3年半ぶりの開催!小牧基地オープンベースに行って感じたこと

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。
先週末、航空自衛隊小牧基地でオープンベースが開催!3年半ぶりとなった今回はブルーインパルスだけでなく地上展示もワクワクする内容だったので写真とともに振り返ります。

オープンベースは3年半ぶりの開催

3月5日(日)、県営名古屋空港に隣接した航空自衛隊小牧基地で小牧基地オープンベース(航空祭)が開催されました。小牧基地でのオープンベースは2019年11月以来で3年半ぶりの開催になりました。

2019年は3月と11月の2回開催で、僕は秋は行きませんでしたが3月のときはブルーインパルスを撮影しに行きました。

今回のオープンベースは開催時間が短縮にはなりましたが、入場制限は無いし、ブルーインパルスの展示飛行も無事決まったので、僕としても楽しみにしていたイベントです。
去年サンニッパを買ってから航空写真も撮りたいと思うようになってきたので、今回も撮影目的で行ってきました。ニコンZ6とサンニッパ、地上展示撮影用の24-70mmマイクロ105mm、そしてテレコンを持参しました。

豪華メンツの地上展示

8時前の時点ですでに開放されており、正門から入っても待ち時間無しで入ることができました。

小牧基地は輸送機の拠点なので地上展示もこれまでならさほど大きいものではないのですが、今回の地上展示は大型機や外来機が充実していました。

大型機が並ぶ地上展示エリア

一番の目玉は、やはり政府専用機でしょう。政府専用機は天皇陛下や総理大臣など日本の国賓が公務の際に搭乗する航空機で、航空自衛隊が管理運用する機体です。普段は北海道の千歳基地で整備されています。
政府専用機はボーイング777を採用したこともあり、かなり大型の機体でとても目立ちます。政府専用機が航空祭の場で一般公開されるのは、かなり珍しいとのことです。

政府専用機

小牧基地所属の輸送機C-130HやKC-767は機内展示も行われました。

C-130Hの内部

ブルーインパルスはあいにくの曇り空で・・・

展示飛行は輸送機やを中心とした内容で、あいにくの曇り空でしたが多くの来場者がカメラを向けていていました。KC-767の空中給油の模擬展示やC-130Hの新旧塗装による3機編隊飛行なども見られました。

救難ヘリの飛行展示、愛知県警による警察犬を用いた救難活動の模擬なども予定通り実施されました。

そしてトリのブルーインパルスは予定通りフライトを開始。途中防災ヘリ出動に伴うミッションストップはあったものの、キューピットとサクラが披露されました。あいにくの曇り空でしたが、見事なフライトを見せてくれたと感じます。
春日井側の市民団体の反発が強く春日井市上空を飛行できないために春日井市に入る手前でターンする、通称”春日井ターン”が今回も見られました。

地上展示中のブルーインパルス用T-4
比較的前の方に入れたので搭乗シーンが見られた
酸素マスクを装填し、いざ出発!
あいにくの曇り空だったが展示飛行は大盛況

人、人、人・・・

一般開放エリア内は、とにかく人だらけ。8時の時点ではまだ落ち着いていたものの、8時半を過ぎるあたりから急激に人が増えだし、ブルーインパルス展示飛行のタイミングではアスファルトが見えないくらいの人混み。地上展示機の機内展示も8時の段階で1時間待ち…。

小牧基地の中だけでなく、最寄り駅の名鉄小牧線牛山駅の混雑ぶりも激しく、ピーク時は基地に入るまでに1~2時間を要した模様。

NHKは約4万人が来場したと報道しています。僕の感覚ではざっと2019年3月開催のときと比べて最低でも1.5倍はいただろう、という感じです。コロナ禍どこ行った??

今回のオープンベースでは会場アクセスに大きな課題を残したといえます。小牧線は今回も特別ダイヤでの増発を行ったほか、小牧駅・JR勝川駅からのシャトルバスを15分間隔で運行することでアクセスを確保し、さらにはブルーインパルス展示飛行をライブ配信して過剰来場の抑制を図ったはずが、想定を上回る来場者が来てしまったのです。

シャトルバスは名鉄バス(小牧系統は一宮営業所、勝川系統は春日井営業所)から車両を借りたのですが、借りた台数が最小限すぎて太刀打ちできなかったようです。
とくに勝川駅からのシャトルバスは2時間以上の待ち時間ができブルーインパルスを見られなかった人もかなりいたみたいです。もっと多くの台数を名鉄バスや他バス会社からも借りるべきだったと思います。

名鉄小牧線も牛山駅が最低限の設備の駅であることから電車が到着してもホーム上の混雑のためにすぐドアを開けられないほどだったとのこと。牛山で長時間停車前提の臨時ダイヤを組んだため大幅に遅延するまでは無かったようですが、名鉄は前後の間内駅や春日井駅の利用をアナウンスしていたらしい。

短時間にしたのが仇に?

今回のオープンベースはコロナ前よりも規模を縮小して、展示飛行も午前のみ、ブルーインパルスはライブ配信するなどで来客者が過剰になることを避けたと思われますが、短時間の開催となっただけあってその時間帯に来場者が集中し分散ができなかったことで逆に仇になってしまったかたちです。

加えて短時間のプログラムとなったことで遠方の人が即日帰宅できるようになり遠距離からの来場がしやすくなったことも来場者が膨れ上がった要因でしょう。

ただ僕的には短時間のプログラムはアリだと感じます。飛行展示を追うのに長すぎず短すぎず。自分の体にもカメラバッテリーにも負担が少なく優しいのです。Z6もなんとか予備無しでバッテリーが持ちました。

それに午後がフリーになるのでスケジュールが組みやすいのもありがたいです。僕も午後は大須に行きたかったのですが、ちゃんと両立できました(ただしハードスケジュールで身体はヘビーでしたが・・・)

もうちょっとシャトルバスを増やすなりしてアクセス難が改善できればもっと楽しめるオープンベースになるはず。来年の開催は今年より良くなってほしいなと思います。

最後にもうひとつ。基地ではレジャーシート禁止であったにも関わらずレジャーシートを敷いている来場者が残念ながら多数。
さらに前列なのに椅子に乗って後ろの来場者達の視界を防ぐ撮影者も残念ながら多数。
ファンを名乗るなら最低限のマナーは守ってほしいですね・・・。

(おわり)

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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