大阪へ行こう!名古屋からの行き方5つを徹底比較

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2023年7月22日:最新版の情報へ加筆修正を行いました。

10月に入り気温は一気に涼しくなりました。
この週末は台風で散々だったところも多いかもしれませんが、次の週末は体育の日を含めた3連休です。もしかしたら、どこかへ出かける予定がある方も多いかもしれません。

どこか出かけたいな、とは思うけどどこへ行こうか決まらないという名古屋の方には、大阪をオススメしたいところです。
移動費も安く、行きやすくて、回れるスポットも豊富で、日帰りができる。一日中楽しめるのが魅力ですよね。
そんな名古屋から大阪への行き方は豊富にあるので、どれで行こうか悩む方もいるかと思います。

今回は5つの行き方を紹介し、メリット・デメリットを含めて比較解説していきます。

東海道新幹線

N700系(現在のN700Aタイプ)

まず新幹線は定番として外せないでしょう。「のぞみ」で約50分、「ひかり」「こだま」でも一時間前後と圧倒的な速さで移動できるので、現地での滞在時間を大幅に伸ばすことが可能です。
運賃が他と比べてかかりますが、EX会員やスマートEXの早割なら割引価格で乗れるプランもありますし、乗車列車を「こだま」に限定した「ぷらっとこだま」もあります。

移動費用

名古屋駅~新大阪駅の片道料金(※運賃および鉄道バリアフリー料金込・窓口購入・通常期。EXサービス利用時は料金が異なります)

2023年7月現在の料金です。

普通車グリーン車
のぞみ指定席 6,680円
自由席 5,940円
8,950円
ひかり
こだま
指定席 6,470円
自由席 5,940円
8,740円
ぷらっとこだま
(通常期)
座席指定 4,800円6,500円
  • 再繁忙期は+400円、繁忙期は+200円、閑散期は-200円。設定日はカレンダーでご確認ください。
  • 「ぷらっとこだま」の繁忙期は通常きっぷの繁忙期設定と指定日が異なります。料金も通常期と異なります。
  • EXサービスでのグリーン早割などで安くなる場合があります。
  • 「ぷらっとこだま」はきっぷではなく旅行商品です。利用に各種制限があるためJR東海ツアーズのウェブサイトでご確認をお願いします。

メリット

  • ダントツの速さ。一時間しないで到達できる。滞在時間を最大限まで伸ばすことも可能
  • 前もって座席を指定することができる。座席も比較的快適
  • 急に思い立ったときに気軽に利用できる
  • 新大阪発は新大阪始発便を狙うことで自由席も比較的取りやすい
  • 座席や列車の変更が通りやすい(ぷらっとこだま除く)

デメリット

  • トータルの移動費用が総じて高い
  • 繁忙期は満席で座席指定できない場合がある
  • 大阪側の拠点駅が新大阪駅なのでキタへもミナミへも乗り換えが必須でやや不便である

近鉄名阪特急

アーバンライナー
ひのとり

対する近鉄の名阪特急は、運賃の低廉さとフリークエンシーの高さ(1時間あたり2本。これに名伊・阪伊の伊勢中川乗継を加えると3本)で勝負しています。

毎時「ひのとり」(途中停車駅が津のみ。一時時間帯で大和八木が加わる)と「アーバンライナー」(三重県内主要駅停車)の2種類がありどちらに乗っても目的地へは先に到着します。

2時間乗ることを考慮して居心地の良い座席と、ミナミの中心である難波へ直接アクセスできることから定評があります。
「ひのとり」には「プレミアムシート」、「アーバンライナー」には「デラックスシート」という上級クラスの座席もあり、JRグリーン車以上の快適性を備えています。

近鉄特急はチケットレス予約が可能。座席マップから好きな席を選択してクレジットカードで決済するだけで、ポイントも貯まる便利な点も近鉄特急が支持される理由になっています。

移動費用

近鉄名古屋駅~大阪難波駅の片道料金(※運賃込)

2023年7月現在の料金です。

レギュラーシート上級グレード
ひのとり4,990円プレミアムシート
5,690円
アーバンライナー4,790円デラックスシート
5,310円

メリット

  • 2時間ちょっととくつろいで移動するにはちょうどいい所要時間
  • 居心地のいい座席
  • 料金は新幹線に比べて廉価
  • 難波(ミナミ)へ直接行ける
  • 運行頻度の高さ

デメリット

  • 自由席がなく、必ず座席指定を要する
  • 梅田(キタ)やUSJ方面に行くには利便性に劣る

高速バス

名神ハイウェイバス車両(山城椿撮影)

