ダイソーに、USB端子付きのコンセントタップが登場しました。2口のACコンセントと2口のUSBコンセント備えながらも、500円の低価格を実現しています。今回は、ダイソーに新しく登場したこのUSBコンセントタップに迫ります!気になる使い勝手は?
AC2口+USB2口でなんと500円!
職場の近くにダイソーが新規オープンしました。これまで近所にセリアはあったものの、”高額商品”を取り扱っていないセリアでは品揃えに不満がありました。ダイソーは職場から遠く、仕事帰りに立ち寄れないのがとても不便でならなかったのです。
それが近所にオープンしたことで解消されました。品揃えもそこそこなので、定期パトロールにも良さそうです。
今回、このあたらできたダイソーにオープン日に行ってきました。そこで見つけたのが、今回紹介する500円(税抜)の「USBコンセプトタップ」です。
今回の「USBコンセントタップ」は、2口の電源コンセントと、USBコンセントが一体となったものです。これまでACコンセントのタップ(100円〜)や2口のUSB ACアダプター(300円)は出ているのですが、普通のコンセントとUSBが一体になったものはこれが初めてと思われます。
通常このスペックだと1000円くらいはしそうなものですが、ダイソーでは500円と非常に安価で並んでいたので、実際に使えるのか気になって購入してみることにしました。
ホワイトのシンプルボディです。表面にACコンセントが1口と、2口のUSB端子が付いています。もう1口のACコンセントは上面にあります。
輸入業者は300円の2口USB ACアダプターと同じで㈱ラティーノとなっています。
ACとUSB合わせて合計1400Wまで対応し、USBは合計2.4Aまで対応しています。ダイソーの電源タップのACコンセント部は極性表示もあり、耐久性はともかく作りは親切だと思います。プラグにはプラグカバーも付属し、いたれりつくせりです。
構造に問題あり
給電に関しては問題なく行えました。ACコンセントからのMacBook Airへの充電、エレコム製Lightningケーブルを使ってのiPhone SE(2020)への充電、同じケーブルでのiPad(7th)の充電は正常に行えましたが、高速充電ではなく通常の速度での充電です。
300円のUSB ACアダプターで気になった甲高いノイズは今回出ておらず、性能的には常用できそうです。
ただ困ったことを一つ挙げるならば、2口の壁コンセントとの相性が考慮されていません。このタップはケーブルがないので壁コンセントに直接挿せると考える方も多いでしょうが、写真にもある通り、当タップの上面のコンセントと壁コンセントの挿してない方がどうしても干渉してしまいます。そのため、どちらか一方を殺さなければならず、壁コンセントに直接挿す場合はACコンセントを増設する効果は全くありません。
またこのタップはサイズが大きいため、頭の大きいACアダプター等(例:Nintendo SwitchのACアダプター)とも干渉し、壁コンの隣のコンセントにさせなくなります。
本体のプラグが90度向きを変えていてさえすれば起きなかった問題だけに、とても惜しい設計だと思います。改良品がいずれ出てくることを期待します。
延長ケーブルが必須アイテム
このダイソーのUSBコンセントタップの最大の魅力は、安価であること、それに尽きます。市販メーカー品の半額で購入でき、性能も申し分ないので、買って損はないでしょう。
ただし先述の通り壁コンセントとの相性が悪いので、延長ケーブルが必須アイテムになるかと思います。ダイソーには70cmの延長ケーブルが100円で売られているので、長いケーブルが必要なければ、それで問題ないでしょう。
ここが良い!
- 500円という安価な価格
- 全国のダイソーで購入できる入手性の高さ
- 2.4Aまで対応した2口のUSB端子
- プラグカバー付き
- 極性表示付のACコンセント
- ゴミが少なくて済むビニールパッケージ
ここがイマイチ!
- 壁コンセントとの相性が悪い。フルに使うには延長ケーブルは買っておきたい
- USB端子がやや固め