超簡単!な自作電源タップを作る!

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今月はついに、てつぱら!ブログ5周年の月です。一人暮らしを始めてからなんだかんだで4年が経ちました。

2019年は折り返し地点。下半期は予約Nゲージが続々と来ていて、金欠モード全開です・・・(笑)

ついに逼迫・・・

住んでいる集合住宅のコンセントが以前から不足気味で、天井の引掛シーリングから電源を引いたり、市販の電源タップを使うなどして凌いでいましたが、オーディオシステムが一気に2つ分生えたことで、電源がついに逼迫状態となってしまいました。

市販のタップをまた追加で買っても良いのですが、オーディオシステム2号導入時にイトケンさんから壁用コンセントを使った電源タップの作り方を教えていただけたので、電源タップの自作をしてみることにしました。

 

電源タップの自作はノーマルのものではコストやサイズ的にメリットが少なく一般的ではないのですが、オーディオ機器ではコンセントの種類により音の出方が変わってくるので、オーディオを趣味にしている人にとっては、定番中の定番なDIYネタとなっています。

 

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用意するもの

今回は初自作ということと、コンセントの口数を増やすためなので、オーディオ用ではなくノーマル仕様で作ってみることにします。

■コンセント

これがないと始まりません。ホームセンターでは最大手のパナソニックをはじめ、東芝製品もあります。その他JIS規格では明工社、海外規格ではアメリカン電機などがよく知られるメーカーです。

ホムセンで買えるのはノーマルグレードですが、通販やオーディオ店などで“ホスピタルグレード”という医療用コンセントが買えます。差込口の強度が強くなっていて音が良くなることでオーディオマニアでは有名。パナソニックWN1318Kは定番。

■コンセントボックス

コンセントを入れるためのボックスで、ホームセンターで買えます。樹脂製と金属のものがありますが、防振性などの面で音質的には金属製のほうが優れています。

コードを入れる口が片側と両側のものがあり、これらを組み合わせると延長が可能です。

■コンセントプラグ

電源タップの大本のオスプラグです。こちらも“ホスピタルグレード”のものが存在します。

■電源コード

電源コードは様々な種類があり、ホムセンではダイヤフラムケーブルなどが買えます。オーディオ用ではベルデンやフジクラのケーブルが有名所です。

撚り線のものと単線のものがあります。

プラグが予め付いているコードも存在し、プラグを付ける手間が減ります。

■VVF線などの単線ケーブル

コンセントを複数繋ぐとき、コンセント同士を結ぶ橋渡し役を担います。

パナソニックのコンセントの場合はΦ1.6またはΦ2が使用できます。もちろん、電源コードとして使うのもありだと思います。

***

その他、コンセントボックスへのホコリ侵入を防ぐ処置が必要なので、各自やりやすい材料と方法で行ってください。

3口タップを作る

今回はノーマルグレードで作りますので、ホームセンターで必要部材を買ってきました。口数の増加を優先して、コンセントは3口とします。

  • Panasonic WN1503
  • Panasonicの3口用プレート
  • 未来工業コンセントボックス・・・両だしタイプなので将来の延長にも対応。
  • ダイソーの70cm延長コード・・・プラグ&コードの中で最安(税抜¥100)

今回の記事で取り上げている電源タップを自作する作業はすべて電気工事士の資格不要でどなたでもできる作業です。

壁コンセントの交換などは電気工事士の資格が要りますので、無資格の方はやり方が分かっていても触ってはいけません。

また、自作した電源タップを頒布・販売する場合は役所への届出が必要なのでご注意ください。自分で使用する分には届出は不要です。

電源タップは100Vの電源を扱うものですので、作業手順を一歩でも間違うと火災や感電などの死亡事故に発展します。当記事の解説を参考に電源タップを作られて、損害を負われたとしても、当ブログおよび管理人は責任を負いませんので、自己責任のもと制作ください。

不安な方は、既成品をオススメします。

■作り方

①ダイソーの延長コードを途中でカットします。好みの長さでOK。

②切断したコードのオスプラグの方を被覆を剥ぎます。真ん中を切り込んでおくとやりやすいです。剥ぐと撚り線が出てくるはずです。

③撚り線はそのままではコンセントに差し込めないので、撚り線の単線化が必要です。やり方は、2つ。

  1. ハンダ上げする・・・ハンダを撚り線に塗る方法。簡単ではあるが経年劣化と発熱に弱く一般的ではない。
  2. 圧着する・・・圧着工具を使い、専用の端子を付ける方法。安定性とコストは上がるが、それでも圧着工具は1000〜2000円で、端子も安いことからこちらが一般的なやり方。

あとで圧着にリニューアルすればええやと思い、今回は暫定的にハンダ上げを採用します。

④コンセント裏側の穴に差し込みます。コンセントには極性がありますが、ダイソーのケーブルは極性がわからないので、あまり気にしなくても良いかと思います。

⑤コンセントボックスへ取り付けます。止めネジは未来工業の製品だと、コンセントボックスに付属しています。これを止めます。

プレートを取り付けて完成です。テスターや扇風機で動作チェックします。

7連に延長!

オーディオシステム2号を導入した際に壁コンセントを交換いただいたのですが、それで余剰になった2口コンセント(Panasonic WN1302)を使用して電源タップを延長します。

そこでコンセントボックスを2つ追加して、VVFケーブルを購入しました。

■コンセントとコンセントを繋ぐ

VVFケーブルはコンセント同士を結ぶ目的です。ケーブルを剥ぐと白と黒のケーブル、さらにそれを剥ぐと単線の電線が出現。白い方はコンセントの”W”同士、黒い方は”W”とは反対側同士で差し込みます。

■コンセントボックスの連結

コンセントボックスの連結部分は未来工業ですと3種類ほど径の大きさがあり、これらを組み合わせることでボックスの延長が可能となっています。

■完成!

7連の自作電源タップとなりました。これで、100円ショップで買った安物の電源タップが2個不要となり、まだ一口分の余裕あります。

ノーマルグレードなのもあってか、音的にはそれほど差はないように思いました。

満足したけど満足していない

ということで、初めての電源タップ自作はうまくいきました。完成したタップを見て満足してましたが、でもそこには全然満足できていない自分もいました。

まず電源コードが100円の安物なので交換してみたいですし、ホスピタルグレードのコンセントとプラグも試してみたいし、もう一部屋用にもう1セット作ってみたいなといろいろ考えています。

 

でも、その前に壁コンセントの再交換(3口→ホスピタル3P2口)を依頼するかなぁ・・・

 


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