“高額商品”路線を拡大しつつあるキャンドゥから、わずか300円で手に入るUSBテンキーが登場したのでレビューすることにしました。テンキーがないMacBook Airを使ってる俺が、テンキーを追加するとどこまで便利になれるのか!?検証です。
テンキーがないと捗らないんですよね
PC用キーボードの「テンキー」って便利ですよね。全角モードでもちゃんと半角で数字が打てるので、エクセルを多用する仕事場では当然のごとくお世話になってるやつです(笑)
しかし、プライベートPCは今はMacBook Airなので、テンキーがありません。MacBook Airでもプライベート用途でエクセルや電卓で計算したり、プリペイドやデビット等の各種カード番号等を入力したりするので、横一列に並んだMacのキーボードだと、入力に手間取ってイヤなんですよね。
プライベートPCだと、スペースやキーピッチの関係などでテンキーを嫌う人が一定数いるようで、逆にテンキー欲しい派は思ったより少ないようです。
MacBookでエクセルなんかやる人はそりゃ少数派ですから、それくらいならキーピッチを拡げて打ちやすいほうが良い、そう考えているAppleの考えも一理あります。ですが、僕はその少数派なのですよ・・・(泣)
とはいえ、市販のメーカー製テンキーって、普通のデスクトップPC向けフルキーボード(もちろんテンキー付き)が買えてしまうお値段にはなるので、わざわざテンキーだけを購入しようということには今までなりませんでした。
そう、キャンドゥでテンキーを見つけるまでは、ね。
キャンドゥで300円USBテンキーを発見
ふと立ち寄ったキャンドゥで、300円のUSBテンキーを発見しました。
キャンドゥは先月から100円じゃない”高額商品”を展開するようになっていますが、なかでも電気小物は高額商品を出しやすい分野で、ダイソーを追うべく日々アイテム数が増えてきています。300円テンキーも、その一つでしょう。
最近の100円ショップの商品は、シンプルなパッケージが目立ちます。そうです、それで良いのですよw
規格はUSB2.0でTypeAなので、最新型のMacBook Airで使うには変換ハブが必要です。ちなみに2020年モデルMacBookのUSB2.0認識問題はその後のmacOSアップデートでほぼ解決してるので、普通のハブでいいでしょう。
製品自体も超絶普通のデザインです。キーはアイソレーションタイプではなく、従来式です。ごく普通のメンブレンかパンタグラフのどちらかでしょう。軽いのは良いのですが、わりかし厚みがあり、持ち運びやすさが良いとは一概には言えません。
キーピッチは余裕の広さ。「000」キーがあるのが嬉しいですね。
裏面には簡素ですがスタンドも備わっているので、傾斜角度も付けられます。
ペチペチ感が気になる
Macに接続すると「キーボードアシスタント」が起動してしまいますが、つなぐだけで使えました。
打ち心地は予想はしてましたが、やっぱりペラいです。ストロークは浅めで、底打ち感が強く、Macのシザー式キーボードと並行して打っていると、違和感も感じます。長時間使うと指先が痛くなってきそう。
打鍵音もペチペチしていて、いかにも安っぽい。というか、コレ安物なんですけどねw
あと、NumLockはmacOS 10.15では機能しないようです。十字キーはMac側にあるので支障はならないでしょう。
趣味用途で使うには充分すぎやしませんか?
仕事で使うには全然事足りないと思うけど、趣味で使うには充分すぎる気がします。
買い物でクレジットカード番号を打ったり、電卓でいろいろ計算したり、確定申告をしたりするくらいならバリバリ実用になってくれること間違いなしです。
MacBookなど、テンキーのないPCを使っている人は、いざというときに備えて絶対買っておくべきアイテムだと思います。
ただ、思ったより厚みがあるので、持ち運びはちょっと難しいかも。薄さで言えばメーカー製で魅力的なモデルも多数出ています。なので、このキャンドゥUSBテンキーは、家に常備しておく用と割り切るのがベストでしょう。Macユーザーですと、MacBookに極力薄さやデザインを統一しているものもあるので、そちらを検討すると、より幸せになります。
また、フリーランスの方などで、仕事でエクセルなどをされている方は、やはりメーカー製のそれなりのものをチョイスしたほうが良いかと思います。
ということで、キャンドゥ300円テンキーは、ホームユースで使うにはコスパ最強のテンキーになりそうです。
そのうちダイソーあたりが無線タイプ500円とかで追ってきそうな気がしますが・・・(笑)