9年ぶりのフォーサーズ!コダックCCDの「OLYMPUS E-500」を買いました

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みずにゃん

9年ぶりにフォーサーズマウントに手を出しました。ハードオフのジャンクから1100円でレンズ付きで救出しちゃったオリンパスE-500。コダックブルーが楽しめるコンパクトな一眼レフです!

フォーサーズシステムとは?

OM-Dシリーズは今やマイクロフォーサーズの代表格に(写真は初号機E-M5)

現在、「マイクロフォーサーズシステム」のカメラやレンズが多数出ています。初のミラーレス規格として、PENシリーズ・OM-Dシリーズ・ルミックスGHシリーズなど、ミラーレス黎明期に大ヒットしたのはまだ記憶に近い方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのマイクロフォーサーズは、「フォーサーズシステム」をベースに作られた規格です。フォーサーズシステムは従来の一眼レフのシステムを活かしつつ、センサーサイズをアスペクト比4:3のフォーサーズサイズとすることで、オリンパスお得意のボディサイズの小型化を実現。「E-410」を始めとした最軽量(当時)の一眼レフが登場しました。

しかしながら、APS-Cやフルサイズの一眼レフが勢力を広めてくると、ダイナミックレンジや高感度耐性などに劣るフォーサーズシステムは徐々にフェードアウトしていき、各メーカーはセンサーサイズをそのままに、より小型化・ミニマム化を意識したマイクロフォーサーズシステムに移行していきました。

フォーサーズシステムが画期的だったのが、オープン規格だったということ。オリンパスを筆頭に、パナソニック、シグマ、ライカなどがアライアンスに参画し、オリンパスボディにパナライカレンズを付けたりができました。このコンセプトはマイクロフォーサーズシステムやライカLマウントシステムにも引き継がれています。

9年ぶりのフォーサーズ

僕の初の一眼レフが、実はオリンパスの「E-410」でした。当時はE-410に、4本の”梅”グレードレンズ(14−42mm,40-150mm,25mm F2.8,35mm F3.5マクロ)でいろいろ撮っていました。まだAモードとかPモードとかわからず、フルオートで撮っていたかと思います。それでも、思い出深い一台です。

ですが、APS-CのNEX-F3を手にしてしまうと、E-410の弱点であるAFの遅さや高感度耐性に不満を持つようになり、2013年、ペンタックスQを買う資金を作るため、某カメラ店へ売却をかけました。ボディは買い叩かれましたが、レンズはワンプライス買取で高く値が付いたことは今でも記憶に残っています。

今回のE-500は、9年ぶりのフォーサーズ参入を意味します。

コダックCCD搭載の「E-500」

今回、ふらっと寄ったハードオフのジャンク新入荷コーナーに、オリンパスの「E-500」が入っていました。

E-500はフォーサーズシステム黎明期のエントリーモデル。ポロミラー方式の前モデルE−300と比較すると、ごく一般的な一眼レフスタイルに変貌を遂げました。これでも当時はコンパクトな部類の一眼レフでした。

E-500はコダック製のCCDセンサーを搭載。800万画素と画素数は控えめですが、E-300と比較して高感度耐性が大幅に改善され、常用ISOが1600までアップしているのがトピックでした。

さて、そのハードオフのジャンクにあったE-500ですが、17.5-45mmのキットレンズ付きでなんと1,100円の値札!チャージャーはありませんでしたが、バッテリーとxDピクチャーカードも付属していいます。電源が入りませんでしたが、バッテリー切れではないかと思ったので、思わず買ってしまいました(笑)

ちなみに、17.5-45mmは国内向けではなく、海外市場向けの廉価版レンズです。国内ではバリューキットのキットレンズとしてのみ流通したそうです。

普通に使えました!

Amazonで互換充電器を購入して充電してみると、普通に起動しました。xDピクチャーカードはカードエラーで読み取りできませんでしたが、コンパクトフラッシュでは正常に撮影や記録ができました

シャッター回数7,722回!

隠しモードでシャッター回数を調べてみると、なんと1万もありませんでした!

E-410と比べるとグリップが大きめなので、ホールド感に不満は感じません。フォーサーズシステムならではの軽量感が機動性に繋がっています。

AFは3点と今となっては貧弱にも感じますが、当時のエントリーモデルとしては標準的なスペックです。

液晶画面はハイパークリスタル仕様となっていて、画像の再生が同時期の他機種に比べて見やすい気がします。

コダックブルーを愉しむ

800万画素とだけあって、サイズの取り扱いがしやすく、アスペクト比4:3なので3:2の機種に比べてトリミング・縮小時の物足りなさを感じません。

CCDを通して見たコダックの色は生き生きとした感触がありました。キットレンズも解像力が充分にあり、E-410では太刀打ちできなかった高感度についても、ISO1000レベルであれば常用できる範囲だと僕は感じました。

ISO1000だが、あまり解像力は落ちていない

とくにオリンパスならではの青の発色が素晴らしく、作例を見ているだけで楽しくなる一眼レフではないかと思いました。

ちなみに、フォーサーズシステムはサブシステムとして今後拡充していくことになりました。E-410+25mmパンケーキへの原点回帰も考えましたが、近いうちにイトケン様よりハイエンドモデルE-3と12-60mm(初の”竹”グレード!)を購入できることになったので、E-410時代とはまた別の路線で楽しんでいこうと考えています。ありがとうございます!

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