台風19号は名古屋近辺のウチの周りでは大したことなく過ぎていった感じのようです。雨も風も先日の15号のほうが猛威で、15号のときはあまりの風の強さに全然寝れなかったですから。
でも関東を直撃し、甚大な被害が出ている模様です。一日も早い復興をお祈りしています。
さて、台風で名古屋近辺でも大半の店が臨時休業になったので出かけても何もできないのもあり、ブログのサーバーを試験的に「ConoHa WING」に変更しましたので告知します。
ConoHa Wingは日本最速レンサバ?
てつぱら!ブログは2月の新旧分離以降、これまでさくらインターネットさんの「さくらのレンタルサーバ」を使用していました。
さすが老舗とだけあって、安定性は申し分ないのですが、多くの方が指摘されているようにさくらのレンタルサーバは
重い!
遅い!
と、速度面ではイマイチな評価が目立ちます。
もともと当ブログはプラグインをバリバリ入れていることもあってか大本が重たかった[1]これでも、テーマをCocoonに代える前よりはそれなりに軽くはなっているのですがため、さくらサーバーの重さと相まって、激重サイトとなってしまっていました。
すでに一ヶ月ほど前からサーバーの移行先を検討していて、諒くん[2]=ryo.nagoyaのryoaspp氏とその件で話をしていると、「wpX」なんかはどうだ?と薦められました。「wpX」はあのエックスサーバーさんのWordPressに特化したレンタルサーバーで、エックスサーバーの安定さはそのままに手軽にWordPressができるので、グラっと来てはいました[3]その後、wpXは「wpX Speed」に移行しています。コチラも国内No.1を謳っていて新たなConoHa WINGの対抗馬となっています。→WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』
僕は今、当サイト「てつぱら!新館」、さくらのブログで展開する「てつぱら!アーカイブ」、AmebaOwndで運営する「チャレンジ!!ボッチャ駒来」の3サイトを運営していますが、AmebaOwndがあまりにも使いにくいので「ボッチャ駒来」のWordPressへの移行を考えたのです。
最初はさくらのサーバとは別に、JETBOYとかコアサーバーの格安プランでの構築を考えていましたが、スペック的にイマイチなことが判明。
調べてるうちに、以下のサーバーの評価が高いことに気づきます。
- エックスサーバー
- Mixhost
- ColorfulBox
- ConoHa WING
僕はエックスサーバーを嫌ってるとかではないんですが、ド定番で面白みがないのと、初期費用の高さがネックとなってしまうのです。
MixHostとColorfulBoxはLiteSpeedを採用していて速度は申し分ないようです。ただし、モリサワのウェブフォント機能がないなどの点と、短期契約で導入したときの費用が、ConoHa Wingと大差がなくなってしまう点がネックでした。
そして残った「ConoHa WING」は去年9月にサービスインしていたのですが、直後のジオシティーズ終了発表に伴うレンサバ紹介記事のときに全く気づかず、今に至るまでその存在に気づいていませんでした・・・(;´∀`)
「国内最速」の謳い文句は、決して謳い文句なだけではなく、ちゃんと数字に現れているようです。
さらに、モリサワのウェブフォント機能、WordPressかんたん移行など魅力的な点が多く、それでいて初期費用ゼロ・契約期間の定めなしで一律1200円(税抜)の月額料金なのも、僕の心を大きく揺さぶりました。
月額料金がさくらの2倍以上となってしまうので、せっかくなら全サイトをまとめようとなり、先陣を切るかたちで当ブログを移転することにしたのです。
どんだけConoHa WINGが速いかは他の方のレビューなどを見ていただくといいでしょう。
早速申し込み
公式サイトから申し込みます。ConoHa WINGは無料お試しがないのですぐ有料課金とはなりますが、一ヶ月に満たない場合は時間制料金となるだけでなく契約期間の指定がないので、自分の身に合わなかったらすぐやめられるのも利点です。
支払方法はクレカ、ConoHaカード、ConoHaチャージ。チャージはクレカ・Amazon Pay・ペイジー・Alipay・PayPal・コンビニ払いに対応。デビットはクレカ払いはできませんが、ConoHaチャージでのクレカ払いは利用可能です。
コントロールパネルがシンプルで操作しやすいのもConoHa WINGの良いところです。なお、コントロールパネルとConoHaの一部ページは「このはモード」にも変更できます。
