【レビュー】テンキー付になったダイソーの1,100円Bluetoothキーボードを試す

このサイトでは
アフィリエイト広告を表示しております。
ご了承の上、お読みください。 
▶詳しくはこちら

みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

今日は久々のダイソー商品レビューネタをお届けします。

ダイソーのBluetoothキーボードがテンキー付きに進化

ダイソーやキャンドゥ等でPCキーボードが買えるようになって2年ほどでしょうか。とはいえ、まだまだマウスに比べたら使い勝手に劣るものも多く、タブレット端末で補助的に使えるくらい、のイメージが拭えません。キーが小さすぎてPCでのタイピングにはしんどいものが多かったわけです。

ダイソーで売られているBluetoothキーボードは価格や販路の違いで数種あるのですが、薄型コンパクトサイズでPCでタイピングをするには厳しそうな感じがしていました。以前レビューした↓もそうです。

今回、ダイソーで新しいタイプのBluetoothキーボードを発見。
PCにも使いやすい大きいキーレイアウトで、テンキー付価格は変わらず1,100円(税込)とロープライス。

お値段はそのままに、機能性がアップしていそうな感じですね。ひとつ購入して試してみることにしました。

ちなみに、今回の製品ですが、ダイソーオリジナルパッケージ品ではありません。同一製品またはほぼ同等スペックのものがキャンドゥ等の他チェーン店にも並ぶ可能性もあるかと思われますが、ダイソーで販売されている製品としてレビューを書いています。

主なスペック

  • 商品名:Bluetooth接続 2台切替対応ワイヤレスキーボード
  • 型番:MTN23P08B059
  • Bluetoothバージョン:5.0 (4.0以上で対応・3.0以前のデバイスは非対応)
  • 対応OS:Windows(11/10/8.1)・macOS(10.2.8~)・iOS・iPadOS・Android(3.0~)
  • プロファイル:HID
  • キー数:114
  • キーピッチ:約18mm
  • キーストローク:約3.2mm
  • 電池:単4乾電池2本
  • 販売元:MAKER株式会社

あまりにも軽すぎない?

まず持ってみた感じ、とても軽いです。

でも、ちょっと軽すぎな気がするんですよね。キーボードってある程度重心があったほうが打ちやすいんですよ。実際、軽すぎるとズレていってしまうものもあるので、もうちょっとオモリを付けてほしかった感。

キーの配列自体に特殊な部分はあまりありません。Windows向けキーボードとして標準的なキー配列です。

ファンクションキーは他のキーボードと同様に、Fnキー同時押しで音量や曲再生コントロールなどのデバイス操作が可能になっています。ファンクションキー右側の鍵アイコンはロックキー(デバイスをロックする)です。

テンキー部にはデバイスの切り替えボタンと、Windowsでのみ機能する電卓起動キーとファイラー(エクスプローラー)起動キーがあります。この2つ、地味に重宝しますやん。他メーカーも採用してほしいくらいです(笑)

テンキー周りはゆったりとした作りに見える

比較的薄いボディですが、パンタグラフ式ではなくメンブレン方式になっています。文字や数字のキーは円状のくぼみが入っています。そもそもタッチが軽そうなのでくぼみはわざわざ要らないような気がしますけどね、どうなんでしょう??

バッテリーは内蔵されていません。単4電池を2本使用するというオーソドックスな仕様です。本体がきわめて軽いのもバッテリーがないから、とも言えそうです。

オンオフスイッチはテンキーの下にある
ちゃんと技適マークは付いています

打鍵感も軽すぎる

Windows11を起動させたMacBook Pro(2019・16インチ)に接続させてみました。ペアリングモードはFnキーとBT1またはBT2を5秒間同時押しで入れます。

実際この記事をこのキーボードで入力していますけれど、打鍵感は全く解いていいほど期待できません。キーストロークが軽すぎて、メンブレンなのに底打ち感がダイレクトに来ます。
僕がどうしても好きになれない富士通FMVのキーボードが百倍マトモに見えるくらいには、ダメだなあと感じます。あまりにもフニャフニャしすぎていてストレスが溜まってきます

打鍵感以上に致命的にダメだと思ったのが、CtrlキーがCrtlキーの機能を果たしていない点です。Windows上ではCtrlキーを半角全角キーと判定し、玉突きで「WIN」キーにCtrlキーの機能が割りあてられてしまっているのです。他のOSならともかく、Windowsでキーの刻印どおりに入力ができないのは、失格だと思います。

個人的にはエンターキー右側の窮屈感も気になります。通常ならエンターキーとテンキー部はもう少しスペース的な余裕があると思うのですけど、このキーボードはタイトな配置です。この記事を書いてる間も、エンターを押そうとしてDelキーを押してしまうのが何回もあり、ストレスを感じました。

あくまで緊急用と割り切ったほうがいい

ちょっと辛口な評価にはなってしまったような気がするのですが、ブログライティングやスプレッドシートなんかで日常的にキーボードを使う身としては、1,100円というハンデキャップを加味したとしても、合格点はつけられないですね。

ただ、ホームユースでライトに使う環境なら、まだ普通に使えるかなという印象もします。そもそもがそういう人向けの製品でしょうしね。

1000円あれば有線キーボードなら大手ブランド製でもう少しクオリティ高いのもありますし、Bluetoothではなくレシーバー方式でもいいのであればやはりロジクールあたりのほうがコスパも完成度も高いのは昔から変わらないですね。

あくまで、ダイソーのキーボードは予備用、サブ用と割り切って使っていくのがベターでしょう。

最後に余談ですが、いま僕がキーボードで一番気になっているのは、エレコムのメカニカルキーボード。1万円を切る価格なのに1万円クラスのメカニカルキーボードを凌ぐ打鍵感なんですよ(以前展示機で試してみました)
リアルフォースより、個人的には好みです。お金に余裕ある方はメカニカルキーボードをぜひどうぞ(笑) みず

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

こちらもチェックしてみてください!

ソフトバンクオンラインショッププ