最凶の国道!?名阪国道を走ってみた

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山城椿

どうも、山城椿です

最近みずにゃんさんが原付で色々なところにツーリングしていて楽しそうかつ便乗かつ住之江公園の方に車で行く用事(イベント参加の為)があったので名阪国道を走ってみたを書き記していこうと思います。

一応ですが、今回の写真は運転中ではなく助手席に座った友人に協力を得て撮影しております。

まず名阪国道とは?

東名阪自動車道(東名阪)亀山ICと西名阪自動車道(西名阪)天理ICの間を結んでいる自動車専用一般国道25号です。
名古屋と大阪から名阪とついてるのに名前詐欺をご立派にかましてます。亀天道路したらダサいもんね

またの名を千日道路とも言われてますが、事細かに書くと長くなるのでYoutubeに上がってる動画を張り付けておきます(個人的に好きなYoutuberさんなので布教込み)

全区間だいたい60~70km/hの制限速度ですが、みんな無視して80km/h以上出してる車が多いです。
そのため、各所に固定式のLHシステムやLシステムの速度取り締まり装置(所謂オービス)が設置されていたり、覆面パトカーが巡回していたりと”速度出したらいかんよ…?”となってます。
まあ、両端が高速道路だしそのままの流れてスピード出す輩が多いからだと思いますね…

何故最凶の国道と言われてるのか?

前述した通りにスピードを出す車が多数で半分無法地帯と化してますが、山間部を縫うように通っているためカーブが多く、上っては下ってと繰り返すので知らない間にめちゃくちゃスピードが出て曲がり切れなくて事故するだったり、途中のインターチェンジでの合流車線(僕は加速車線と呼んでいるので以降は加速車線と呼称します)が狭くて加速しきれなくて追突される、上り勾配で失速している大型車に追突してしまう等の事故が発生していて事故率ワーストを叩き出したことがあるくらいには危ないです。

天理寄りにはかの有名なΩカーブがあり、キツさがよくわかります。

Ωカーブの航空写真。https://www.asahi.com/articles/ASL9F419NL9FPTIL003.html から

一般的な高速道路よりも路肩幅が極端に狭くて圧迫感があるのにすっ飛ばすので余計…

一般的な高速道(東名阪自動車道)の路肩幅
名阪国道の路肩幅

ということで実際走ってみた

さて、実践編です。僕は免許取得から一応無事故無違反ですが、取得1~2年に少し乗ってからそこから月に60~120kmくらいしか運転しないペーパードライバーかどうか怪しいくらいの運転経験者です。

今回の相棒

今回名阪国道を走るにあたって用意し(てもらっ)た車両は
日産 NV100クリッパーバンです。スズキのエヴリィバンのOEM車両ですね。
駆動方式はFR(後ろのタイヤで加速、前のタイヤで曲がる)
ミッションは5AGS(AT)で、電子制御は何もついてません。ABS(アンチロック・ブレーキシステム)もESC(横滑り防止機能)も付いてない漢仕様です。

クリッパーの写真

東名阪から名阪国道に侵入

ということで始まりました
今回は東名阪自動車道の亀山SAで休憩を取ってからいきたいと思います

亀山SAは亀山ICと直結で一旦高速道路を降りていきます。
今回は豊明ICから亀山ICの軽・二輪の一般料金なので2090円になります。

インターを降りてすぐのところに伊勢道との分岐があり、東名阪道の終点看板を発見してここからが本格的な名阪国道のスタートになります

東名阪自動車道終点看板

写真を見てわかると思いますが、路面が濡れていてラフに踏むとどこか飛んでいきかねないのでそーっと周りに合わせて運転を進めていきました。

亀山→針の感想とか写真まとめ

亀山から永遠と上っては下ってを繰り返して車速が安定しなかったりと怖い思いをしながら走った感想です。

左側車線(走行車線)の穴ぼこが多すぎる!こりゃハンドル取られてスピンコース待ったなしだわ!!!ってのがまず第一ですね。
大型車がひっきりなしに走るのが主な原因だと思いますが、国と県が管理している国道なのにちゃんと整備してるんか…?と思うくらいには穴が多すぎますね…
追い越し車線に入れば楽にはなりますが、制限速度+15km/hで走っているのに猛然と追いついてくるプリウスミサイルとかいて「これむりぽ\(^o^)/」になってました…

