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鉄道模型ビギナーさん向けの解説シリーズ、今回はクリスマスに合わせて、Nゲージを走らせる方法について解説します。
スターターセットを開けてみよう
クリスマスでNゲージのセットをプレゼントで貰った、あるいは来年のお年玉で買うという予定の方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
今回はこの前解説したオールインワンであるスターターセットを開封し、走行させるまでをご紹介します。
スターターセットには、車両を走らせるのに必要なアイテムが全て揃っており、これひとつで遊べるようになっているのは以前解説したとおりです。
なお、スターターセットの新しいのを用意できなかったので、今回使用したスターターセットは別のパワーパックや、かなり古いレールも使用していますが、遊び方は基本的に同じです。今回はTOMIXの例で説明していますがKATOでも手順はほぼ同じです。
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レールを接続する
まずはレールをエンドレス状に接続します。
KATOもTOMIXも水平につなげばOKです。KATOの場合はフィーダー線路を直線部分に組み込む必要があるので注意してください。
こんな感じでTOMIXならC280、KATOならR315の半径のエンドレスレイアウトになります。
パワーパックの準備と配線
レールを接続ができたら、お次はパワーパックの準備と配線です。
まずパワーパックの進行方向スイッチが中間になっていることと、スピードダイヤルが最小になっていることを確認します。
KATOの場合はフィーダー線路のケーブルをそのまま繋ぎます。TOMIXの場合は付属のケーブルをパワーパックと接続した上で、適当なレールの窪みのある箇所に挿し込みます。
レールの配線ができたあとで電源ケーブルは繋ぎましょう。
車両を入れよう
車両をレールに乗せるには、「リレーラー」を使用します。
モーターのないトレーラー車はリレーラーに載せるだけでレールに載せることができます。動力車はリレーラーに置いて指で押しながら滑らせるようにしてレールに乗せてください。
車両の連結はコの字型の連結器(アーノルドカプラーといいます)であればそのまま突き当てるだけでOK。TOMIXの新幹線もそのまま突き当てます。
KATOの電車についているKATOカプラーの場合はカプラーの向きを調整した上でカチッと音がするまで突き当てます。
いよいよ走行!
これで走行の準備はできました。
パワーパックの進行方向スイッチをどちらかに入れ、スピードダイヤルを少しづつゆっくり回していきます。
動力やレールが正常な場合はダイヤルを回すと走り始めます。これで走行しない場合はレールやフィーダーの接続を確認し、これでもだめな場合、新品であれば初期不良の可能性が大きいのでお店に相談しましょう。
模型は時速に換算すると実車の新幹線以上のスピードを出すことが可能ですが、リアリティの話以前に脱線や車両故障の原因となってしまいます。
実車に見合った速度で模型を走らすことを「スケールスピード」と言います。パワーパックのスピードダイヤルの真ん中に来る前に大体の車両はスケールスピードに達するので、パワーパックのスピードダイヤルの真ん中から右にあまり回さないようにしましょう。
あとは眺めたり停車発進を楽しんだり写真を撮るなり、皆さんの好きな楽しみ方で楽しみましょう(∩´∀`)∩
後片付け
車両を撤去したら、準備とは逆の手順で片付けていきます。
レールの外し方ですが、TOMIXはそのまま水平にまっすぐ引っ張ればOKですが、KATOの場合はへの字状に折ることで外れます。外し方に相違があることに注意です。
まとめ
今回は簡単ですが、Nゲージを走らせるまでを解説しました。
おもちゃであるプラレールと同じようにシステマチックにできているので、準備も後片付けも簡単です。
冬休み・年末年始の合間に、思う存分遊んでみてくださいね。
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