【レビュー】1インチ✕ライカの「AQUOS R7」のカメラで愉しむ!

みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

前回の記事で「AQUOS R7」の導入の経緯と全体的なファーストインプレッションを書きました。前回のファーストインプレッションの時点では天候にも恵まれずまだカメラ部分の評価があまりできていませんでしたが、その後いろいろと撮影して作例も増えてきたので、今回はAQUOS R7のカメラ周りをより踏み込んで評価したいと思います。

新センサーと広角のズミクロンレンズ

AQUOS R6では2020万画素のDSC-RX100系の流用と思われるセンサーが使われていました。R7ではセンサーサイズは同じく1インチですがスマホ用に最適化された4730万画素の最新センサーが搭載、アスペクト比も4:3に変更されました。デバイス情報を見た感じでは、ソニーの「IMX989」というセンサーのようです。

ズミクロンレンズはR6と同様にフルサイズ換算で19mmの広角レンズ。レンズの刻印が「LEICA」から「LEITZ」に変更されている理由は謎です。最短撮影距離が短くなっていることからして、光学設計も変更されているものと思います。

一見高画素のセンサーを搭載しているように見えるのですが、ノーマルモードで撮影したときの記録画素数は1180万画素と抑えられています(11M高感度モード)。その一方で、デジタルズームを使用したときは全画素を使用することで解像度の劣化を抑えています(47M高解像度モード)。
撮影の状況や環境に合わせて、この2つのモードは自動で切り替わるため、どんな状況下でも画質劣化が少なくて済むのです。

もちろんズームせずとも全画素が使える「ハイレゾモード」も備えています。

レスポンスの高速化

前モデルR6の最大の欠点がオートフォーカスの遅さでした。R6はコントラストAFのみだったので、大型センサーのR6では小型センサーのスマホと比べるとAFの遅さが露呈しちゃったようです。

AQUOS R7では一眼カメラでは当たり前となっている「像面位相差AF」が初採用され、最近のミラーレスのようなハイブリッド方式になりました。

カメラアプリを立ち上げてズームせずに構えていると小さい四角の枠がたくさん出てきますが、これが像面位相差AFが作動している証です。像面位相差AFは自動でピント合わせをしてくれて、その上高速。R6よりもピント合わせが速くなったのです。

水色の小さな四角がフォーカスポイント

像面位相差AFは広角域で動作し、一定以上ズームするとコントラストAFのみになります。画面タッチした時もコントラストAFで動いているようです。ファーストインプレッションで「AFが遅いぞ!」となったのは、コントラストAFだったからのようです。

速くなったのはオートフォーカスだけじゃありません。シャッター押下したときの記録速度も速くなっています。一瞬で記録されてプレビューができます。AQUOS R7ではストレージ容量が倍増しているので、R6よりも高速なストレージを採用しているのでしょう。

接写はズームで補え!

最短撮影距離が短縮したとはいえ、iPhoneなどの接写性能と比べるとイマイチです。こういうときはズームで補ってあげるかたちになります。AQUOS R7は47M高解像度モードのおかげでズーム時の画質劣化も抑えられているので助かります。それに、広角で近づくよりもズームで拡大したほうが、歪みも少なくなります。

とくにスマホで撮ることの多い”ご飯もの”はズームで撮ってあげるといいでしょう。AQUOSのカメラアプリの「ガイド線」機能には、ランチやディナーを綺麗に撮るためのガイド線も入っているので、今度使ってみようと思います。

ナチュラルで明るい色味

AQUOS R7の描き出す画は、ナチュラルで自然な感じがします。同じくライカレンズを搭載したHUAWEI P20ではSNSでの映え方を意識してかかなり濃い色の味付けで、これはこれで好きでしたが、いかにも”作られた色”という印象でしたから、今回のR7は同じズミクロンレンズなのに正確は真逆です。

露出アンダー目に

露出も明るめに出てきます。測光方法が違うのかは不明ですが、タッチ操作でフォーカスを合わせた際に露出がオーバー気味になるため、アンダーに持っていかないとうまく撮れませんでした。

ズームなし、露出補正なし

R7のカメラはポトレ重視、というのも明るめの露出に持って行きたがる理由な気がします。

3倍ズームで撮影
こちらはDSC-RX100、露出補正なし。AQUOS R7がいかに明るめに出るかがわかる

夜景は綺麗に撮れる?

せっかくの(スマホの中では)大型センサーですから、夜景撮影とかも試してみます。

AQUOS R7のカメラアプリには「ナイトモード」があり、このナイトモードを使うと広角もズームも低ノイズで夜景撮影ができます。もちろんノーマルモードでもそれなりに夜景撮影はでき、11M高感度モードならほとんどノイズが気にならないレベルで仕上がります。ズームはノイズ出まくりで厳しいですが・・・。

ゆうどきの繁華街。ノイズは驚くほど無い。広角で撮っているが、歪みが少ないのもR6からの改善ポイントらしい

個人的にはホワイトバランスの差もあり、ナイトモードのほうが安定している印象を受けます。

ノーマルモード。多少のノイズはあるが、解像感を失うような感じはしない
ナイトモード。ノーマルモードよりもわずかにディティールが良くなった。

一点だけ注意しておくと、AQUOS R7は手ぶれ補正非搭載なので、手ブレだけは気をつけてほしいと思います。

まとめ:のんびりと構えて撮りたい方に

AQUOS R7のカメラは、いくらかレスポンスの改善はありますが、ライカのコンセプトに沿ってのんびりとスナップやポトレを撮っていくスタイルのカメラです。
動き物にはあまり強くないし連写は全然なので、そのあたりをスマホに求めるならXperiaのカメラのほうが向いていると思います。

もともとライカのカメラはキヤノンやソニーのカメラみたいな高レスポンスとはほぼ無縁の世界で、その場の佇まいを感じつつのんびり撮る、そんなコンセプトですからね。

いつも見ている風景とは違う視点で日常をいろいろ撮ってみたい、そんな願いを叶えてくれるのがAQUOS R7のカメラなんだな、と実感できました。

次回最終回は、AQUOS R7の使い道やその他良いところなどを書いていきます。

みずにゃん

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

うらにゃん

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みずにゃん

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