9年ぶりの北の大地!ひたすら馬を楽しむ旅【2025北海道旅行レポ・前編】

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

ブログはだいぶ間が空いてしまいましたが、先月の下旬、うらにゃんと2人で北海道旅行へと行ってまいりました。
旅行のレポートを、お盆休みを使い、3回の記事に分けてお届けする予定です。

9年ぶりの北海道上陸

僕が北海道を初めて訪れたのは、2016年の10月のこと。
廃線間際のローカル線を数多く抱えていた北海道のローカル線を乗りに行きたいと思っての”乗り鉄旅”でした。

新十津川駅
増毛駅
夕張駅

↑あのあと、全部廃止されちゃいました・・・(泣)

もうあれから、9年が経とうとしています。

僕が乗った路線が次々と廃止になり、鉄道への興味が薄れてきたのですが、”北海道熱”が覚めることはありません。
というのも、その後競馬の世界に入ってから、北海道の場産地を見に行きたいという気持ちが高まってきたからです。

北海道行きの構想自体は何年前からあれど、資金不足で何年も見送っていたのですが、今年こそは場産地のホテルで泊まってみたい!
その気持ちの高ぶりで、冬も開けぬ早々のうちから、密かに往復の飛行機と宿の確保を進めていました。

いざ、出発!

今回は往復ともANAの普通席。ホントはJALにしたかったところですが、運賃の差額が大きく、今回はJALよりも安かったANAを取ることに。
中部8:20発の新千歳行で、いざ1時間半!

行きはナローボディ機のボーイング737-800

いよいよ北海道の陸地が見えてきたのですが・・・見えたのは日高町でした。
このあと行く予定の門別競馬場が、ハッキリと上空から見えてテンションが上がります!

・・・到着しました!
区間快速エアポートの721系が停車中。札幌に向かいべく、乗り込みました。

9年ぶりの、あの味!

札幌駅に到着した後、昼食休憩。
実は9年前にも訪れたことのある、札幌ラーメンのお店「寳龍(ほうりゅう)」さんでお昼を取ります。
辛味噌ラーメンでお腹を満たしました。ボリュームも味も満足です。

壁にはずらっと過去に訪問された著名人のサインが飾られています。古いものだと1990年代頭なので、けっこう古くから続くお店のようです。
こんな美味しいものがいつでも食べられる地元民が羨ましい(笑)

片道100kmの無料送迎バスに揺られて

12時過ぎ、札幌駅北口に到着した僕らを待ってたのは、1台のバス。

実はこのバス、門別競馬場行きです。

門別競馬場は門別開催日に札幌からの無料送迎バスが出ています。
完全予約制で、高速道路を使って片道100kmの長距離を、運賃不要で往復移動できてしまうのです。
さすが北海道はスケールが違う!(笑)

無料送迎バスは毎年運行されているのですが、今年は新たに水曜日限定で「yogiboヴェルサイユリゾートファーム」を見学できるオプションが選択できるようになったそうです。前半4レースが観戦できない代わり、90分間ヴェルサイユリゾートファームを自由に見学できます。なんとオプションも無料!
もちろん、ヴェルサイユ行きのオプションも付けて申し込んであります。

12時半、札幌を出発。途中休憩を挟んで、14時過ぎ。いったん門別競馬場に到着です。

オジュウ、元気です!

14時半、yogiboヴェルサイユリゾートファームに到着。
このバスで訪れた人は、車内でマップと説明を受けられるので、バスを降りたらすぐに自由散策ができるようになっています。
一般見学は15時までなのですが、バス利用者は出発時刻の16時まで滞在が可能。

厩舎は中にも入れるようになっています。

ヴェルサイユリゾートファームは種牡馬と功労馬が同じ厩舎で暮らしています。
GIホースは、2002年ダービー馬タニノギムレットや障害の絶対王者オジュウチョウサンを筆頭に、ロジユニヴァース(2009年ダービー馬)、ワンダーアキュート(ダートJpnIを3勝)、ナランフレグ(2022年高松宮記念優勝馬)が繋養されています。

ギムや第2厩舎の馬たちは放牧場でのびのびとしていました。ギムは、食事を楽しんでいました。

柵破壊神ことタニノギムレット
ワンダーアキュート

オジュウは厩舎の中で自分の時間を満喫しています。時折厩舎の窓から顔を出すシーンも。元気な姿が見れてホッコリしました。
この厩舎にはギムのほか、パンサラッサの母ミスペンバリーなども暮らしています。

オジュウ馬房前
オジュウ~、窓からこんにちは~!
右がオジュウチョウサン
パンサラッサの母ミスペンバリーの馬房前にはパンくんのぬいも

ヴェルサイユリゾートは日高の牧場の中でも比較的規模の大きい施設なので、一周は結構時間を要します。
90分というのはほぼお試し、という感覚でしょうか。牧場見学が初めてな初心者の方には門別競馬とセットで手軽に楽しめるコースになっています。
カフェやショップが15時になると閉まってしまうのがネックなので、じっくり楽しみたい方はやはりここに宿泊されるのが一番かと思います。

オジュウデザインの馬運車。所有車はみな「・・・1」のナンバーで揃えられているコダワリっぷり。

門別競馬で夜まで楽しむ!

その後はまたバスで門別競馬場に戻り、最終レースまで楽しみます。

門別競馬場は北海道庁が設置、ホッカイドウ競馬が開催している地方競馬場。
もともとはトレセンだった場所を競馬場として整備したものだそうです。
成り立ちを考えると、同じくトレセンを改修して移転した、今の名古屋競馬場(弥富)に似てますねえ。

小規模な競馬場ながらもナイター設備完備で、スタンドも2つあり、グッズショップもあります。空調完備の屋内席もあり、暑い日でしたが競馬観戦は快適そのもの。

パドック
本場場とゴール板
夕暮れの門別(屋内から撮影)
ホクトくんの像がいくつか立ってました。ショップでぬいぐるみも売ってました

この日のメインは2歳の牝馬限定重賞「リリーカップ」で、20:50発走。
他の公共交通機関だと見るのを諦めざるを得ない(静内行き路線バスの最終は20時半前)のですが、無料送迎バスなので、最後までたっぷりと楽しめます。

リリーカップは少頭数で人気もバラける、馬券を買う側からすれば難解なレースでした。
難しいぶん、最後までハラハラするので人気が割れるレースのほうが僕は好きですけど(笑)
え、馬券の収支?そんなの聞いてどうするんですか?(笑)

リリーカップ表彰式

・・・というわけで、帰りは23時前に札幌に戻り、すすきのからほど近い場所にある「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」に宿泊。
暑い中1日中動き回る行程でしたので、早めにベッドに入り明日に備えます。

東豊線さっぽろ駅
フェアフィールド・バイ・マリオット札幌 ダブルルーム

(つづく)

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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