
どうも、みずにゃんです。
今回のブログも、前回に続いてPS3用地デジチューナー「torne」(CECH-ZD1J)をTS抜きしてPCで地デジを観れるようにするハナシになります。
前回は「TVTest」でリアルタイム視聴ができるところまでを解説しましたが、今回はブラウザやスマホでテレビ視聴・録画ができる「KonomiTV」の構築について解説していきます。


「KonomiTV」とは?
「KonomiTV」はtsukumijima氏が開発している、ブラウザ上で地デジを視聴・録画できるようにするソフトです。
サーバー設定を行うことで、PCだけでなくスマホやタブレットでも視聴できるようになり、外出先でもテレビを楽しめるようになります。
機能面も充実していて、洗練されたUIで操作も簡単。データ放送にも対応しています。
「KonomiTV」を動かすには録画ソフト「EpgDataCap_Bon」(以下「EDCB」と記載)またはチューナー共有サーバー「Mirakurun」の導入が必須になります。
今回、Windowsがサーバーマシンとなるので、ここではEDCBを使ったセットアップとしていきます。
大前提として、前回の記事を参照して、TVTestで視聴できるようセットアップをまず行ってください。

メーカーサポート外の使い方になりますので、自己責任にて作業を行ってください。
EDCBのセットアップ
EDCBのセットアップの流れは「EDCB本体の設定」と「EpgTimerの設定」に分かれています。
EDCBはtsukumijima氏のサイトからビルド済みのものがダウンロードできます。

ダウンロードが終わったら、解凍したフォルダを任意のところへ置いておきます(C:DTV/EDCBなど)
今回、EDCBは【32bit版】を使います。
64bit版で構築を試したものの、torneの内蔵カードリーダーではスクランブル解除ができなかったためです。
なので、「BonDriver_coax」も32bit版を改めてダウンロードしておきます。
こちらのGithubから「i686」と記載されたものをダウンロードしてください。
32bit版のBonDriver_coaxがダウンロードできたら、以下のファイルを「EDCB 32bit」下の「BonDriver」フォルダに配置します。
・BonDriver_coax.dll
・bondriver-prove.exe
・winscard.dll
・BonDriver_coax.ch2(TVTest用のコピーでOK)
・BonDriver_coax.ini(TVTest用のコピーでOK)

「winscard.dll」は念のため「EDCB 32bit」直下にも入れておくとベストです。
EDCB本体の設定
「EpgDataCap_Bon.exe」を立ち上げます。
まず最初にチャンネルスキャンを行っておきます。
スキャンが完了したら、下部の「Scramble」の値が増えない(=スクランブル解除できている)ことを確認しておきましょう。

Scrambleの値が増えているときは、「動作設定」タブの「スクランブル解除を行う」にチェックが入っているか確認してください。
次に設定メニューを開いて、「ネットワーク設定」タブに移動します。
下の「TCP送信」の中、「SrvPipe」にチェックを入れ追加ボタンを押します。左のボックスに「0.0.0.1:0-29(SrvPipe)」が表示されたらOK。

EPG取得設定などはデフォルトでも大丈夫です。録画先フォルダはお好みで変更してください。
ここまでできたら「EpgDataCap_Bon.exe」は閉じて終了します。
EpgTimerの設定
続いて「EpgTimer.exe」を起動します。

設定メニューを開き、まず「基本設定」ではBonDriverが「BonDriver_coax.dll」になっていることとを確認します。その右、チューナー数を「1」にします。
次に「ネットワーク」タブを開きます。「EpgTimerNWなどからのネットワーク接続を許可する」にチェックを入れ、ポートが「4510」になっていることを確認します。
他の設定はデフォルトのままで大丈夫です。
設定ができたら、EPG取得ボタンを押してEPG取得完了まで5~10分ほど待ちます。

