Chromebookは「安くて早くて旨い」超手軽コンピューター!?(後編)

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

前回記事ではASUSのChromebook「Chromebook Flip C434TA」を手に入れるまでを書きました。後編では、C434TAやChromeOSの使い心地をレポしていきます。

C434TAは安さを感じない上品なフリップノート

ASUS Chromebook Flip C434TAは新品定価6万円台と比較的安価(Chromebookとしてはそこまでだが)なモデルですが、ボディはアルミ素材で、作りの妥協感を全く感じません。

天板はフルアルミ。質感は良好

ただしその分、重量1.45kgとタブレットモードになるPCとしては重めです。スペックの割に本体サイズがコンパクトなだけに、持ってみると”いろいろと詰まっている感じ”がします。

2in1はモニター側にCPUやマザーボードなどを搭載したキーボード脱着できるものが多いなか、C434TAはヒンジが360度回転するフリップタイプなのでキーボード部にマザーボードが入るオーソドックスな作り。フリップは重量面のデメリットはあれど、PCモード時の安定性に優れていますし、スタンド無しで好きな角度で立てておけるので動画鑑賞にも使いやすいのです。

立てたときの安定性がいい

キーボードはまずまずといったところで、若干打鍵感のゆるさはあるもののクリック感は悪くなく、MacBookやThinkPadには及ばないものの、Surfaceシリーズのそれを凌いでいます。タイピングもスムーズにできます。

USB-Cが2口とUSB-Aが1口、マイクロSDスロットも装備で接続端子もミドルクラスとして充実。普通のモバイルノートとも引けを取らない設計になっています。

内部スペックは、第8世代のCore m3-8100YにRAM4GB、ストレージ32GBの組み合わせとプライスカードには書いてありましたが、実際はRAMは8GB搭載されていました。

全体的な操作はほぼ引っかかりなく動作してくれるものの、スリープ解除後にタッチ操作を正常に受け付けなくなったり、勝手に再起動したりとOSの挙動が安定しません。Chromebookの中ではスペックも悪くないほうですし、OSの完成度が低くて足を引っ張る構図??
起動が早いメリットはあるので、都度シャットダウンする運用のほうが楽ですね。

フル機能版Chromeが大活躍!

ChromeOSの初期セットアップはWi-Fiに繋いでGoogleアカウントにログインするだけ。Androidをセットアップするのと同じ要領で進められ、すぐ使えるようになります。Chromeの同期も自動でやってくれます。

ChromeブラウザはWindows・Mac同様のフル機能版で、Googleウェブストアを経由して拡張機能を使用できます。タブレットモードでも拡張機能を活かしたままブラウジングが可能な部分が、Androidタブレットに比べて優位ポイントなんです。
Androidでは設定の面倒なYouTubeやTwitter(X)も一発で快適環境になれます。

Chromeがここまで”使える”ブラウザになっているのは、ChromeOSだけやないでしょうか?
(WindowsとMacではMicrosoft Edgeがメインなんです、僕)

課題の多いAndroidアプリ

Android Play対応ですがChromeOSでインストールできないアプリも多く、動かせるのは7割くらいでしょうか。
「Microsoft edge」などメジャーどころでも使えないのが多々。「tenki.jp」など、インストールはできても操作を受け付けず使えないアプリもあります。使えるアプリも安定性がAndroidネイティブよりも劣る感じです。

Androidアプリ対応でChrome以外のアプリも使用できる
Apple Musicは使うことができた。楽曲コントロールも可能

APKインストールもそのままでは受け付けず、Linux開発環境を導入する必要があります。ストレージが32GBとかなり少ないので入れてませんが、Linux向けのアプリや(wineを使って)Windowsソフトをインストールすることも可能。今回Linux環境&APKインストールはAndroid版Adguardだけにとどめておくことにしました。

もうちょっとストレージが欲しい

ChromeOSはMicrosoft Officeやオフラインでの需要が高い日本では教育現場以外ではあまり普及しているわけではなさそうですが、高スペックを大きく必要としないがゆえの低価格を武器に、いつものグーグルパワーでじわじわとシェアを伸ばしてくるのは間違いないでしょう。

かつてはChromeブラウザ以外に使い所がなかったものの、Linux環境が充実して自由度が上がっています。実用性は改善していると思います。

ただ、それゆえにもう少し内蔵ストレージを増やしてほしいな、と。内蔵ストレージが増えればアプリも多く入れられるようになってもっと使いやすくなるので。SSD256GBくらいは個人的に欲しいです。

サブマシンとしてはもちろんのこと、ブログライティングなど幅広い用途で使えるChromebookは、新たな戦力として活躍してくれるでしょう。 みず

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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