【惜別企画連載】ありがとう、鉄道模型。~その2 挫折と苦難のNゲージライフ~

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

現在、鉄道模型との思い出を振り返る連載を書いています。
今回はNゲージライフをはじめて4年目、2015年から2017年の思い出を振り返っていきます。

2015年 一人暮らしの苦難の中で

2015年もまた、前半はNゲージ車両の購入が続き、順調に拡大路線を歩んでいました。非地元車両の購入がこの頃から本格化し、増えていきます。鉄コレ(鉄道コレクション)から京阪大津線の製品ラインナップが次から次へと出てきて、追っていってました。

京阪電車は少しづつ増やしていった

ところが、このあたりから他の趣味のウエイトが大きくなり、鉄道趣味以外の趣味への投資額が上がっていきます。とりわけカメラ沼にハマった僕は、ニコンFマウントだけでなく富士フイルムXマウントなど、他のメーカーのカメラも数を増やしている段階で、鉄道趣味の拡大ペースはいったん落ち着きます。

カメラ沼は鉄道模型を停滞させる一要因に

この年の夏には、一人暮らしを始めます。一人暮らしは最初に思っていたような楽なものではなく、生活費を稼ぐために仕事を探し、1日中働き、日々の家事を自らこなさねばならず、稼いだ稼ぎも生活費に溶け・・・といった感じでなかなか趣味に投じる余裕がなかったのです。カメラ趣味のウエイトが更に大きくなったことで、一人暮らしをはじめてから2016年半ばまでの間、鉄道模型趣味はストップしました。

2016年前半 鉄道模型カフェとの邂逅

2016年に入ってすぐ、分割式レイアウトの構想を立てることになり準備をしたものの、資金不足で凍結に至りました。この年に入っても鉄道模型の趣味は停滞状態が続いている中で、TOMIXが313系を初リリース。313系5000番台を手持ちに加えました。

当時一宮市に住んでいた僕にとって、最も大きかった発見は、「鉄道模型カフェ浪漫」さんというお店との出会いでした。一宮の中心部に巨大レイアウトを構え、”駅長”の名で愛されるオーナー様や常連客とのトークも楽しめる、まさに天国のような場所だったのです。

浪漫さんでの一コマ

僕はこの年の6月をもって一宮市を去りましたが、一宮から去った後も定期的に通い、鉄道模型ライフを楽しむための一大拠点となりました。

浪漫さんでの一コマ

2016年後半 鉄道模型販売店スタッフとして

7月に転居したのち、9月から名古屋市内のとある模型店で勤務することになりました。その模型店は、鉄道模型も取り扱っていたので、まさに“趣味=仕事”の状態に。これまでの趣味で知り得たことを仕事に活かすことができ、逆により鉄道模型の業界や世界について知り得る機会にも繋がりました。

模型店の経営はなかなか順風満帆とは行かず行き詰まる場面もありましたが、それでも模型の世界に打ち込み、鉄道模型の趣味を再拡大するきっかけにもなっていきます。

社割も使って中古模型などを買い始めるようになり、少しづつではありますが車両が増えていっただけでなく、自宅レイアウトの構想が再度頭に出てくるようになりました。

その一方で北海道や四国へ乗り鉄旅をし、これが縁ということで今まで買ってこなかったエリアの車両を少しづつ増やしていくことに。華やかな車両を買うことはなかったものの、着実に車両は増えていきます。

旧留萌本線増毛駅(廃線前)
予土線

乗り鉄旅は、模型集めのインスピレーションを高める存在だった

2017年前半 「天職」は長く続かないけれど

2017年に入ると新製品の購入も本格的に再開。このあたりからTOMIXやグリーンマックスが”限定品”商法を頻繁に打つようになり、いくつか買い求めました。500系「TYPE EVA」がその先陣を切った形です。

模型店スタッフとしては所属店舗だけでなく周辺の他店への応援も多く、人生で初めて正月三が日すべてを仕事に捧げました。
しかし、春に悲劇は訪れますーー。

通勤時のストレスなどで精神状態が悪化。近場の工場に職を移し、模型店の仕事をやめることになったのです。1年も携われなかったことは非常に残念ではありますが、腹に背は変えられない思いで仕事は降りました。

仕事は降りても趣味としてのNゲージ道は続きます。ついにTOMIXから313系8000番台などが登場し、発売日に購入すると、「浪漫」さんへ一番乗りで走り初めをしてきたものです。

自作室内灯の研究をこの頃始めました

2017年後半 夢はここからひろがる!

2017年も半ばの6月末、TOMIXから「E233系 車載カメラセット」が出ました。前から憧れていた運転士目線で楽しめるのをずっと心待ちにしていて、スマホもこのために新調もしたくらいです。

しかし発売日に入手して早速試してみると、全然接続が安定しない有様。せっかく3万も出したのに、僕の運転士目線でNゲージを楽しむ夢は、終わったかのように見えました。

そんな中、上海問屋で販売されていた「コミカム」というおもちゃ用アクションカメラを発見。これなら本体価格6,480円だし、と思い買ってみたんです。

上海問屋のコミカム

これが大当たり!
このコミカムの購入をきっかけに、レンタルレイアウトの楽しみ方が倍増し、全国各地のいろいろなレンタルレイアウトに足を運ぶようになりました。

それだけではありません。自宅の押入にレイアウトを作ってしまおうという「押入レイアウト」プロジェクトも開始。時折レイアウト製作や車両製作も楽しむようになったのです。

押入レイアウトでレイアウトづくりの楽しさを得る

加えて、このあたりから当ブログの鉄道模型新製品のレビュー記事が少しづつヒットするようになり、ブログのアクセス数が右肩上がりで増加。僕も記事の書き方を全体的に見直しましたし、ブログが発展する礎となっていくのです。そういう意味でも、当時は鉄道模型無しに僕のことは語れない状況でした。


そんなこんなで、いろいろな挫折もありつつも鉄道模型の楽しみ方を徐々に広げ、多方面からNゲージの世界にチャレンジしてきました。2018年以降は、その路線が更に別の路線を開拓することになるのですが、それは次回の話にしたいと思います。 みず

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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