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案外スムーズじゃないWordPressのお引越し
WordPressかんたん移行を2度ほど試してみたのですが、「予期せぬエラー」が出て進めませんでした。
原因を特定する手間を考えたら面倒なので、FTPを使って手動で移行させました。
FTPのファイル移行自体はスムーズでしたが、今度はアクセスができません。どうやらリダイレクトループが発生しているようです。ConoHa WINGでの常時SSLの仕様上起きる問題だそうで。
「.htaccess」でリダイレクトを設定している人は「.htaccess」からリダイレクトの書き込みを削除します。
次に、以下のサイト様情報を参考に、以下のコードをwp-config.phpに書き込みます。
/* 以下の記述を追加! */
define('FORCE_SSL_ADMIN', true);
if ( ! empty( $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO'] ) && $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO'] == 'https' ) {
$_SERVER['HTTPS']='on';
}
参考サイト様では途中「&」となっていますが、「&」を残し「amp;」を削除しないとシンタックスエラーとされます。
この2つを取れば、ConoHa WINGのSSLが有効になった状態でアクセスできるようになりました。
体感速度アップ!
ConoHa WINGの速度はマジでダテではないです。コンテンツキャッシュとブラウザキャッシュを有効にしたところ、体感でもさくらの2倍は速いんじゃないか、というレベル。
とくにこれまでネックだった画像の読み込みがスムーズになったな、と。
技術的な話をすると、実は大本のサーバーは速度の速いLiteSpeedではなく安定性に強いnginxが採用されています。そのうえで、PHPにLiteSpeed LSAPIを積んでいるのです。だから、高速かつ安定のいいとこ取りを実現している、この点は素晴らしいです。
ただし、Page Speed Insightsの値はほぼ変わりませんでした。まぁ、大本が重いブログだからSEO的には大した効果は出ないようですね・・・orz
まとめ
ConoHa WINGは恐ろしくコスパの高いレンタルサーバーだと思います。速さはもちろん、安定性、使いやすさの面でも充分ライバル・エックスサーバーなどと戦えるスペックです。WING自体は開始から1年ちょっとのサービスですが、VPSでは実績のあるサービスだし、大手のGMOですから信頼性でも問題はないでしょう。
それに、イメージキャラクターの「美雲このは」を採用していて、レンタルサーバーのお硬い存在を打ち壊しに来ているところに好感が持てます(ただちょっと”萌”に寄り過ぎかも?とは思いますが)
今ならドメインがただで手に入るキャンペーンもやっていますので、ConoHa WINGへの乗換もぜひ検討されると良いでしょう♪
今後の予定
「tetsupara.net」ドメインのネームサーバーをConoHaのものにしているため、サブドメインで運用している「てつぱら!アーカイブ」が現在表示できていません。コチラもConoHa WING上でWordPress化することに決めました。せっかくなら自作テーマに挑戦してみたいと思っていまして、出来上がるのにちょっとお時間をいただきます(一時的にリンクを外しておきます)
分散している各サイトを集約するだけでなく、新サイトの構想も出来上がっているので、挑戦してみたいところです。
これだけ速いなら、もうさくらのレンタルサーバには戻れませんね( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾
★鉄道模型の所有状況は随時更新しています。
★オーディオシステムの構成も随時更新しています。
★何でも聞いてください。
https://peing.net/ja/mc313_8507
脚注
↑1 | これでも、テーマをCocoonに代える前よりはそれなりに軽くはなっているのですが |
---|---|
↑2 | =ryo.nagoyaのryoaspp氏 |
↑3 | その後、wpXは「wpX Speed」に移行しています。コチラも国内No.1を謳っていて新たなConoHa WINGの対抗馬となっています。→WordPress専用クラウド型レンタルサーバー『wpX Speed』 |