どうも、みずにゃんです。
ダイソーの人気商品・1100円完全ワイヤレスイヤホンが新しくなりました。充電がType-Cとなり、バッテリー性能も大きく改善しています。早速試してみました。
ダイソー”純正”のTWS新モデルが来た!
去年春。ダイソーがオリジナル商品として税込1,100円でリリースした「完全ワイヤレスイヤホン」はそのコスパの良さから一時は品薄になるほどの好評ぶりで迎えられ、1年たった今でも”格安フルワイヤレスイヤホンの代表格”として定番商品となっています。
ダイソーではダイソーオリジナル製品でない完全ワイヤレスイヤホンも取り扱っていて、株式会社ラティーノ(エコラ事業部)から1,100円のが2モデル、MAKER株式会社から1650円のモデルがダイソーオリジナルの完全ワイヤレスイヤホンの発売後、販売されるようになりました。
そういう事情から、ダイソーオリジナルでは今後新しいモデルが出ないのかと思いきや、突如登場してきたのが、今回の新しい完全ワイヤレスイヤホン(タッチセンサーボタン、タイプC充電対応)です。
お値段は先代と変わらず税込1,100円で、手に入りやすい価格です。
今回の新モデルの特徴は、以下の通り。
- 充電方式がUSB Type-Cに変更
- タッチセンサーボタンを搭載。ボイスアシスタントにも対応
- アナウンスが日本語になり、使いやすさが進化
- バッテリーのスタミナが改善。最大約12時間の再生が可能
- 選べる2色(ブラック/グレー)
先代(2021年モデル)との比較
新型(2022モデル・Type-C) | 先代(2021年モデル) | |
---|---|---|
通信方式 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
対応コーデック | SBC | SBC |
伝送帯域 | 20Hz~20000Hz | 20Hz~20000Hz |
電池持続時間 | 3時間 | 4時間 |
充電ケース使用時の スタミナ | 最大約12時間 (イヤホン3時間+ケース9時間) | 最大約10時間 (イヤホン4時間+ケース6時間) |
連続待受 | 約90時間 | 約70時間 |
充電ケース バッテリー容量 | 300mAh | 300mAh |
イヤホン充電時間 | 約1時間 | 約1時間30分 |
ドライバー径 | φ8mm | φ7mm |
出力音圧レベル | 102±3db | 92±3db |
再生周波数帯域 | 20Hz~20000Hz | 20Hz~20000Hz |
インピーダンス | 16Ω | 32Ω |
ケース充電端子 | USB Type-C | マイクロUSB(Bタイプ) |
付属品 | 取扱説明書 | 充電ケーブル 取扱説明書 |
カラー | ブラック・グレー | ブラックのみ |
先代と比較すると、スタミナ面でのスペック改善が目立ちます。イヤホン本体のスタミナはやや落ちたものの、ケースのスタミナが大きく改善し、ケースと本体を合わせたスタミナは先代よりも長くなっているので、充電頻度をより少なくできます。
また、イヤホンの再生能力も改良されていることがわかります。
大きくはなったが、質感が向上
ということで、実際に買って試してみます。パッケージは先代と大きく変わらずグレー基調のデザインです。
充電ケースのサイズはやや大柄になりました。とは言っても、1650円のやつとか、この間のラティーノ製に比べればそこまでの大きさは感じません。表面処理が施されるようになり、質感が改善しています。ケース前面にバッテリー残量を示すLEDインジケーターが付いているのも嬉しいです。
充電端子がType-Cになったのが個人的にはかなり大きいと感じています。なお、先代では充電ケーブルが付属していましたが、新モデルでは省略されているので、別に用意しましょう。また、Qi規格の無線充電には非対応です。
イヤホン本体のボタンは物理ボタン式からタッチセンサー式に変わりました。パッケージにも記載があるように、左右で違う動作をするので慣れるまでは操作ミスがあるかもしれません(笑)
タッチ感度はほどほどの感じで、誤反応も起きにくかったです。新モデルもSiriやGoogleアシスタント等のボイスアシスタントに対応しています。
イヤーピースの大きさは変更されていません。最近ダイソーで販売してるイヤホンはミニサイズが多かったので、標準サイズ(Mサイズ)のイヤーピースで据え置かれたのは耳穴の大きい男性にとってはありがたい話ですよね。先日のラティーノ製でがっかりしたばかりだっただけに、嬉しい誤算。
やっぱり低域推し・・・?
さて、今回もV60 ThinQ 5Gに接続し、Apple Musicのストリーミング音源で試聴しています。
先代はかなり低域が強めでしたが、今回も低域の推しが強烈で、パンチ力のある仕上がりになっています。
とはいえ、先代では埋もれがちだった高域に関しては若干伸びが改善していて、透明感は薄いものの表現力には富んでいます。中域は残念ながら今回も埋もれ気味です。
コーデックがSBCということもありノイズも多く、クリアな音かというとそうではない気がします。やはり、音場の拡がり方には乏しい印象ですが、ノリの良い音なので、ロックやレゲエなどエネルギッシュさがほしいジャンルで聞くと楽しいです。
あと今回はじめて気づいたのですが、Apple MusicよりもYouTube Musicのほうが低ノイズでクリアのようです・・・。YouTube MusicだとApple Music以上に音楽に集中できる感じがしました。
ダイソーらしく、完成度が高い!
今回の新しい完全ワイヤレスイヤホンも、ダイソー製品らしくコストパフォマンスに優れた一品になっています。ダイソーでも取り扱いのある他社製品と比べて完成度が高く、選べるならダイソーオリジナルを選びたいところです。
先代よりも改善したところが多く、使い勝手が良くなっているので、迷わず新モデルをチョイスするといいでしょう。音も2000円以下クラスのイヤホンの中では比較的ゆとりがあるので、常用のイヤホンとしても文句なしではないでしょうか。
お近くのダイソーで見かけたら、ぜひ試してみてください!