この4連休、名鉄百貨店で中古カメラの祭典「第3回名鉄クラシックカメラバーゲン」が開催されました。丸栄時代から続いているイベントで、ニコンからライカまで、中古カメラが一同にズラリ。初日に突撃して、バーゲンの様子を見てきました。果たしてその戦果は!?
恒例の中古カメライベントが今回も開催
皆さんは、イレギュラーで発生した4連休をいかがお過ごしだったでしょうか?僕は実は水曜日が臨時休業日で5連休でした。疲れを取るつもりが、いろいろ遊びまくってめっちゃ疲れた状態で月曜の出勤でした。アハハ・・・。
さて、この4連休、名鉄百貨店で「第3回名鉄クラシックカメラバーゲン」が開催されました。
今はなき丸栄で開催されていたNCP主催の定番イベント「中古カメラ・用品大バーゲン」の後継イベントの一つで、現在は時期や規模に応じて名鉄と松坂屋を使い分けしながら年3~4回開催されています。
今年もまず4月に開催され(行きませんでしたが)、それに続く今年2回めの中古カメラバーゲンが、今回の名鉄クラシックカメラバーゲンです。
名鉄での前回(第2回・2019年11月末~12月頭)は美術サロンでのこじんまりとした規模でしたが、今回は本店7階の大催事場を使用し、かつての丸栄とほぼ同規模です。
今回は連休中でのスタートということで、カメラバーゲンとしては久々に初日に参戦してきました。
今回は活況
カメラバーゲンに出店している某ショップの方によれば、前回はコロナ禍真っ只中で緊急事態宣言が出る直前だったということで、閑散としていたようです。
今回は、その反動もあってか比較的賑わっていたかのようです。ただ、丸栄時代の初日よりはかなり落ち着いています。これまでと違うのは、それまでの常連だった中高年の方がかなり減り、バイヤーが見るからに増えてる点です。スマホやタブレット片手にヤフオク相場とにらめっこしながら品定めする人がどれほどいたことか。ちょっと前まではチャイニーズバイヤーが目立ってたのですが、最近は日本人の転売ヤーがえらく増えたなと言う印象を受けます。メルカリに高値で売るつもりなんでしょうかね、売れないのに。
店の人もバイヤーが買ってくれないと掃けないのか、積極的に売ってる印象を今回は強く感じました。”転売塾”に引っかかる人もアレですが、今のカメラバーゲンはバイヤーありきのイベントなのも確か。バイヤーがいなければ鉄道模型展と同じく、丸栄閉店とともに存在が消滅してたかも。まぁ、総理と政府が国民にそっぽを向いてるようでは情弱相手のバイヤービジネスの根絶は無理でしょうね・・・。
あと、初日にも関わらずテレビの取材を全く見なかったのは、やはりコロナの影響だからでしょうか?
店の顔ぶれはいつものメンツですが、イトウカメラは出店しておらず、規模的には丸栄の歳末くらいでした。
戦利品
どうせ買うもんないだろ、と5,000円の予算立てで行ったはずなのに、予算の3倍以上の散財となってしまいました(笑)
今回はFマウントのレンズを2つ生やしました。
①TAMRON 19-35mm F3.5-4.5
ハットリカメラの訳ありで10,000円で出ていた広角ズーム。これまでの最広角がずっと24mmだったので、これよりもワイドな広角レンズが前から欲しいと思ってました。
さして安いわけでもないので悩んだのですが、ボディも綺麗だし買ってあげることに。マウントアダプターを通して(ソニーNEXやフジXマウント機のような)APS-Cミラーレスでも使いやすい画角ではないでしょうか。
φ77のキヤノン製フィルターは愛好堂で700円でした。
②Nikon Ai AF 50mm F1.8S
大塚商会で6,000円でゲットした純正ニッコール。50mm F1.8という、どスタンダードなレンズですが、Ai AF時代の50mmは持ってなかったので買いました。ボディも光学系も綺麗です。
φ55のフィルターはヤマゲンで100円のケンコーの普通のプロテクターです。
D610で試写した感じでは、やや暗めのシックなトーンでAF-Sタイプと比べて違う味だな、という印象を受けました。すでに持っているAi 50mm F1.8SやAF-S 50mm F1.8Gと撮り比べてみたいな、と思ってます。
まだ今年はあと2回ある
そんなNCP主催の中古カメラバーゲンですが、店の方から聞いたところ、今年は秋にあと2回開催予定だそうです。
現時点では、9月は松坂屋、11月は名鉄とのことで、秋の開催スケジュールは去年とほぼ同じことから、9月の松坂屋は比較的大規模(イトウカメラも出店?)にやって、11月の名鉄は去年同様、美術サロン等での小規模な開催になるのかな、と個人的には予想しています。
コロナで予定通り開催されるかは不透明ではありますが、開催が決まれば、また行きたいと思っています。