名古屋〜大阪は距離が短いので高速バスも頻繁に運行されていて各社三つ巴の状態。

大阪だと信頼の高いJRの名神ハイウェイバスが最安です。早割だと近鉄名阪特急片道分よりも安く往復可能。通常価格でもハイコストパフォーマンスです。

行き先が豊富で、USJへも直接アクセスできる点も魅力の一つ。
昼行だけでなく、夜行の青春ドリーム号もあります。

時間的なメリットは薄くなってしまうので、泊まり行程とかのんびり行きたい際におすすめ。

移動費用

名神ハイウェイバス・名古屋駅太閤通口~大阪駅BTの片道運賃(2023年7月現在)

得割1,600~2,800円
通常運賃3,100円
※ドリーム号は運賃が異なります

他社の高速バスは運賃が異なるので、他社(WILLERなど)を利用したい際は当該バス会社にお問い合わせください。

メリット

  • 運賃がとにかく安い
  • 完全予約制なため必ず座れる
  • 名神ハイウェイバスはコンセントとトイレは基本付いている
  • 行き先が豊富。USJへ直接行ける便もある

デメリット

  • 所要時間は名神ハイウェイ超特急で3時間半と時間がかかる
  • 座席が固くて疲れやすい
  • 完全予約制で満席になり次第販売終了。ギリギリの乗車が難しく、アポなし乗車が困難。
  • 早割はキャンセルが不可能な場合も。

JR在来線(東海道線)

米原駅から大阪方面を走る「新快速」電車

東海道線の快速電車を乗り継ぐルート。

所要時間が高速バス並にかかる上、座席確保が保証されない等デメリットの部分が大きくなってしまいますが、青春18きっぷ期間中に18きっぷで日帰り移動すれば往復で2,376円、片道だと1,188円と究極の安さです。

とはいえ、18きっぷ期間内でも、泊まり行程で行き帰りが異なるなら高速バスのほうが得だし、体力も使うのでどうしても18きっぷで移動したい人以外には向いてません。

移動費用

名古屋駅~大阪駅の運賃(2023年7月現在)

  • 3,410円(普通運賃)
  • 18きっぷ利用 2,410円/日(5回分で21,050円)

メリット

  • 18きっぷで行くと安くできる。途中下車も可能
  • 車窓を楽しみながらのんびり行ける

デメリット

  • 所要時間が3時間半かかる
  • 座席確保が保証されない。座席が取れないと1時間以上立ちっぱなしになり体力を消耗する
  • 近郊型車両なので座席が硬い(とくに新快速で来る223系や225系)
  • 少なくとも米原では乗り換えを要する。これに大垣乗り換えが追加されるパターンが大半。

マイカー・バイク

イメージ画像(写真AC)

最後は究極の自家用車移動です。

列車やバスのように時間に縛られることなく、深夜でも昼間でも思い立ったらすぐ自由に行動できる点はやっぱり大きいです。途中の寄り道も自由だし、公共交通機関で行きづらい場所も簡単にアクセスできちゃいます。

重い荷物に悩まされることも無くなるので、たくさん買い物しても心配ありません。

一番の悩みは駐車料金でしょうか。買い物目的なら駐車料金優待の効く駐車場を選ぶと良いですし、郊外駅に停めてそこから電車に乗るパークアンドライドもおすすめです。

ルートによって高速料金に変動があるほか、駐車料金やガソリン代には場所や時期で前後があるため、移動にかかる料金についてはご自身でお調べください。

メリット

  • 時間に縛られず移動ができる
  • 公共交通機関で行きにくい場所へも簡単に行ける
  • 重い荷物に悩まされることがない
  • ETC利用である程度の割引が効く

デメリット

  • 行楽シーズンや事故・工事などで渋滞が発生すると所要時間が読めなくなる
  • 現地の駐車料金で泣かされることも多い
  • ETCでないと安くない
  • ドライバーの人は疲れやすい

まとめ

以上、名阪間の交通ルートを解説してきました。

それぞれの行き方もメリットとデメリットが存在するので、自分が行きたいスポットや行程に沿って選ぶのが良いでしょう。

最後に公共交通機関の比較表を載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。

新幹線近鉄特急高速バスJR在来線
所要時間
50~60分

2時間強

3時間

3時間
運賃
6~9千円

5~6千円

2~3千円

4千円
運行本数
8~10本/時

2~3本/時

1日9~13本

1~2本/時
大阪側
発着地
キタ
新大阪駅
ミナミ
大阪難波駅
キタ
大阪駅・USJ
キタ
大阪駅
快適性
座席指定
指定席あり

全席指定

全席指定

ごく一部のみ
座席予約
予約なし乗車
自由席あり
途中下車
京都など
3駅のみ
座席コンセント
N700Sは全席

ひのとりは全席

USBのみの車両有
PC不可
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