鉄道模型館のページ構成を大幅に変更することになり、長らく更新していなかったビギナーさん向けのページを、こちらのブログ本館に移行させることにしました。
長らく更新できませんでしたが、これから週末に週1くらいのペースのシリーズ展開を目標に書いていきたいと思っています。
すでに鉄道模型館で公開済みの第1回を含めて、公開し直すことにしました。今回は、第1回記事を少し加筆修正して再掲します。
鉄道模型は敷居が高いと思ってらっしゃる方も少なくはないかと思います。
いいえ、そんなことは決してありません!
ここでは鉄道模型を始めようかなと思っているビギナーさん向けに鉄道模型のキホンを解説していきます。
今後の公開予定(仮)
【第1章 鉄道模型のABC】
#01 鉄道模型と鉄道玩具(おもちゃ)の違いって? ←イマココ
#03 鉄道模型の楽しみ方
【第2章 Nゲージを始めてみよう】
#04 Nゲージのメーカーたち
#05 Nゲージのレールについて
#06 スターターセットから始めよう!
#07 Nゲージはどこで買うの?
#08 レイアウト(ジオラマ) 基礎編
#09 鉄道コレクションの遊び方
#10 Nゲージのカプラーについて
以下企画中・・・。
鉄道模型のABCを知ろう
鉄道模型をはじめるにあたって、まず”鉄道模型”とはなんぞや?と思う人も多いかと思います。
今回は鉄道模型とは何かを、鉄道玩具(おもちゃ)と比較しながら解説します。
<スポンサードリンク>
鉄道玩具=子供が遊びやすいようにディフォルメ
鉄道玩具で代表的なのは「プラレール」でしょう。
プラレールを鉄道模型だと捉える人は殆どいないはずです。
プラレールを始めとする鉄道玩具のメインターゲットはもちろん小学生以下のお子さんであり、その子どもたちがケガせず遊べるように配慮しなければいけません。
なので尖った部分や細かいパーツが極力出ないように丸くディフォルメされているのが最大の特徴点です。また、投げても壊れないように肉厚のプラボディで頑丈に作られています。
また床下はプラレールの場合2軸車輪のみです。
大きくディフォルメされるため実物とは多少の形状が異なる場合がほとんどですが、実物の雰囲気を壊さないように巧みに設計されているのです。
プラレール以外で鉄道おもちゃとされているのには、例えば以下のものがあります。
- ダイソー プチ電車シリーズ
- トレーン Nゲージダイキャストモデル
鉄道模型には「Nゲージ」というジャンルがありますが(詳しくは第2回にて)、トレーンのNゲージというのは模型のNゲージと全く異なる点に注意が必要です。
余談ですが、これら鉄道玩具に鉄道模型の動力等の足回りを入れる改造をして、鉄道模型のレール上で走行できる車両を自作するユーザーもごく少数いらっしゃいます。
自分もダイソーのプチ電車をHOゲージ化しています。
参考:ダイソープチ電車のお手軽HOゲージ化(前編)
参考:ダイソープチ電車のお手軽HOゲージ化(後編)
鉄道模型=極力ディフォルメせずに縮小する
一方の鉄道模型は名の通り「模型」です。
可能な限りディフォルメしないで実物と同じ形状を再現し、細かい別パーツなども採用しています。なので、鉄道模型のメインターゲットはプラレールとは異なりモノの扱い方が理解できる成人の方です。
電車や電気機関車のパンタグラフは昇降し、その多くが金属製であることも特徴です。
電池駆動が主流のおもちゃと違ってコンセントを使う電源駆動であることや、正しい縮尺(スケール)で規格化されているスケールモデルである点も鉄道模型の特徴といえます。
第2回で詳しくお話しますが、鉄道模型にはスケールの企画が複数あり、主に普及しているのは以下のジャンルです。
- Nゲージ
- HOゲージ
- Zゲージ
というわけで鉄道模型と鉄道玩具(おもちゃ)は似て非なるものであるのですね。
■次回はこちら:【鉄道模型をはじめよう!】#02 鉄道模型にはどんなスケールがあるの?
■目次へ戻る(準備中)
★鉄道模型の所有状況は随時更新しています。
★オーディオシステムの構成も随時更新しています。
★何でも聞いてください。
https://peing.net/ja/mc313_8507