラ業界はニコンZ6/Z7、キヤノンEOS R、とフルサイズミラーレスが相次いで登場し賑やかせています。

キヤノン EOS R ボディ

価格:233,182円
(2018/11/2 03:18時点)
感想(2件)

フルサイズ機が、いつの間にか高嶺の花の領域から脱してきているようにも見えます。数年前までは数少ない機種数しかなかったフルサイズ機も、今となってはコンパクト機からミラーレスまで選び放題です。

そんなフルサイズを趣味ユーザーの手に届けるという大きな役割を果たしたのが、初代のEOS 5Dです。

当時はまだニコンがDXフォーマット(=APS-C)に固執していて、フラッグシップの1Ds系統しかなかった時代に、初めてハイアマチュアモデルとして登場したのがこの5Dだったわけです。

2005年発売と古いながらも基本的スペックがしっかりしていて、修理サポートが切れた現在でも手軽にフルサイズが味わえる人気の高いモデルです。

去年辺りから中古相場が2万円台にまで下がり、2万5000円前後のタマが続々登場。現在の相場は2〜4万と状態によって幅があるようです。今や初代5Dは”日本最安フルサイズ”となっているのです。

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ついに2万を切る個体が大須に・・・

¥17,800

EOSでもフルサイズを使ってみたいなと、並品が2万5千円を切るあたりからじわじわと気になりだしてしまいました(笑)
2万切ったらまじで手が伸びそうで、Twitterで欲しい欲しい言ってましたw

1D MarkⅣ(1D4)が修理から上がり、バッテリーが死んでいるとわかったので中古でバッテリーでもないかを探していたら、ついに見つけてしまったのです・・・。

大須アメ横1階のトップカメラ。ここのショールームに鎮座していた5D、お値段なんと税込17,800円

当然ですがワケありでして、センサー中央にキズが入っていて絞ると写ってしまうというもの。見てみると、確かにF13あたりからキズがうっすらと確認できます。

(※拡大して見てねw)

いつも屋外でもF8くらいまでしかいつも絞っていないので、特段の問題には感じませんでした。開放〜F8程度はキズは写らないか気にならない程度です。それに店員曰く「RAWで撮ってフォトショ等のレタッチで消せる」とのことだし。

ボディも並品にしては綺麗な状態。

ここまで来ると神のお告げかなと思い(笑)、買わないで後悔ではなくて買って後悔しようと思い案の定買ってしまいましたw

ボディを眺める

付属品がストラップとチャージャーのみで、開封の儀みたいなことはしてませんw


現行の5D4と比べるとずんぐり感はありますが、内蔵ストロボが無い分スッキリとしたボディラインでシュッとしてる出で立ちが1DシリーズともどもEOSの中で好きなデザインです。


サブ液晶はニコンのそれよりは表示が小さく細かいものの、見やすくて好感がわきます。ペンタ部左はEOS-1系とは違いモードダイヤルですがハイアマ向けのためシーンモードは省かれています。


見ての通り、フルサイズセンサーを積んでいます。APS-Hと並べても大きいなと感じます。


背面部はちょっと古いデジタルEOSではおなじみの配置で、サブ電子ダイヤルの場所が絶妙に良すぎます(笑)

液晶は2.5型なので20Dやキスデジよりはマシですが、ドット数が低いために撮影画像のプレビューはモワモワで使い物になりません。この当時は液晶に関してはニコンが圧倒していて、EOSの液晶がまともになるのは1D4が登場する2009年あたりからでそれ以降は劇的に良くなっているのですが。

操作系に関しては、1D系には及ばないものの、EOSのスタンダードかつシンプルな操作体系が完成していてストレスが少ないです。起動もキスデジのようなとろくさい部分はなく、申し分ない速さ。

とはいえ、レスポンス重視の1D系とは違いややおっとりとした感じも出ていて、むしろスナップ撮りだとこれくらいが雰囲気的にはイイのですよ(笑)

ただ電源スイッチだけはニコンのシャッターボタンとの一体配置がスムーズなだけに、あの配置はどうにかしてもらいたいとしか思えませんが・・・(汗)

フルサイズの魅力を安価で体感

気になる画質は・・・?

液晶がまともには使えないので、家に帰るまでどんな感じで撮れてるかがわからないので、
フィルムカメラのようなワクワク感((o(´∀`)o))


家に帰ってみてみると、APS-Cとはまた違うな、という味付けです。発色もキヤノンらしくスッキリと抑えられていてイイ感じです。

登場時期が時期なので、高感度は今のAPS-Cよりも弱くなってしまいますが、ノイズ処理のやり方が上手いのかノイズのごり押し感が少なく、高めのISOでも比較的すっきりしています。ただ暗所ノイズにはめっぽう弱いですね。

ISO400くらいまでは普通に使えて、800辺りまでは常用できそうです。ISO AUTOの機能がないのでISOの設定はこまめに変える必要があるのがちょっとマイナス点です。


フルサイズなだけに、17-40を付けると17ミリの迫力な広角が手軽に楽しめる点も素晴らしい。

お小遣いで買えるフルサイズ

サポートが切れているので壊れたら終わり、ですが安すぎるので買い替えもタマがある限り容易です。

フルサイズの世界を手軽に体感したいなら、お小遣いでおもちゃ感覚で買えるであろう5Dは一台あっても面白いんじゃないかなと思います。

ニコンもまたいいんだけどキヤノンにはキヤノンの良さがあって、これがマウントを統一できない悩みにも繋がってはいるんですがそれはそれで良いんじゃないかとも思っています(笑)

EFマウントは今の所有レンズだとズームレンズばかりで明るい単焦点レンズがないのが悩みです。AFレンズでも安くてよく写る社外品があるとイトケン氏から聞けたので、今度買ってみたいですな。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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