どうも、みずにゃんです。
K-xを買ってから、ペンタックスの上位モデルを使ってみたくなり、フルサイズ機K-1を手にしちゃいました!ペンタックス初のフルサイズ機の出来栄えは今見るとどうなのでしょうか?
プロローグ
この春、ユニクロのUTから今年もカメラメーカーコラボモデルが登場。去年はキヤノンEOS Rのモデルが出て、ブログにも書いた通り実機まで手にしちゃったのですが、今年はキヤノンに加えてリコーイメージングがコラボに参戦。リコーからはGRのモデルが2種と、”さんさん”こと最新機種・PENTAX K-3 Mark IIIのモデルが出ました。
ユニクロから出ると聞いた時点ではペンタキシアンでもなかったので、頭の片隅で欲しいくらい、だったのですが、偶然にもK-xを買ったことで欲が再燃。DA18-55mmを買った帰りにK-3 IIIのUTをゲットしました。
このTシャツが、去年のEOS Rと同様に、”カメラ熱”を再燃焼させるトリガーになったのです・・・。
仕事のサブにもなるもっと新しいのが欲しい!
僕がK-xでペンタキシアンに復活して、多くのペンタキシアンツイッタラーから歓迎を受けました。久々にフォロワーさんも増えて、嬉しかったのは事実です。僕から見てPENTAXはメーカー自身もユーザーもフレンドリーな部分が印象的で、好きなブランドです。
ツイッター上でペンタキシアン達のツイートを見ていて、さらに熱が増してきました。せっかくKマウントに手を出したのだから、もっと新しいモデル、もっと上級のレンズを使ってみたい、と思うのも自然な流れです。
ちょうどメインで使っているニコンZ6がセンサーに付いた大きいゴミで運用停止していて、ゴミ取りのために2週間もかかる修理部署へ送るか悩んでいたこともあり(結局数日後ゴミが取れたので修理せず運用復帰)、“仕事用のサブカメラ”としての構想も同時に立ち上がったのです。
この流れで、サブシステムをPENTAX一眼レフにすることに決めました。続いてモデルの選定ですが、K-30~K-70のエントリー機は黒死病という帯磁によるやっかいな絞り不良が多発することがわかっているので、パス。
黒死病が起きないモデルでわりかし最近のモデルは、KP、K-3 IIIのほか、フルサイズのK-1・K-1 Mark IIくらいです。その中で、中古相場やスペックでバランスの良かったのが、初代K-1だったのです。フルサイズのZ6を使っているから、やはりフルサイズで揃えたほうが使いやすいに決まってますし、ペンタキシアン様からの背中押しもあったので(笑)
気づいたときには東京中野からのダンボールが最寄りの宅急便センターまで届いていました(汗)
フルサイズの、K。
今回チョイスしたのは元箱付属品付の良品。最近の中古相場は11万円前後(非アップグレード個体)で推移していて、相場からちょい安い価格の個体です。近くのコメ兵にはシャッター数3000台のAランクがありましたが付属品が少なかったこともあり、Z6でお世話になったフジヤカメラさんの良品に決めました。
K-1は、長年KマウントはAPS-Cに注力してきたペンタックスが初めて出したフルサイズ一眼レフ。2000年に同社初のデジタル一眼レフカメラとしてフルサイズ機(奇しくも、これもモデル名「K-1」でした)を計画していたようですが、市場価格が非常に高価になることから発売されず幻の存在に(同社初のデジタル一眼レフは、2003年のAPS-Cモデル「*istD」)
ペンタックスには645Zをはじめとする中判カメラシステムの展開もあり、フルサイズには消極的だったのですが、ユーザーの長年の要望が多かったとも聞きます。
実機を初めて見てみたときの印象としては、前々からペンタックスにあった尖った部分が、より先鋭的になっているということです。ペンタ部の尖った盛り上がりは、中判カメラをそのままスケールダウンしたかのよう。新操作系となったスマートファンクションのダイヤル増でよりメカメカしくなっています。
裏面はフレキシブルチルト式液晶モニターが装備されています。縦横だけでなく斜めにもできる自由性がとても良いです。この液晶モニターはアウトドアモニターやファームアップで追加の赤面表示にも対応していて、とても使いやすくなっています。
サクッと触ってみた感じとしては、操作性にこだわった一台に仕上がっていると思います。適度に回しやすいダイヤル、軽快なシャッターフィーリング、右側に集中配置された主要ボタンなど、理にかなった操作性です。ニコンも使いやすいのですが、そのニコンを上回る快適性です。
もうちょっと踏み込んだ部分については、また後日の記事で改めて書きたいと思います。
流れ星のごとく消えた★28-70
とりあえずの凌ぎで買ったシグマ28-80mmでも充分高解像だったのですが、ジャンクレンズではK-1がなんか可愛そうなので、上級のレンズを探すことに。仕事用サブとして使う前提もあるので、メインのZ6とスペックを揃えるほうがベターと思い、大口径ズームレンズ「smc PENTAX-FA★ 28-70mm F2.8 AL」を最寄りのキタムラに取り寄せ。
パワーズームスイッチの欠落こそあれど、そのおかげで2万円で手に入れることができました。
シルバーのFAスターレンズはK-1とのマッチングも最高。K-1にはリミテッドシルバーもあるのですが、ノーマルのブラックとシルバーレンズの組み合わせも非常にカッコイイ!
いやぁ、ヌケが良くて立体的な描写です。K-1のもつ高解像にFAレンズならではの柔和さが加わり、絶妙なバランスになります。AFもペンタックスとしてはそこそこ速い。
写りには満足だったのですが、残念ながら買って3日でAFが故障。保証なしでしたが、初期不良ということで返品になり手元にあったのはわずか一週間もありませんでした。メーカー修理のできないものなので、同じFA★を買い直すのではなく、レンズ拡充計画を見直すことにしました。
ペンタックスには、Limitedシリーズの単焦点レンズが揃っています。これは他メーカーにはない魅力で、せっかくKマウントで楽しむなら、Limitedレンズは外せません。ここで方針を転換して、K-1ではズームはすでにあるシグマ28-80だけで、単焦点を軸に揃えていくことに決めました。
この後の話は、またの機会にしましょう。