部屋の片付けをしていて、ブログの移植が進んでいません・・・。
昔あったNゲージメーカー
HOゲージャーにとって知らない人はいないであろうメーカーの一つに、「エンドウ」があります。
エンドウは真鍮のプレスやエッチングを使用したHOゲージを得意とし、HOゲージでは天賞堂、カツミと並んで”真鍮HO御三家”とも言える存在です。
そのエンドウがかつてNゲージに参入していたことはご存知でしょうか?
時はブルトレ・L特急ブームからのNゲージブーム。学研や永大、しなのマイクロなど各メーカーが新規参入する中、同じく新規参入してきたメーカーの一つです。
HOで得意としているエッチングやプレスの技術を活かし、Nでも真鍮製の模型を各種発売していました。
一時期はレールやパワーパックなどトータルシステムの構築にも乗り出したエンドウですが、『鉄道模型考古学N』によれば、1985年の京成スカイライナー新塗装を最後にNゲージから撤退してしまっています。
エンドウのNゲージは、真鍮製であることと撤退メーカー製品であることから、それなりのプレミアが付いて取引されるのがほとんどです。
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素朴な味のエンドウEF58
そんなエンドウのNゲージは今まで持っていませんでしたが、先日EF58一般色をヤフオクで落としてしまいましたw(正確には入札が取り消されたので、イトケンさんに代理で落としていただきました。ありがとうございました)
落札価格は¥2,980+送料と意外と安かったのです。
エンドウのEF58にも色々なバリエーションが有り、
- 一般色ひさし付
- 一般色ひさし無
- 茶色ひさし付
- 茶色ひさし無
- 青大将ひさし付
- 青大将ひさし無
- 特急色ひさし付
- 特急色ひさし無
- 無塗装ひさし付
とこんなにバリ展されてたのです。
エンドウのEF58は1978年発売で、NゲージEF58の初の完成品でした。翌年発売のKATO初代製品と競作になったようです。
今回買ったのは一般色ひさし付で、小窓の車体です。
車番は塗色にかかわらず152号機が印刷?で表現されています。
真鍮製なので、手に持ったときの重厚感と冷ややかな感触がプラとは全然違い新鮮な気分です。
見た目はまるでHOの真鍮車体を縮小しただけの雰囲気であり、シンプルで素朴です。握り棒もなければデッキ表現自体がないという清々しさですw
動力ユニットはEF57と共用で、ボディの載せ替えが可能。余談ですがKATOも同じくEF57とEF58は共用でしたね。
全体的なプロポーションは良いですが、腰高なのが惜しいところです。でもその分目立って個性的かもしれませんがw
存在感は大
やや甲高い音ではあるものの、快調に走行しています。HOの走りをそのままNに持ってきたという感じで、重厚感があり楽しいです。
色々な客車とつなげて遊べるけど、やはり同じエンドウの24系をいずれは繋げてみたいものです。
実車のバリエーション豊かなEF58は模型でもバリ展が豊富でついつい手を出してしまう底なし沼なのでご注意を(笑)
ちなみにブログで紹介していないものも含め、2019年2月19日時点で5両。あと1両追加でやってくる予定ですw
製品概要
製品名:EF58 一般色ヒサシ付
メーカー | ロット | 購入場所 |
エンドウ | 1978年 | ヤフオク |
定価 | 購入価格 | 購入形態 |
¥6,900 | ¥2,980 | 中古 |
品番 | 製品形態 | 発売年 |
2101 | 真鍮製完成品 | 1978年 |
出典:松本吉之著『鉄道模型考古学N』
[鉄道模型]カトー 【再生産】(Nゲージ) 3056 EF58 35 長岡運転所 電気機関車 価格:5,194円 |
価格:3,024円 |
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