KonomiTVのインストールと動作確認
「KonomiTV」はtsukujimiji氏のGithubからダウンロードします。「KonomiTV-Installer.exe」をダウンロードしてください。
KonomiTV-Installer.exeを起動すると、インストーラーが起動します。画面の案内の通りセットアップしていけば問題ありません。

インストールが完了後は「https://my.local.konomi.tv:7000/tv/」で、KonomiTVにアクセスできます。
まずはスキャンしたチャンネルや番組情報が表示されていることを確認して、リアルタイム視聴できるか確認してみましょう。


リアルタイム視聴で問題が出てなければOK!「アプリとしてダウンロード」しておくと便利に使えます。

トラブル無くここまで来ていたら録画も問題なく行えるはずなので、実際に録画テストも行ってみてください。




スマホで視聴するには
ローカル上でホストPC以外で視聴するには、ホストPCのIPアドレスが必要です。
ターミナルもしくはPowerShellを開いて、以下のコードを実行します。
(Get-NetIPAddress -AddressFamily IPv4 | Where-Object { $_.InterfaceAlias -notmatch 'vEthernet|Loopback' -and $_.IPAddress -like '192.168.*' }).IPAddress実行すると、「192.168.x.x」(xには何かしらの数字が入る)のかたちでIPアドレスが出てくるので、控えておきましょう。
続いてファイアウォールでポート7000を開放します。
スタートボタンを右クリックして 「ターミナル(管理者)」 または 「PowerShell(管理者として実行)」 を開き、以下のコードを実行してください。
New-NetFirewallRule -DisplayName "KonomiTV Web Server" -Direction Inbound -LocalPort 7000 -Protocol TCP -Action Allow「OK」と表示があれば完了です。
では、スマホでKonomiTVにアクセスできるか試してみましょう。
スマホブラウザから「http://192.168.x.x:7000/」にアクセスしてみましょう。


問題なくリアルタイム視聴ができていたらOK。これでローカル(自宅内)では好きなデバイスから地デジを視聴できます!
外出先でもテレビを楽しみたい方はここからDNS等の設定を行っていきますが、ここでは割愛させていただきます。各自調べてみてください。
2回目以降の起動方法
2回目以降は、EpgTimerを先に起動して、それからKonomiTVを立ち上げます。
KonomiTVを使うには、EpgTimerを常駐させておく必要があります。タスクバーにEpgTimerのアイコンが表示されているか確認してからKonomiTVを起動します。
EDCBはスタートアップフォルダに「EpgTimer.exe」に登録しておけば次回以降自動で立ち上がります。
KonomiTVを手動で立ち上げる方法は、以下の通り。
①Win+Rメニューから、「services.msc」を開く

②「KonomiTV Service」を右クリックして開始する
自動起動するにはタスクスケジューラを活用します。
こちらで配布されている「setup.ps1」を実行すれば、両アプリがタスクスケジューラに登録されるのでお試しください。
トラブルシューティング
PC再起動後、EDCBがBonDriverをオープンできなくなる
PC再起動後にEDCBがBonDriverをオープンできないときは、BonDriverの入れ直しを試してください。入れ直しで直ることが多いです。
1チューナーのみの環境では、TVTestが起動しているとチューナーが認識できないので、TVTestとEDCB・KonomiTVは併用しないでください。
Scrambleの値が0にならないけど?
EDCBのScrambleの値は増えていかなければ大丈夫。0でなくても視聴は可能です。
KonomiTVを再起動させたい
①Win+Rメニューから、「services.msc」を開く
②「KonomiTV Service」を右クリックして再起動を行う
まとめ:テレビライフがもっと充実に!
長文にはなりましたが、ここまでEDCBとKonomiTVの構築について解説してきました。
僕の環境でもテストしてみたところ、ちゃんと視聴できましたし、録画もいくつかテストしてみてしっかり録画できていることが確認できました!

TVerで配信されない番組もスマホ片手に楽しめますし、録画もEPG上でカンタンに行えるので、TVTestで満足しない人はぜひチャレンジしてみてください! みず


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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