STAXの真空管ドライバー「SRM-T1S」で遊ぶ!

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今日で26歳となりました🎂
いつも応援ありがとうございます!

そろそろ、歳を取るのが嫌になってきました(笑)

でも、今年はうらにゃんが盛大に祝ってくれるし、誕生日プレゼントもくれるので、とっても幸せです。

さて、毎年誕生日は何を書くのかを迷うのですが、去年はSTAXのイヤースピーカーのお話をしましたので、今年の誕生日もSTAXの話をしたいと思います。

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今日はこんな記事です

今年はSTAXのシステムを数多く入手した年となりました。その中でも真空管ドライバーユニット「SRM-T1S」とハイエンドイヤースピーカー「Lambda Nova Signature」は当方の所有するSTAXで至高の存在。今回はこの至高の2つを紹介します。

真空管ドライバーを衝動買い

ある日のこと、某フリマアプリをただただ眺めていたら、なかなかスゴそうなブツを発見しました。

STAXの真空管タイプのドライバー「SRM-T1S」と、ハイエンドイヤースピーカー「Lambda Nova Signature」のセットが送料込み3万円ポッキリで出てるのを発見し、速攻で購入しました(笑)

これまで、アダプター「SRD-7mk2」とミドルクラスのイヤースピーカー「SR-303」で聴いてたので、これはグレードアップ間違いなし!と思ったのです。

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「SRM-T1S」は、1993年に登場した、STAXの真空管ドライバーユニット。STAXで久々の真空管ドライバーとなりヒットした「SRM-T1」の後継機で、使いやすさがブラッシュアップされています。

一方の「Lambda Nova Signature(ラムダ・ノヴァ・シグネチャー)」は、1994年に登場した「Lambda Nova」シリーズの最上位モデルで、本皮イヤパッドやPC-OCCケーブルを採用した意欲的なモデルです。

つまり、この2機種は僕が生まれた1994年当時現行機種として販売されていたモデルで、ちょうど僕と同じくらい歴史があります。この組み合わせは「Lambda Nova Signature System」としてセット販売もなされています。

性能の割にコンパクトサイズ

まずは、届いた「SRM-T1S」を見てみましょう。

真空管が2本入っている作りではありますが、横幅は抑えられていて比較的コンパクトです。重さも想像以上に軽いなと思います。

SRM-T1Sは前モデル「SRM-T1」に備わっていたプリヒートスイッチが装備されなくなった代わりに、入力が2系統となり使い勝手が向上しています。㈱スタックス工業時代のモデルはパラレル出力も付いていませんでしたが、現会社になってしばらくしてから、パラレル出力が1系統追加されています。僕の購入品はそのパラレルが付いた後期ロットです。

T1と同様にインレット式の脱着ケーブルなので、ケーブルの交換による音の変化が楽しめそうです。1本自作したいな、とは思ってますがまだ至ってません(笑)

中の真空管は米国のGE製。その姿は立派で、上のスリットからも覗き見ることができます。

プリヒートスイッチは装備されていませんが、スイッチオンからリレーが降りるまでは約30秒足らず。プリヒートスイッチがなくても充分速い、と思います。

最上級にふさわしいスペックの「Nova Signature」

SR-202のイヤパッドに換えたあとの姿

いっぽうの「Lambda Nova Signature」は、残念ながらイヤパッドがボロボロの状態でした。ボディこそ他のラムダシリーズと同等の形状をしていますが、ボディカラーは茶色となり、バンドも高級感ある素材になっています。

ケーブルは自分の所有するSR-303同様にPC-OCCが採用されていますが、ミドル(クラシック系)との違いはその太さにあり、極太の並行ケーブルです。もちろん、太いぶん音の情報量も多いのでしょう。

イヤースピーカーの音がすごく良くなった

まずは、テストとしてPCのイヤホンジャックから直で取って、SR-202とSR-303で聴いてみると、これだけでも充分豊かで繊細感のあるしっとりとした音が出てきました。真空管ドライブだからでしょうか、AVアンプ&SRD-7mk2で聴くより、ちょっとのんびりしています。Youtubeでボサノバを聴くのだったら、このシステムでも充分面白そうです。

その後、メインシステムに組み込んでみました。入力1はプリアンプ(Aurex SY-Λ90)から入力し、パワーアンプ(Aurex SC-Λ90F)に出力します。入力2はUSB-DACから直で繋ぎました。

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この状態でいつものSR-303で聴いてみると、アンプが良質なのも相まってか、シャープネスがぐっと改善しました。他のアダプター(SRD-7mk2等)に比べてアラが少なく、滑らかですが、表情豊かな音色です。どんなダイナミック型ヘッドホンで聴くよりも、ずっとピュアな音です。

1年前、SRM-XhやSRD-6で聴いていた僕がもはやずっと過去のものと思えるくらい、SRM-T1Sと所有する他のアダプターとは壁があるように思えます。

イヤパッドが手に入らない悩み

Lambda Nova Signatureはイヤパッドが傷んでたので、とりあえずSR-202からイヤパッドを移植して、聴いてみました。

SR-303より余裕のある伸びになっているように感じます。ただ、イヤパッドが202用の硬いパッドということもあり、装着感はイマイチで、没頭まではできません。おそらくですが、イヤパッドを本来のものにすれば改善はできるかな、と思います。

ただ、本来のイヤパッド「EP-234BR」はメーカー完売となってしまい、Amazonのマケプレに2万のボッタクリが残っているだけです。SR-404Limitedで使われた「EP-507」が同じ本革製イヤパッドで取り付けが可能なようですが・・・こちらも新品で約15,000円・・・もうちょっと安く手に入れることはできないのだろうか・・・。

ということで、イヤパッドの交換はまだ保留です。現状はSR-303で不満点はないですからね。

もし、お手元に余っているイヤパッドがありましたら、お声がけいただけると嬉しいです。 →後日、SR-404を購入したため解決しました。

“ラムダ”でどっぷり音を愉しむ

アンプがオーレックスのΛ90コンビとなったことで、STAXのラムダシリーズと合わせて“ラムダシステム”ができあがりました。

ラックスマンやアキュフェーズも顔負けの音を、きっと出せているはずです。充実したオーディオライフが、さらに捗ることでしょう。

今回は後悔のまったくない、お買い得なお買い物となりました。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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