【ウイポ検証】鞍上を変えたらシンボリルドルフは弱体化するのか?

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

ウイポをプレイしていて、今後のプレイを進めていくためにひとつ試してみたいことがあったので検証してみました。

この記事では騎手名を実名化エディットした前提で記載しています。エディットしていない場合はこちらを参照のうえ、読み替えてください。

無敗3冠馬 シンボリルドルフ

日本の競馬史を語る上で、「シンボリルドルフ」という馬の存在は外すことはできません。

ミスターシービーが前年3冠馬となった興奮もまだ冷めやらぬ1984年、シンボリルドルフは岡部幸雄騎手を背にクラシック戦線を闘い続け、史上初の無敗3冠を達成しています。今でも数ある名馬の中でトップクラスの揺るがない評価を得ています。トウカイテイオーの父としても名高いですね。

史実がこのランクということで、ウイニングポストの世界でもシンボリルドルフは日本馬でトップクラスの査定となっています。9・10シリーズでのお守りはもちろん虹。スピード77・サブパラ合計86(※9 2022のスペック)で、これを超えるスペックの日本馬はディープインパクトのみなので、その強さはお察しの通り。

連対率100%

敵に回すと非常に面倒くさい相手になるのですが、初心者の引き継ぎ無しプレイだと76年スタートでもタイミング的に幼駒ルドルフ入手のための虹札確保は微妙なラインです。実際、僕も後年産まれるオグリキャップやサンデーサイレンスを優先するためルドルフの入手は見送り、84年クラシック戦線を避けるかたちでシナリオを進めてきました。

でも、秋古馬を攻略していくにはどうしてもルドルフとミスターシービーの3冠馬との対決を挑んでいく必要がありました。強力な2頭を打ち負かすために考えたのが、今日の記事で検証する内容です。

ウイポは騎手ゲー?

競馬という弱肉強食の世界で、強い騎手が騎乗することは大レースを勝利するための1つの鍵になってきます。強い騎手とコンビが組めてはじめて名馬が出てくる世界線なんです。

この部分はウイポだと史実よりも強力だと言われています。有力馬でも低スペック騎手が乗れば普通に負けますし、メジロエニフのような弱い馬でも武邦彦や河内洋などの有力騎手を乗せればGI勝利もありえる、それくらいには騎手スペックで勝ち負けが決まるゲームなのは確か。岡部幸雄さんもまた、武豊さんやルメールさん等と並ぶ有力騎手の査定になっています。

能力はかなり高い

ルドルフは岡部騎手が全戦手綱をとっているためウイポでも岡部さんの騎乗です。ウイポの騎手は強力な史実馬に最優先で騎乗する仕組みなので、いくら岡部さんとの友好度をMAX100にして岡部さん主戦の所有馬をぶつけても、岡部さんはルドルフに持っていかれてしまうようです。

ただし、所有馬の海外遠征に伴う騎乗依頼の場合は、その騎手は騎乗拒否できないシステムになっていることを知りました。岡部さんでも武さんでもこれは平等です。

これを利用してルドルフ出走レースと同週の海外レースに所有馬を登録させ、その所有馬の騎手を岡部さんにしておけばルドルフには別の騎手が騎乗することになるので、これを利用したらルドルフは弱体化するのか、とふと思ったのです。ということで実験してみました。

皐月賞での検証

皐月賞とダービーではスズパレードと岡部さん主戦の架空馬(ペロペロ)を用いました。岡部さんとの友好度は事前に最大値の100にしておきます。

まず、デフォルトの騎乗依頼で試してみたところ、岡部さんはペロペロではなくルドルフを選択。そのままスズパレードを得意の溜め逃げで出したところ、直線でルドルフに差され、半馬身及ばずの2着という結果です。

デフォルトの騎乗依頼だと所有馬同士で既にバッティングしているが、2頭とも騎乗しなかった
史実通り岡部さんはルドルフに騎乗していることがわかる

次に、岡部さんを海外遠征させるプランで試します。他馬を海外の適当なレースに登録し、岡部さんに騎乗依頼します。

こんな感じで海外行きの登録をしておく(画像はダービーの時)

