どうも、みずにゃんです。
以前からサラブレッドを撮りたいと思っていた僕。高松宮記念の予行を兼ねて中京競馬場に足を運んでみたのでレポートします!
馬を撮りたくて
今年はじめの記事でちょっと言及したのですが、今年は撮影ジャンルの拡大をするべく撮影やカメラの趣味をしています。その中で重点のジャンルとしたのが、航空写真と競馬写真の2つです。
去年から競馬をテレビで観るようになりました。馬券を買うことは一切せず、純粋にスポーツとして楽しんでいるクチです。テレビで見ていても楽しいですが、やはり現地で目の前でサラブレッドたちを見たいという気持ちは以前からありました。
去年はGIレース開催日は事前予約が必要で手軽にJRAの競馬場へ入ることは難しかったのですが、今年春シーズンは一部の大規模GIレース(日本ダービーや天皇賞など)開催日と京都競馬場のリニューアル直後を除いて、事前予約が不要で当日券入場がしやすくなりました。
最寄りの中京競馬場は3月にGIのスプリントレース「高松宮記念」が毎年開催されています。今年は高松宮記念の日も予約なしの当日券入場(500円)が可能となったので、高松宮記念を現地で見てみたい、そしてサンニッパとテレコンで撮影してみたいと思ってました。
とはいえ競馬場には今まで一度も行ったことがなく、競馬場の構造とか撮影するときの距離感を把握しておかないと、人の多い高松宮記念の日に思うように動けなくなる可能性もあります。
ということで、3月11日の第2回中京競馬初日、高松宮記念に向けての予行練習を目的に中京競馬場へ足を運びました。この日は土曜競馬でかつ重賞レースの開催が無い日で空いていると思ったので。
ここは本当にギャンブルの場なのか・・・?
金山から名鉄電車で揺られること約15分、中京競馬場前駅で下車して屋根付きの歩道を10分程坂を登るとそこが中京競馬場。ちょっと遅めの10時過ぎに着いたので当日券の列はなくすぐ入場できました。
ちょうど第2レースのタイミングなのでスタンドに出て見てみます。スタンドの一番前が空いてました。ダート戦なので距離があり、迫力はさほど感じませんが、駆けていく馬のスピードの速さを味わえます。
基本的にはレース→パドック→レース→パドック…の繰り返し。レースが終わると来場者はパドックに移動していき、パドック周回が終わるとまたスタンドに出て…と動いていきます。
公営ギャンブル=おじさんのたまり場で設備汚い・・・そんなイメージがどうしても拭えなかったのですが、実際行ってみると場内は明るくダーティーな雰囲気は感じません。来場者も、ウマ娘から入ったであろう若者、競馬新聞を追いながら本命馬を定めるお父さん、一眼カメラを構える女性など、幅広い層が来ていることがわかります。家族連れが結構居たのが個人的にビックリでした(笑)
近い距離感が魅力のパドック
パドックは鑑賞エリアとがかなり近距離です。鑑賞エリアは階段状になっているので最前列からでなくても見えますし、2階や3階からも見渡せます。
馬を全体で捉えるなら、最前列なら60mmとか85mmくらいの焦点距離が良さそうです。ちょっと105mmでは長い。ただ各馬やジョッキーの表情を捉えるならサンニッパは良いチョイスな気がするんですよね。
パドックはまず誘導馬が入ってきて観客に挨拶すると、出走馬が入ってきます。10分くらいぐるぐるして「とまれ~!」の声がかかると騎手が奥の控室から出てきて騎乗して本馬場へ入っていきます。パドックではBGMもレース実況の声も入ってこないので想像していたよりも荘厳な雰囲気です。
一点だけ注意したいのが、パドックには屋根がないので晴天の日は直射日光が注ぎ、11日は気温が高かったこともあり暑かったです。夏競馬のシーズンなどで行く際は日焼けなどに注意してください。
撮るならやっぱり芝レース!
パドック周回が終わると、誘導馬と出走馬たちは地下通路を経由して本馬場へと入っていきます。中京競馬場の本馬場入口は芝ダート合わせて3箇所あり、ゲートの位置などに応じて変えてきます。芝のレースで正面左手から発走するときはウィナーズサークルを経由し返し馬がすぐ目の前で見られます。
JRAの競馬場はすべて芝が外側でダートが内側なので、スタンドから近いのはもちろん芝コース。
スタンド最前から撮影しようとすると、芝コースはまだいいのですが、ダートコースはラチがちょうどいいところを通るので最前からは意外と狙いにくい。チャンピオンズカップ等、ダートは上の階から500mmくらいで狙うのがいいのかな??
芝2000mの中距離戦は、ゲートがホームストレッチの左手。スタンドからパノラマカーの前を過ぎて奥の芝生のエリアまで行くと目の前でスタートの瞬間を見ることができます。200~300mmの望遠レンズで狙ってみると面白いかもしれません。
昼食はどうする?
競馬場は様々な飲食を楽しめるのもウリの一つですが、スタンドの低層階に集中している軽食系のお店(吉野家など)はすべてテイクアウト形式での提供です。指定席やスマートシートを購入していないと屋内ではメディアホール以外ではほぼ立席での飲食になってしまうのが欠点です。
ただし屋外のサイレンススズカ広場はベンチもそれなりにあり、パノラマカー前の芝生エリアはレジャーシートや椅子がOKなので晴れているなら外で食べるのがいいかと思います。
中京競馬場にはレストランも4店舗ありますが、うち2店は指定席フロアにあり指定席を購入していない人は入れません。2階のココイチと隣の寿司店は誰でも入れますが席数に限りがあるので重賞開催日は時間に注意。
飲食系は現金オンリーの店舗が多いので、競馬場入場前に現金を用意しておくことを強くおすすめします。ココイチも他店にあるようなクレジットカードリーダーがなく現金オンリーみたいでした。
ちなみにJRA競馬場は外部購入の飲食物も持ち込めるので事前購入もアリです。
ターフィーショップは2階の角でパドックからはかなり歩きます。さほど広くはないですが定番のアイドルホースぬいぐるみやJRAグッズが多数置かれています。やはり人気なのかソダシ(白毛の現役GI馬)のグッズは在庫多めです。スタッフは多数いて商品補充は常に行われていました。現金とクレジットカードは使えますが電子マネーは非対応なのでこちらも現金持参がおすすめです。
テレビでは感じることができない面白さがある!
競馬場はテレビでは感じることができない楽しみがありました。全場のレースをくまなくチェックするならテレビや今度始まるオンラインライブ配信のほうが楽ですが、サラブレッドの美しさを生で体感できるのはやはり競馬場ならでは。誘導馬やジョッキーの表情なども現地でないと味わえません。
GI高松宮記念が今まで以上に楽しみになってきました!
東海地方にはJRA中京競馬場のほかに、地方競馬の名古屋競馬場(弥富市)と笠松競馬場(岐阜県笠松町)があるので、地方競馬の競馬場もまた見に行ってみたいと思います。
馬券(勝馬投票券)は20歳になってから。20歳未満の馬券購入は競馬法で禁じられています。