街も山も走る万能!KATO 313系1300番台・1600番台 入線!

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今日はこんな記事です

長い間待ち望んでいた神領の313系が、KATOから再生産!フックなしカプラーで前面がよりリアルになりました。今回は、前回生産で買い逃した1300番台にスポットを当てて、見ていきたいと思います。

活躍範囲の広さが特徴の1300番台

JR東海の313系は、同社の在来線電化区間ならばどこでも見かけられるほどの主力車両です。

とはいえ、地域や線区の事情によって細かい番台区分がなされていて、顔は同じでも活躍するエリアは車両によってまちまちです。

その313系の中でもっとも活躍シーンが大きいのが、神領車両区に配置されている1300番台でしょう。1300番台は、もともと関西線メインで運用されていた213系と、ワンマン運用に活躍していた初期車の3000番台を置き換え、両者を飯田線へ運用範囲を移すために導入された2両編成の車両群です。

213系置き換え組はB400番台、3000番台置き換え組はB500番台の編成番号が振られ、B400は非ワンマン(ワンマン準備工事はされている)、B500はワンマン対応の装備となっています。

1300番台ワンマン対応車(Wikipediaより)

B500番台のワンマン対応車は、16編成が活躍しています。従来の3000番台が活躍していた関西線・中央線木曽区間(中津川〜松本)に加え、武豊線でもワンマン運転で活躍しています。
それだけでなく、中央線名古屋口では他の車両と連結した増結用車両としても威力を発揮。ラッシュタイムには他車両と連結した10両の組成もあります。

名古屋の街中、木曽の山岳区間、知多の田園風景、近鉄電車との並走・・・西は亀山でJR西日本のキハ120と並び、東は松本でJR東日本の車両たちと並ぶ、それくらい活躍範囲が広いこともあり、313系の中でも隠れた人気車種だったりします(笑)
JR西日本・JR東日本両方の車両と定期的に顔を並べる313系は、1300番台だけの特権です。

超久々・・・やっと出た。

313系1300番台のはじめての製品化は、KATOが2013年に1100番台・1600番台と同時リリースしたときです。1100番台や1600番台が売れ残る中、1300番台は市場からすぐに消え、店頭から姿を消しました。それから8年近くもの間、0番台・5000番台や8000番台とともに、再生産を熱望する声は大きかったはずです。

TOMIXが313系各種を出すようになってから、KATOも仕様リニューアルして、5000番台8000番台についても2年前に再生産が叶いました。

発売予告ポスター。6月予定だったが半月遅れての登場となった

そして、今回残る1300番台が、1100番台・1600番台とセットで再度日の目を浴びることができたのです。しかも、KATOの313系では初の「フック無しKATOカプラー」が装着となりました。

今回、1600番台1300番台を購入しました。今回の導入で、神領の313系のバリエーションは全部制覇です。

右が今回の1300番台。購入時は電連なしの姿だ(左はTOMIXの1500番台)

1300番台のほうは、ワンマン仕様のB500番台(B511編成)がモデルです。フック無しカプラーとなったのはいいことですが、電連(電気連結器)は別パーツとなっているため、取り付けの手間がかかってしまうことと、カプラー色と色味が違うため統一感に欠けるのは△です。Ready to RunがモットーのKATOがこの部分を別パーツとしたのがちょっと謎です(コストダウン目的?)

また、カプラーの付け外しもコツが要り、TNカプラーよりも華著なため、専用TNカプラーを用意しているTOMIXにはまだ及びませんね。

電連を装着した状態。従来製品と比べて、かなり見た目が改善している

ですが、実車同様のダミー電連が付くと、やはりリアリティが増します。フックなしカプラーとなったことで、KATO313系の顔立ちはより完成度が高くなったと言えます。
ちなみに中間は、従来どおりのフック付きKATOカプラーです。

5000番台に移植した上で、比較。顔つきが良くなっているのは確かだ

なお、先頭部のカプラー取り付け部分は従来の同じ構造のため、Assyでカプラーを買えば従来のKATO313系にも対応します。ですが、Assyパーツの入手性や従来製品をこれに入れ替えるコストなどを考えると、定期的に再生産のある313系用のTNカプラーを用意して加工するのが一番なのは変わりないようです。

1300番台のような神領の車両の場合、211系との併結もあります。211系の分もカプラー交換するのはしんどいので、今回のフックなしカプラーは固定運用前提の5000番台やクハに移して、ウチでは従来のフックありカプラーで運用させることにしました。

カプラー以外の部分はこれまでのKATO車両と同じ仕様です。
今回、1600番台の動力車の台車が購入時すでに外れた状態でした。外れてただけなので付け直しましたが、イメージは良くないです。生産を急ぐのはいいですが、もう少し出荷前チェックをしっかりしてほしいです。
動力についてはどちらも快調で、いい走りっぷりです。

1300番台サイドビュー

再現のバリエーションが豊富で楽しい

1300番台は、単独から他編成と連結した10両編成まで、多彩な編成バリエーションを持ちます。313系の他番台(主に1000/1100番台)はもちろん、211系との併結も楽しめるのが、1300番台の人気の秘訣なのでしょう。

だからこそ、これを買ったならばグリーンマックスの211系5000番台(K編成)もぜひ揃えてほしいと思います。やや値は張りますが、現行モデルは作り込みも走行性能も昔と比べて格段に良く、中央線の長編成を再現するのにもうってつけです。

現行ダイヤ(2021年3月改正)での編成例

←名古屋

■■(単独)
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塩尻・亀山→

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凡例

■■ 313系1300番台
■■■ 313系1500・1600・1700番台
■■■■ 313系1000・1100番台

■■■ 211系5000番台(K100)
■■■■ 211系5000番台(K0)

その他、いろいろあります。過去も含めた車両運用は↓のサイトで調べられます。

これを買われた貴方はもう沼に入ってしまっているので、もう諦めましょう・・・w

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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