フルサイズミラーレスを我が手に!Nikon Z6を導入!【操作編】

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今日はこんな記事です

フルサイズミラーレス・Nikon Z6とマウントアダプターFTZを導入しました。レフ機のD610と比較して、質感、使い勝手、フィーリングはどう変化したのか?個人的に気になる点をまとめてみました。

先日導入した「Nikon Z6」の話です。今回は、実機が到着して、実際に使ってみた印象を書いていきたいと思います。

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Z6の質感に満足

Z6とマウントアダプターFTZは、土曜日のお昼にフジヤカメラでポチったのですが、夕方には中野ブロードウェイのクロネコのセンターから発送され、日曜の朝には名古屋郊外の我が家に届くという速さはAmazonも脱帽レベルです。マケプレでポチったメモリーカードも一緒に届きました。

今回の中古Z6をチョイスするにあたって、本体の状態よりも元箱の有無を重視しました。今回のフジヤの個体は、グリップの劣化と小キズが確認できる程度で、元箱付きだったことが決め手となっています。

Z6にはミラーがなく、マウントの口径が大きい。Zはレフ機と比べて角が目立つデザインだ

発売当時はダサいと思っていたデザインも、今ではすんなりと受け入れができるのだから不思議です。ほどほどに小型で、それでも充分大きいグリップを備えているところが、ニコンらしい。EOSみたいなずんぐりむっくり感がないのが◎

ZマウントはFマウントより口径が大きいので、ボディを外してみたときに、迫力がありますね。ただ、ミラーレスにしては大柄で、システムの小型化の恩恵は薄いです。

Z6/Z7で、中古のランクを落とす要因の一つがグリップの劣化です。指が当たるファンクションボタン付近がささくれで劣化することは多数報告されていて、並品の中古はほぼ全てこれでした。
ですが、おいおいサービスセンターで交換できるグリップよりも、元箱があるというほうが、のちのちの買い替えでも若干は有利になってくるかなと思い、元箱が付いているものを優先しました。

Z6の表示パネルは小さいが、白色LEDなので非常に見やすい

Z6は上面に表示パネルがあります。D610ではこれを多用していたので、表示パネルがないZ5の導入を踏みとどまったのはこれが最大の要因です。

メニューのUIはDシリーズから構造が変わっていないが、タッチパネルでより操作しやすくなった

背面はチルト式。タッチパネルとなったことで、メニューの十字キーを連打する必要もなく、操作性が格段に良くなっています。D610ではモニター左にもボタンがあり手が届くにくかったのが、タッチパネルとなったことで大幅に改善されています。

Fマウントではファインダー接眼部とモニターがツライチに近い感じですが、Zではファインダーが出っ張っています。ファインダー使用時に顔がモニターに接しにくい反面、モニターが陰りやすいデメリットもあり一長一短です。

カードスロットはシングル

メモリーカードはXQDとCFexpressのシングル。僕はAmazonで日本企業・旭東エレクトロニクスのSUNEASTブランドの128GBのCFexpressカードを購入しました。

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日本製のロット。Z6/Z7はもともと仙台ニコン製造であったが、去年9月にタイ工場へ製造拠点を移行されている

AFの食いつきが良好

AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G VRを装着すると、レンズが大きく見える

Zレンズは買ってないのでマウントアダプターFTZを噛ましてFマウントレンズを使用していますが、AFの食いつきに関してはD610をも凌駕するほどです。

最新のファームウェアでは顔認証、瞳AF、動物AFが揃っていて、その追従性は文句なしです。

ただ、うまく狙ったとおりにピントが行きにくいのが悩み。フォーカシングは爆速だけど、正確さに関してはまだまだ今一歩なところがあるように感じます。
とはいえ、D610を使っているときよりは遥かに快適で、ジャスピンのときは気持ちいいです。

EVFを撮影。見やすさではα77をも凌駕

液晶モニターはもちろん、EVFも高精細で、これもD610の光学ファインダーを凌駕しています。ピントの山もつかみやすく、見ていて気持ちいい仕上がりです。ただ、レフ機と違ってEVFを除くほうがバッテリーの減りが早いのが今ひとつ。

そのバッテリーですが、当方の環境で劣化度0のEN-EL15bを使いRAW+JPG(FINE★)で撮影したところ、200ちょっとで赤表示になりました。D610では全然ヘタレないので、Z6では長時間の使用には厳しい一面があります。
充電で汎用のケーブルが使えるのでモバイルバッテリーでの充電もでき利便性は上がったとはいえ、この持ちですとやはり予備バッテリーは必要になってきますね。最近のDシリーズ三桁モデルと互換性があるので、レフ機のバッテリーが流用できるのはまだ救いかも、です。

シャッターフィーリングは軽快です。D610ではややカクンカクンとした感じだったのがなくなり、シュコっとした感じで、シャッターボタンの押下が捗ります(笑)

安定したスマホとの無線接続

Z6はスマホアプリ「SnapBridge」に対応。普段はBluetooth接続で、スマホへ画像を転送する際にWi-Fiを使用する仕組みです。今までのWi-Fiのみのカメラと違って無線接続時が安定していて、途中で転送が途切れる心配もありません。自動転送にも対応していますし、以前使っていたフジのカメラみたいに毎回接続操作が要らないのも嬉しい点です。

画像の容量は大きいですが、高クオリティのオリジナルファイルをそのままインスタやTwitterにシェアできるので、SNSを使った楽しみがこれまで以上に捗ること間違いなしです。

JPGだけでなくRAWも転送可能。iPad版のLightroomやPhotoshopを持っている人だともっと便利ではないでしょうか。

従来のミラーレスでは味わえない楽しみがある

これまで多彩なメーカーのミラーレスカメラを触ってきましたが、これまでのミラーレスカメラはどこか中途半端な感が拭えず、一眼レフから乗り換えようと思えるだけの魅力に乏しかったように思えます。

ですが、Z6はその一眼レフを軽く超えてしまうくらいにバランス良くできたカメラです。すぐにしっくり来る操作性やフィーリングは、長年プロのフォトグラファーを大切にしてきたニコンならではだと思いました。

確かに、カタログスペックやコストパフォマンスではEOS Rシステムや、フルサイズαと比べて地味です。ですが、数値では感じることのできない素晴らしさが、ニコンZシステムにはあると感じました。

そのZ6の気になる画質については、次の記事で書いていきたいと思います。

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▼次回記事
フルサイズミラーレスを我が手に!Nikon Z6を導入!【画質・実写編】

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