まず追い越し車線を2km以上走ると通行帯違反で捕まってしまうので大人しく走行車線を走りましょう(名阪国道にはまず追い越し車線とかの概念があるのかが謎ですけど)

次にストレートで一息つくとかが無いので神経がすり減っていきますね

この写真でわかるとは思いますが、緩やかに左に曲がっていて、なんだ楽じゃんって思ってるとまた曲がります。
しかも路面はウェットでラフに踏むと死にます。怖い、怖すぎる

やっとの思いで針に到着

しんどかった亀山→針の区間ですが、ここでやっと終わりを告げます
針ICには針T.R.S(ハリテラス)という道の駅があり、そこで一旦休息を取ります

針ICの看板。ここまで体感で2時間近くかかってた
針テラスでの広角撮影。朝だからか車が少なめな印象

針で十分な休息を取り、いざ名阪国道名物のΩカーブに突っ込みました。

針→天理のΩカーブ

針を出てすぐ上ります。何たる無慈悲
そして上ってすぐに休憩所がありましたが、こんなとこ寄れるか!と思いました(下り坂ですぐ減速は無理ゲー過ぎる)

無慈悲な登り。アクセルを床まで踏み抜かないと減速してしまう

上ったということは下らなければいけません。なんと大阪に向かう方向は下りながらΩカーブを攻略しないといけません。
制限速度は60km/hでしたがそれを無視して曲がっていく一般車を横目にエンブレ多用しながら曲がっていきます

少しのストレートでアクセルを入れて速度回復したらもれなく80km/hを叩き出して恐怖になりながらも走っていきます。
途中で橋も出てきましたが、関係なくアクセルを踏みます。
橋の繋ぎ目で滑っておほほ~wwwwwとなりましたが、関係ありません。踏め、車がそうやって煽ってきてんだヨ―

先が見えないカーブが連発して恐ろしくなりますが、ここから先僕がバグっていけるだけ行っちまえとハイになっていきますw

これから8km下り坂とか聞いたことありません…
てか今まで下ってたよな…?
と思いながらも走っていきます

ただひたすら下りのカーブが続き、心が折れていきましたが、やっと最後のヘアピンが見えてきました。
マジで長い…

クソ長ヘアピン君

くぅ~疲れましたw これにて完結です!とはならないのが名阪国道です。どうして…

Ωカーブを抜けてもまだ私がいるぞと主張が激しいですが、ようやく天理ICにたどり着きました

天理で一度降りてから奈良公園の鹿を見に行きましたが、写真が残ってないのでここまでです

実際走ってみての感想

さあ後の振り返りの話です
感想としては“高速道路のスピードレンジでカーブがキツ過ぎる!こんなん初心者走ったら散ってまうわ”ですね

条件が明らかにおかしいのもそうですが、これ夜中だったら…とか色々な事を考えたらまだマシな状況だと思います
これ調子乗って運転してたら事故してしまいますし、多分スピンするな…って場面が結構あったので自分の運転技術を向上させるには十分でしたが、もう走りたくありませんw

まとめ

まあ名阪国道は危ない!けど走れたらお金の節約!ってのが一番丸い感想ですかね…?

急ピッチで作ったにしてはしっかりとしている道でこれからも名阪間の移動の重要点としていくんだろうな…という個人的な思いで今回を締めたいと思います。

あ、ちなみに今回移動としては
伊勢湾岸→東名阪→名阪国道→西名阪→阪神高速
と移動しましたが、それ以外は写真を撮っていないためまた今度の機会に行ってきたいと思います。

最後になりますが、車の運転はどうぞご安全に行きましょう! 椿

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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