どうも、みずにゃんです。
オールドデジカメがブームの今、PENTAXのオールドデジカメ「K-x」を入手しちゃいました。オーソドックスな構成だけど、エネループで動く魅惑の一眼レフに迫ってみます!
頭の片隅に残る、印象的な一台
ゴールデンウィーク中の仕事の渦も終わり、落ち着いた頃合いを見ていつものハードオフへ行った時の話です。
最近、ハードオフのジャンクコーナーで”当たる”機会(確率)が少なくなってきていました。この日も、ジャンクコーナーにめぼしいものはなく、なんとなくカメラコーナーのショーケースをぼーっと覗いていました。
そしたらです、1台の一眼レフカメラが、目に入ってきました。
「PENTAX K-x」という一見平凡そうに見えるエントリー機。
実は僕が一眼レフカメラを始めようとしていた2010年末、この機種を勧められたことがあります。当時は後継機の「K-r」も既に出ていて、当然ながらウリだった100色のオーダーカラーも終了していたので、家電量販店では”在庫処分”の名目で旧モデルのK-xは叩き売られていたのです。
最終的にオリンパスE-410に決まったのでこの時は買わなかったのですが、それ以降、K-xは頭の片隅に残るモデルになりました。とはいえ、さっきも書いたようにスペック的に尖った部分は特になく、その後Kマウントも持っていた時期もありましたが、今までK-xをチョイスすることはありませんでした。
さて、ハードオフに置いてあったK-xは、オーダーカラーのブラウンにブラックグリップを巻いた個体。ボディのみ・3ヶ月保証付で値段は6,600円と決して安くはないですがまぁまぁ手頃。日付は去年秋だったので、今まで気づいていなかったようです。
ですが、D610購入時にKマウントは完全撤退(俗に言う”抜けペン”)しているので、レンズがありません。ジャンク籠を漁ったら、550円のシグマの28-80mmがありました。これで、決心が付きました(笑)
エネループが使えて電源に困らない
K-xは単3電池4本で動き、専用バッテリーを必要としません。つまり、みんながよく使うエネループを用意すればそれでバッチリ。専用バッテリーだと純正を手に入れるのにチャージャーも含めて結構な額がかかりますが、エネループだと充電器付でも5000円を切ります。4本買い増しだけならたったの1500円で済みます。
僕はエネループはストロボに使っている4本だけだったので、超久々に買い増しました。Amazon見たらちょうど特選タイムセールのグッドタイミング。
とにかく軽い!
ブラウンの色が落ち着いていて、プラボディの安っぽさを全く感じません。最近触っているのがわりと重いのが多かったからか、とても軽く感じます。
エネループを入れてもめちゃくちゃ軽くて、日々の持ち歩きでも苦にならないですね。
ボタンやダイヤルの形もよく考えられていると思います。握った時に、程よい距離にシャッターボタンとダイヤルがあるんです。無理に指を伸ばさなくても主要ボタンに届く。クリック感も適度で素晴らしい。ニコンも見習って欲しい(笑)
APS-Cとして充分な画作り
K-xが出す画は、APS-C機の中ではクオリティの高いものでした。やけに濃すぎない自然な色合いがとくに素晴らしいと感じます。評判通り、高感度耐性もこのクラスの中ではひときわ高いです。
ただ、解像感についてはいま一歩。近距離は良好なのですが、遠距離は眠い眠い。
しかも、自分の個体はどうやらボディ側でピンズレがあるらしく、ファインダー覗いててもわかるように、AFやフォーカスエイドは正常なのに撮影してみるとぼやけていることが多く、僕の心もちょっとモヤッとします(笑)
リコーでのピント調整はもうできませんが、ボディ全体でピントを調整する裏技があるようなので、今度試してみようと思います。
DA 18-55mm WR
さすがにフルサイズ用のシグマレンズだとワイドの物足りなさを感じるので、APS-C用の標準ズーム「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WR」を購入しました。このレンズは以前K-7を持っていたときのキットレンズでした。(K-xのキットレンズは防滴ではないDA L 18-55mm)
写りは可もなく不可もなくといったところ。このレンズはクモリが進行する持病を抱えていて、この個体もクモリが進んでいます。K-7で使ってたときも手放すときにはかなりクモリが進んでしまってました。
逆に言えば、クモリがあることで安く手に入るし防滴構造なので、雨の日でも気軽に使えるはず。ジャンクレンズとして遊ぶには充分なのかもしれません。
ペンタックス沼 序章
3年半ぶりのKマウント復活になりました。
TwitterやInstagramでは新機材が入ると「My New Gear(MNG)」ネタで盛り上がる風習があるのですが、今回のK-xのMNG投稿をTwitterに上げたら、数多くのペンタキシアン(ペンタックスユーザー)が歓迎してくれました。Twitterのフォロワーさんも久々に増えました。ニコンやソニーだと大した盛り上がりにはならなかったのもあって、なんて優しいんだ・・・と(笑)
そんなペンタキシアン達のツイートを見ていて、ペンタックスならではのLimitedレンズとか、さらに上級のモデルが気になってしまったのです。
ということでまだ後日譚があるのですが、それはまた次の機会にお話しましょう。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
こちらもチェックしてみてください!