「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM」はLUMIX G9との相性抜群!?

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

LUMIXにはSTMレンズが合う・・・?

去年秋、LUMIX G9用にKIPONのAF電子マウントアダプター(EFマウント)を買った僕ですが、「EF 70-200mm F2.8L USM」ではなかなかAFの食いつきがイマイチで、なかなかいい撮れ高を得ることができていませんでした。

「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」とのAFの相性は比較的良かったので、実はマウントアダプター購入当初から「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM」とも相性がいいのではないか?と思っていたフシがあります。

ということで、「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM」を購入してみることに。写りも良くなっているようだし、薄々期待をしていました。

中古相場、高騰中

「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM」は、従来のUSMモーターではなくステッピングモーターを搭載。AF高速化・静粛化が図られたキットレンズです。EOS 70D世代以降のダブルズームキットなどに付属したほか、単品販売でも購入できました。

もともとキットレンズということで中古相場は1万円台でだったはずのこのレンズですが、知らん間に2万円台まで高騰しています。RFミラーレスユーザーが、価格が高くてF値の暗いRF-Sレンズを嫌ってEF-S STMレンズに流れてきているそうです。これに転売ヤーが加わり、中古相場高騰の歯止めが効かない有り様。

ですが今回は、運良く、訳あり品のかたちで安く手に入れることができました(この前のVAIO Pro PJもだけど、僕の買い方、いつもそんなんばっかですねえ・・・笑)
バルサム切れはしてますが、試写では想像以上に状態が良好だったしAFも高速だったので、これは、と思ったんです。EXUSフィルターもセットで。

外観のチープな感じは先代までを思えば、だいぶ抑えられていると思います。軽くてコンパクトで、ミラーレスユーザーが使いたがるのも納得いきます。

見よ、500mm相当の世界!

EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMをLUMIX G9で使うと、35mm換算で110-500mm相当の万能望遠レンズになります。手のひらで500mm相当の超望遠域をカバーできるレンズはマイクロフォーサーズの純正を含めてもそうそう無いので、ある意味貴重な存在です。

AFは非常に静かで、スッと合焦してくれます。静止物が相手なら、M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F2.8 PROとも引けを取らない速度と精度に感じます。使っていて、マイクロフォーサーズレンズと使い勝手が大きく劣る感じはしませんでした。

このレンズ、絞り開放からしっかりと解像します。ボケ味に関してはハイグレードレンズほどの美しさはないものの、キットレンズと考えれば十分過ぎるクオリティ。ナチュラルな色味なので、LUMIXのあっさりめの描写ともマッチします。

テレ端・絞り開放ですがブレずに解像しています
ボケはややうるさいですが、次第点でしょう

手ぶれ補正(IS)はLUMIXでも機能します。ただし、G9のIBIS(ボディ内手ぶれ補正)はオフとなり、レンズ単体のISが機能する感じ。でもこのISが非常に強力で、暗所でも手持ちでシャッターが切れます。

屋内・テレ端・絞り開放・手持ち撮影でこの写り!

そして、ワイド側よりも、テレ側のほうが高い描写力に感じます。500mm相当でも猫の毛並みや瞳のうるうる具合をしっかりと捉えきれています。

これもテレ側で、イイ感じです

物足りなさはほぼ感じられません。立体感や透明感がもう少しあれば、という気もしますが、それをローエンドのキットレンズに求めるのは酷でしょう。キットレンズとしては、最高峰のクオリティだと思います。

言われてみると立体感には欠ける部分はありますが、価格からしたらものすごく健闘しています

Lレンズをも超える描写力

手持ちのEF 70-200mm F2.8L USMと比べると、デジタル向きでない同レンズは絞りを開けるとモワッとした眠い描写になることが多く、ボケのうるささも気になるところです。

EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMは、オールドLレンズの描写力を超えています。柔らかさを求めるならともかく、LUMIXでオールマイティーに使うなら、断然EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMに軍配が上がります。パナの純正キットレンズも超えてるかもしれません(笑)

赤鉢巻にしよう

そんな高性能なレンズですから、せっかくなので“赤鉢巻”を着せてあげようと思いやってみました。
ダイソーの赤いビニールテープを巻いているだけなのですけどね(笑)

※LレンズではなくSTMダブルズームです

でも巻くだけでちょこっと高級感が増したような気がします。近くで見るとアラが出ているけど、遠目で見ればLレンズのようなオーラを解き放っているように見えます(笑)

他のレンズも、合わせて赤鉢巻にしてみました。こういうちょいカスタマイズ的が楽しいです。

EF-S 18-55mm STMも

問題は馬が撮れるかどうか・・・?

僕が望遠レンズを使う最大の理由は、競馬場に行ってパドックやウィナーズサークルで馬やジョッキーを撮りたいから。

猫でのテストはなかなか上々の結果だったと思いますが、ずっと動いているサラブレッドではどうなのでしょうか。それはやってみないとわかりませんよね。

今月は中京競馬ももうすぐ開幕して、そのフィナーレにGI・高松宮記念を控えています。早速の実戦投入になりそうなので、結果がわかればブログネタにしたいと思います。 みず

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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