実車の寝台で寝られる!「トレインホステル北斗星」に泊まってみた

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自作PCを手放して新しくWindows用に買ったノートパソコンの試験運用中。

この記事もそのパソコンで執筆しています。裏面でリンゴマークが光っている機種なのはナイショです。

北斗星の実車部品を使用

去年秋に行った東京では、一泊目は新宿歌舞伎町に宿泊しましたが、2泊目は前から泊まりたかったホステルがあり、そこへ泊まることができました。

その宿の名は東京の馬喰町にある「トレインホステル北斗星」

その名の通り、ブルートレインであった寝台特急「北斗星」の各種部品を再利用してできたホステルなのです。

もちろん寝台そのものも再利用がなされ、ホステルの2段ベッドとなっています。

こういう宿は”鉄”にはたまらない宿ではないでしょうか?

 

今日は、トレインホステル北斗星さんに泊まってみてどうだったかレビューしていきます!!

いざ宿泊!

■ネカフェ価格で

このトレインホステル北斗星の気になる宿泊料金ですが、実はノーマルの開放B寝台ならネットカフェのナイトパックとほぼ同等の2000円台とリーズナブルです。

楽天トラベルじゃらんでも予約ができ、他のホステルと予約の利便性は変わりません。

 

ブルトレには高くて乗れなかった人も、このお値段なら気軽に泊まれますよね。

■アクセス良好

アクセスは大変良好です。というのも入居ビルにJR総武線快速の馬喰町駅の入口があるほか、北へ5分歩くだけで総武線各駅停車の浅草橋駅にもアクセスできます。

JR以外ですと、都営新宿線の馬喰横山駅があるので、新宿やスカイツリー方面からも使いやすい立地。

おまけに、電気街・秋葉原へは徒歩20分ほどで行くことができるのも個人的には最高でしたw

 

隣にセブンイレブンがあり、24時間営業のミニスーパー(まいばすけっと)も近くにあるので買い物にも困りません。

■便利な手荷物預かりサービス

フロントから北斗星の雰囲気をじっくり味わえます。壁にはEF510に描かれた流星が描かれ、フロントやエレベーターの案内プレートは新製ながら国鉄フォントを使用していてリアリティがあります。

フロントの営業時間は朝7時過ぎから深夜0時までで、チェックイン日の朝からチェックアウト日の夜まで手荷物を預けることが可能です。

この荷物預かりサービスには大変助けられました。軽い格好で東京をぶらりできる点は嬉しいです。

■寝台が並ぶ!

いよいよチェックイン。

宿泊フロアは元開放B寝台の寝台(二段ベッド)が左右にずらりと並んでいます。
寝台本体はもちろん、はしごやジャンプシートなどもそのまま移植されています。

今回は上段に泊まってみたものの、はしごで登りにくく慣れてないと大変です。価格差も少ないので空きがある限りは下段をおすすめします。

宿泊フロアにはロッカーもあり、荷物はそこへ入れておけます。ベッドメイキングはセルフ方式です。

寝台はカーテン、ライト等が装備されている他、ブルトレ時代にはなかった電源コンセントも装備されているのでスマホの充電も安心です。

■清潔なシャワールーム


最上階のシャワールームはとても清潔で、快適に浴びることができました。
ちなみに、バスタオルは有償でのレンタルとなっています。


シャワールーム入口には鉄道模型やきっぷを始め、お客さんから寄贈された各種の北斗星グッズが飾られています(HOのEF510が倒れている・・・)

■ロビー室「グランシャリオ」

2Fは自由に使えるロビールームで、食堂車”グランシャリオ”の名がついています。

テーブルやテーブルライト、ジャンプシート、トイレのドア等は実車の食堂車からの流用です。

 


キッチン・冷蔵庫は自由に使用でき、食器類はセルフで洗う形式がとられています。

旅ノートもこの2階に用意されていて、これを読んでいるだけで時間があっという間ですw
スマホの充電も可能です。

■表記類が楽しい

ルームプレートなどの表記類の装飾は実車のものを再利用していたり、実車のデザインをモチーフに作られていて”トレインホステル”の雰囲気を高めてくれます。

各階には北斗星の実車の車番が割り振られています。

ホステルならではの楽しみ

個室が前提のホテルと比較すると、ホステルはスタッフや他の客と交流ができるのが醍醐味です。

トレインホステル北斗星でも、ロビー”グランシャリオ”は自由に利用できるので交流の場として使えます。

 

僕が泊まったときは北海道からいらした女性の方がカウンターにいました。女性の方は”鉄ちゃん”ではないようですが、何度も北斗星に乗った経験があって、その縁で東京に来たときは何回も利用されているそうです。

お酒を片手に話を咲かせられるのは、鉄道旅の旅先で知らない地域の方とお話するのに通ずるところがあると思うのです。

■音には注意!

ただし、トレインホステル北斗星はホテルではなく一室を多人数で共同使用するホステルです。

なので他の方が迷惑がるような行為は禁止されていますし、当然ながら他のお客さんへの配慮が必要となってきます。

最も気をつけなくてはならないのは“音”で、とくにビニール袋はよく響きます。なので、極力袋の持ち込みは自粛し、貴重品等以外はロッカーに入れておくように気をつけましょう。

 

また、大通りに面しているので夜中の外の音も気になるところではあります。

コスパ最高!鉄なら泊まるべき!

トレインホステル北斗星は、宿泊料金がお安いながら、実車の開放寝台に泊まれる全国でも珍しいタイプの宿です。ただのホステルとして見るだけでもコスパ最高な宿なのに、それに鉄道要素が入っているのです。

鉄道ファンなら一度は泊まっておきたい宿ではないでしょうか?

東京へ行くなら、ぜひ泊まってみてください。

 


 


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