すると、ルドルフの鞍上は柴田政人さんに変更されていることがわかります。出走枠・馬番・他出走馬は変更無し。スズパレードを同じ溜め逃げで出したところ、ルドルフを半馬身抑えて逃げ切る結果が出ました

スズパレードの鞍上は武邦彦さんと河内洋さんで試しています

出走レース確定画面の時点で海外レースに行く騎手は海外に移動している設定になるようで、仮に海外に出した馬を出走回避させて岡部さんの海外騎乗機会を取り消したとしても、帰国してルドルフに騎乗することはありませんでした。

ダービーでの検証

皐月賞を勝たせたスズパレードでダービーも試してみました。

ダービーでは岡部さんに加えて柴田政人さんにも海外に行ってもらいました。すると、ルドルフの鞍上は田中清隆騎手に乗り替わり
田中さんの能力はオールCと岡部・柴田の両騎手と比較して格段に落ちています。

田中騎手はルドルフ所属の野平厩舎の専属騎手のようだ

皐月賞と同様にスズパレードに逃げの戦略を打たせたところ、ルドルフはスズパレードの3着に沈む結果に。スズパレードからは5馬身、2着に入ったペロペロ(※当時重賞未勝利)にすら1馬身離されるという負け方でした。スズパレードの闘志の影響もあるでしょうけど、鞍上の乗り替わりが最も影響していることは確実だといえます。

秋古馬路線

84年の秋古馬路線はミスターシービーが天皇賞・秋から、ルドルフがジャパンカップから参戦してきます。秋古馬はカツラギエースが育っていれば勝つのも難しくはないのですが、勝利を確実なものにするためにジャパンカップと有馬記念では実戦としてこの手を使ってみます。

この2戦ではシービー主戦の吉永正人さんと岡部さんをセットで海外派遣。ペロペロたちとセットでアメリカに送り込みます。

ジャパンカップではシービーが坂井千明騎手、ルドルフがベリー騎手。ベリーさんは短期免許で来日中の騎乗という設定。レースはカツラギエースがマイペースで逃げて2着ルドルフに4馬身差の快勝。シービーが3着。

有馬記念はシービーの鞍上が竹原啓二騎手に変わっています。竹原さんは中距離C長距離Dと比較的低能力の査定です。ルドルフはベリー騎手が続投。
有馬記念でもカツラギエースが着差をつけた上での勝利。それでも馬自体の能力もあってルドルフが2着、シービー3着に食い込んでいます。おそらく主戦のままであれば、カツラギエースで勝てたとしてもかなり詰められているものと思われます。

竹原騎手も能力が高いとは正直言えない

その裏で、海外に行かせた岡部騎手はアメリカ・クラークステークスでペロペロに騎乗して勝っているのは前の記事で書いた通り。ペロペロはそこまでスペックの高い馬ではなく、岡部騎手の能力の高さを窺わせる勝利に感じました。

結論:騎手変更は効果大

ウイポが”騎手ゲー”と言われる理由がこれで理解できました。もちろん元の能力が弱い騎手でも確実に勝たせていけば成長していきますしゆくゆくはGIタイトルも狙えるわけですが、もともとが高能力の騎手に乗せるほうが明らかに効率的です。

ただし有力騎手は史実馬のお手馬が多く、友好度に関係なく乗ってくれないシーンが多いことも確かです。ルドルフ、オグリ、テイオー、ディープ等の超強力馬を自己所有しないのであれば、騎手の動向には要注意です。

こういうときに備えてお手馬の少ない騎手とも広く知り合っておくといいです。新しい騎手と知り合う際も絶対に乗ってくれる海外遠征が確実です。84年戦線なら田島良保さんや田原成貴さんや郷原洋行さん、そのほかだと柴田善臣さんなどがこのパターンのような気がします。

ちなみに9 2022バージョンで試行していますが、10バージョンでもこのあたりの基本システムは大きくは変わっていないかとは思いますので、攻略の参考になれば幸いです。 みず

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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